オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー武将kamenriderbusho 第参章 狐兵、共に。
さきたま古墳群での事件から数日、警戒を怠ることはなかったが、武怪が現れることはなかった。そして、”3人がその脅威を忘れ去ろうとした時”、事態は急変する。
「ハァ、疲れた。今日は早弁しちゃお」
華澄は、今日は珍しく早弁をしようと、校庭の砂山の上に座った。ここが1番落ち着くのである。
―と、そこで、華澄は口をなにかに閉められて失神し、連れ去られてしまった。
「あれ、千羽さん、先に帰っちゃったのかなぁ。」
放課後。何も知らない頼靖は、そう考えたが、一応嫌気が差したので、探してみることにした。
案の定、何も見つからないのか―、と思った春夏、砂山に華澄の弁当箱を見つけた。
「これは、千羽さんのー。」
近くに何者かが連れ去ったらしい足跡があったので辿ってみると、高崎城跡についた。
(高崎城、高崎、高崎―、和田城、箕輪―、そうか!)
頼靖は、”ある仮説”が浮かび、すぐさまその本丸へ向かった。
やっぱりな。
そこにいたのは、赤鬼の武怪と、華澄だった。
頼靖が考えた仮説。それは、高崎城の前身・和田城に遡る。関白・豊臣秀吉の名により、主君・徳川家康より上野・箕輪を与えられたある武将がいた。その武将は、武道に長け、勇猛で赤い具足を着、そして、箕輪から和田に本拠地を変えるときに「和田城」を『高崎城』と解消した。その武将こそ、「井伊の赤鬼」・井伊直政である。
「千羽さんを返せ!!」
そう叫ぶやいなや、頼靖は変身するが、攻撃する前に、謎の太い触手のようなものに振り払われてしまった。変身は解除され、頼靖は、もうすでに瀕死状態。そこに、止めの毒牙が突き刺さろうとした瞬間―。
「フッ!!」
ダァン!!
周囲に銃声が響き渡った。
謎の鐘の音も聞こえている。
頼靖は、虚ろな目をそちらに向けた。
magnum boost grandvictory
視界に、先が赤い白いマフラーのようなものをつけた、赤と白のライダーが見える。
「フッ、さぁ、ここからが、ハイライトだ。」
そう言うと、白いアイテムをベルトに挿し込む。
mark ix
set ignition
ribolb on
dyinamite boost GEATS IX
redy fight!!
そう、そのライダーこそ、我らがスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ、浮世英寿 こと、神と化した仮面ライダーギーツその人だったのである。
次章もお楽しみに!!
このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
>>1
ギーツⅨの変身音のスペル違うよ
正しくは「Dynamite Boost GEATS Ⅸ READY FIGHT!」
>>5
いえいえ!俺も仮面ライダー大好きなんでw
またお話しましょう!ギーツは全話見ました!
>>9
俺も重度のライダーオタクだよw
友達からのあだ名「歩くライダー図鑑」だから
(これの由来分かったらすごい!)
Mark Ⅸ
SET IGNITION
REVOLV ON
DYNAMITE BOOST
GEATS Ⅸ
READY FIGHT!!