アイドル学校第9話「過去」
あかね「方法って…?」
あやか「まあ私に任せて!」
あやかはあかねの腕を強くグイッと引っ張った。
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あやか「ももな、こっち来て」
ももな「うわー!あやかちゃんじゃないですかー!どうしましたー?」
あやか(語尾伸ばさないと死ぬのかよ…!?)
あやか「ももな、あかねから聞いたんだけど、階段から突き落としたの?」
ももな「えー!誤解ですよー!私が階段降りてたら、あかねちゃんに私の手が「「「偶然」」」当たっちゃってー」
あやか「偶然って何よ!責任を持ちなさいよ!」
ももな(´⊙ω⊙`)
あやか「…って、ごめんごめん。つい、性格が出ちゃって」
あやかの目は笑っていない
ももな「違うんでs」
あやか「もういいよ。嘘つかなくてさ。」
しばらく二人は黙っている。
ももな「私って、今まで全然人気なかったんですよ。知ってます?」
あやか「うん。続きは?」
ももな「子役やってて。でも、いっつもいろんな人に役取られていつも悪役ばっかり。」
あやか「そっか。」
ももな「世間からの印象も最悪でさ。子役の時の名前はももだったけど、変えたんだ。」
あやか「だからたまには主役になりたかったと?」
ももな「そうなの…」
あやか「きついこと言っちゃうけどさ、多分芸能界向いてないと思うの。ももなってさ、世間の反応とかすっごい気になるタイプでしょ。」
ももな「わたし…決めた!アイドルもうやめる!」
あやかはにぱっと笑った。
あやか「無理しないでね!」
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