アニメ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』はおもしろい?つまらない?


青いね。俺tueeeしながら安っぽい戦闘とお涙頂戴するダラダラ糞ステマアニメ『葬送のフリーレン』よりかは面白そうですねえ。
BLEACHですら、おさらい?放送してたのにね
(時系列めちゃくちゃだったけど…
とりまサタンの息子って事が
皆にバレた後だとは思う。
(こんな記憶で見て楽しめるか不安だ…
え?まだやんのこれ?
2期何年前よ???
くだらんジャンプ作品やるぐらいなら昔の名作ドラマの再放送してくれよ。
なんか青い火を使いこなす訓練をしてたのと、クラスメイトとの関係が良好になったことは覚えてる
会話は上手いし社会形成もしっかりしてるし、バトルも悪くない
割とみんなキャラ立ってて好きな部類
でも熱量はほぼゼロまで下がってるから再放送してくれてたらよかったのにと思う
えらく古い漫画の久し振りのアニメ化。もう、粗筋も忘れたわ。なんだか他にも延々と異世界へ遠征する隊の選抜戦を繰り返している漫画原作アニメがあったけど、なんだっけ?
2話目で一応今期の指標が出た回だった。
主人公グループは何か別の事してたけど
神父親父の声が平田広明さんに変わってた
やっぱ藤原啓治さんはもういないんだな…涙
終わり際にまた諏訪部順一さん出てたけど
あの人、丸顔のキャラ似合わないな…
1期は楽しめたけど以降はテンポ悪すぎでなー、何期目だよこれ、ガキのイチャイチャごっこおもんないぞ。さっさとサンタ始末しろよ。
そのうち分かるから説明しないっていう展開、実際には説明しない彼らはダメな大人でしかないと思う
話したところで解決されないのだから知らないうちは説明してわざわざ問題を意識させても仕方がない、という判断は理解できる
でも意識して知りたがっていることは教えるのが当然だと思う、どう考えても知る権利がある
内緒にするのは誰のためなの?面倒が増える自分かわいさじゃないの?
少年誌くらいしか通用しない謎の理屈
やっぱ基本的な心理描写はすげー上手いんだよな、キャラが劇中でめっちゃ生きてる
一貫性も極めて高い、会話劇でもムダに感じるシーンがほぼない
凄いだけに惜しいところが目立つ、いや説明が必要なレベルで大半の人は気付いていない気がするが
長期分断されて放送されたり、何か所々でマジもったいないなほんと
1期1話を見た時、主人公があまりに馬鹿で付いていけなくて切った
それを忘れて2期1話を見て主人公があまりに馬鹿で切った
すっかり忘れて今期1話を見て主人公があまりに馬鹿で1話途中切りして
毎回忘れる自分が一番馬鹿かもと自分に呆れた
三角関係、要らない。
しえみちゃん嫌いじゃないけど、カマトトぶりっ子で中身幼すぎて、取り合われる程の魅力は感じない。
普通にどちらかと付き合うのは構わないけど、三角関係のごちゃごちゃ見るの面倒くさい。
ついでにいうと全キャラに対して、恋愛部分を想像したくなるほどの興味は無いから、全体に恋愛無しでさっさとバトル進めてほしい。
最初は見てたけど着物ちゃんの意味不明な持ち上げが始まってから見なくなったなあ。
これ今も需要あるの?
正体隠してましたってやつ多くない青エクwww
志摩とかアニメ勢では、え?スパイだったの?ってなるよwww
>>25
アニメの志摩はスパイとして有能だな
今回の志摩の言動おかし過ぎるだろ
・・・と思いつつ、このアニメって全体的にそんな感じだっけ?特に主人公とか
とか思ってたらまさかのスパイかよ
今回の言動は確かに低レベルなスパイであれば一応納得するわ
いづもがあの関係者ならスパイに行動させてわざわざばらす必要なくね?
しかもあんな風に
妹を使えば幾らでも言う事を聞くんだろうし
スパイがメフィストのスパイを確認しておきたかったとかだったとしても悪手だろ
2重スパイではないと印象付けるためだったとしてもあんなやり方は普通はイルミナティ側がさせんわ
相変わらず雑い
なんか見せたい場面や読者を驚かせるために真っ当に考えるとおかしな事を切り貼りしてストーリー作って来るね
悪役キャラをわざわざ酷い見た目にして何も考えずにひたすら下種にするのも
勧善懲悪の方が楽だし分かり易くて読者の後味も悪くさせないとか言うんだろうけど、
キャラクターが薄っぺらくて魅力なしになるだけで作品の魅力も下がるんだよな
まぁ、読者層の年齢関係なしにジャンプ系の読者はそう言うのを好むのかもしれないけど・・・
>>27
シマがスパイだと明かす流れになったのは
シマ手動でなく人形くんのせいじゃない?
メフィストが炙り出したと考えるべきかも
出雲ちゃんに言うこと聞かせられるかは
メフィストの監視がある事を考えると
コンタクト取るのも難しそうな気がする。
当初の約束を反故にしてるのもあるから
出雲ちゃんから連絡取るとも思えないし
イルミナティ的には宣戦布告のついでに
出雲ちゃんさえ回収できりゃいい訳だから
シマにスパイ続けさせる意味もないのかも
ま、全部憶測だけどね。
ふだん実力隠してる天才様が、余裕ぶって露悪的に振る舞っておいて、「あー、仲間にホントのこといえない俺つれーわー」なスパイごっこ気取るのは、ほんと寒いなあ
このカス野郎、このあともずっとヘラヘラしっぱなしだし
せめて最後に無様に死んでくればマシなんだが、原作者に気に入られてるっぽいからなあ
>>29
本当だよね
仮に2重スパイだったとしても今までの事が全部茶番になる悪手でしかない
個人的に悪いのは作者だと思ってるけど
作品だけでなくOPもEDもゴミだな
本当のボク
学級日誌
とかで始まる歌詞がダサ過ぎて作品の古臭さと相まってもう…
クセにならない納豆みたい
今回の騒動に対する出雲の本懐(母の救出)は遂げられず、しかも仲間が1人スパイだったと判明するかたちで減ってる
得たのはいつメンの経験値と、母の愛情に触れて出雲の性格が軟化・協調性が向上したこと、出雲の能力の追加、新キャラの協力者くらい
正直、客観的には少年誌の異能系キャラアニメのど真ん中感が否めないかな、なろうみたいにご都合すぎてないのはプラス評価だけど
今作は古いのもあってか、流行りのダークファンタジー感はあまりない
ビジュの問題が大きいのかな、脚本だけ読んだら割と重めの内容のはずなのに、あまりそう感じないのがもったいない
出雲ちゃん仲間としてもふわっとしてて自分の持ち駒にすら馬鹿にされて意地も通せず助けまでよばさせられるとかきつすぎない?この無様な生き方えらんだ後どうするの?主人公達は仲間浚われてるはずなのに観光気分だし、、
あんな形で九尾が消滅するなら、1000年にも渡って静めて来た理由は何?
ちゃんと見てない俺が悪いのかも知れないが腑に落ちない
ルシファーさんENDってことでfinしとこうぜ
想像以上の茶番でびっくりした、何その公式二重スパイって
情報戦が重要だから秘匿していた→二重スパイと判明してもお咎めなし→なぜなら信じているから
意味がわからなすぎて脳が久々フリーズした
これ私が頭悪いからなのかな、すげー説明ほしいわ
他の作品だったら、存在価値も意義も無いスパイ。
実際、イルミナティ側にも正十字側にも、どんな情報をもたらしたのか全く描かれない。工作も大した効果をもたらすように思えない。今迄も出雲ちゃんにまとわりついて動いてはいたけど、居なくても問題なかった気がする。
居場所が無くてどちらの側にもフラフラ寄っていくけど、どちらにも相手にされず、いつでも始末できるから放置されてるのを、本人だけがスパイ気取りで悦に入ってる、可哀想な人に見える。
ただ、この作品全体がもう破綻してるようなので、キャラ1人どうこうの問題でもないかも。
シーズン1で、兄弟の母親の話がとてもアホみたいだったけど、それがしっかり回収されて、それに伴って弟のコンプレックス、闇堕ち問題が解消されるならいいけれど。
毎回フワッとなんとなく解決?だから、消化不良が溜まってて期待する気になれない。
あまり接点はなかったけどありがとうございました。
その代わり卒業させてくれてどうもありがとうございました。
体に気をつけて。
ごくろうさまでした。
元気でね。
さようなら。
お金になると、延命しつつ、後付けで複雑化させていき、よく分からない内容になって、面倒くささが目立ってくる。程よいところでさっさと終わらせとけばよかったのに。
ほぼ全話視聴
漫画は知らん
1期見てない
2期も見てない
映画も知らん
端的に、設定厨
3期から見た
それまでの話はwikiで確認
おそらく1期あたりは身の丈に合った学園わちゃわちゃモノとして、それなりのバランスを保ち、見られるレベルだったんだろうと予想
2期に関しては、あらすじを確認するに、やたらと仏教キャラや細かな僧の位階設定が出て来た印象で、とにかく堅苦しく抹香臭い空気を感じる
原作者の作品歴を見たら、ちょうど青エク連載開始と同時期に、朝日新聞出版による週刊マンガ日本史シリーズの聖徳太子の巻の担当となり、それが刊行された年でもあった
クライアントからの資料提供はあっただろうけど、それらの資料をかなり読み込んで理解しないと書けないものだったろうから、仏教を厚く信仰し国家安寧のシステムとして導入に前向きだった聖徳太子の時代を咀嚼して理解したであろう原作者が、塩蔵するには勿体無いと、その成果をオリジナル作品で披瀝したいと思ったであろうことは容易に想像できる
なので、これ見よがしの仏教臭い話ばかりで押し通したシーズンだったのかと感じた
個人的には、息苦しくてあんまり見たくはないかな、と思ってしまうが
それでようやく今期の3期だけど、はっきり言うとつまらない、のひと言
実質このシリーズで初めて見ることになった3期1話は、悪魔だのゲヘナだのと、珍妙洒落者紳士のメフィストがのたまう辺り、入間くんじゃん、としか思えなかった
まぁそれだと青エクの方が連載開始早いんであれなんだけど
ただ、金色のガッシュやら、もっと遡れば悪魔くん辺りが源流なんだろうけど、もう明らかに飽き飽きして食傷どころかアレルギーな悪魔召喚・悪魔退治ネタで、これにしがみつく日本サブカルってウルトラオーソドックスの極みだよな、としか思えなかった
まだやんの?しかない
さらに、もう3期という事で、話膨らませて連載延命図りたい原作者と集英社の下心丸出しによる、これまた大手少年誌王道少年漫画の弩テンプレ展開を寸分違わず踏襲する、神話伝説伝承の類の設定の大幅導入で、水膨れインフレ世界観での終わりの見えないウンザリ感を強要
クリエイター、なんですよね!?アナタ!と言いたい
担当編集者っていないの?スクエアって
他の連載作品を見るに、そもそもその程度の雑誌なんだろうけど
期間が空きすぎて何が何だかわからないのはよくないな
京都からそこそこ空いてるし1期は10年前以上だし…
まぁそれでなくとも九尾の狐だ、猫又だ、ヴァチカンだなんだと、手垢まみれの設定やらシステムで新味に乏しいのに、今後の展開でも新鮮味を提供する気が薄いという
1期アニメ化で原作売上激増、ソニーも集英社も調子乗ってゲーム作成、ついでに映画化もいったれ!と息巻くも、それ程伸びずに意気消沈、そのあと2期放送まで4年のブランク、それも芳しくなかったのか、ソニーの熱も醒めたらしく、とうとうA-1 Picturesも制作担当を降り、3期放送も7年後という音沙汰無し
一応、2期放送2年後には新ゲーム発売も予定していたのに散々延期で結局中止
数字悪くて、モチベが下がった故かもしれん
さらに言えば、24年10月放送予定のアニメ4期に合わせて予定していた、その直前の新ゲーム発売も間に合わず、久しぶりに連続2クール設けた気概虚しく、今も鋭意製作中という失態
シナジーは逃げて行った
どうにもソニーが見限ったようにしか思えない気の抜けよう
関わるプロデューサー数の激減も証左かと
ただ、コロナ時の暇つぶし需要インフレが今も続く関係業界の好機到来で、書き入れ時とばかりに手当たり次第にアニメ化原作渉猟という、質なんか二の次、質より量の、粗雑フロンティアスピリットの格好の対象となった、というのが本当のところじゃないかと思う
でなきゃ、こんなにスパン空けないはず
かつて熱を上げたファンダムが、ご祝儀気分で円盤、物販もろもろ買ってくれるかもしれんという期待、さらにここ数年プロパガンダかまびすしい「日本アニメ、スゴイ!」の、嘘も100回言えばホントになる的な、官民こぞっての、GDP押し上げと歳入増とあぶく銭ごっつぁんに誘導しようという、三セク的大本営発表の神通力による、新規おのぼりさんポン引き入店を見込んだ皮算用ありきのアニメ化なんだろうと思う
それくらい内容が陳腐だった
とにかくお涙頂戴のこれでもかのゴリ押し、その演出を間違ってる訳ねぇぞとばかりに後援する仰々しい感動劇伴
嘘臭い友情物語への妄信
家族愛の幻想の押し付け
なんもかんもが白々し過ぎて胃もたれした
特に今期は出雲フィーチャータームだったようだが、この読者人気投票で1位だったらしい高飛車無遠慮傲慢麻呂眉にどうにも共感できず、それを周りが都合良く助けてやるご都合に、虚実皮膜の間は冷戦時の鉄のカーテンの如し、と思えた
今期で最も普遍性のあったシーンは、イルミナティ女性隊員、吉田マリアが、道義心から出雲月雲姉妹を解放しようとするも失敗、命乞いしながら組織服従を再宣誓するも、上役の外道院により無慈悲にエリクサーの人体実験体として弄ばれ、ほぼ即死というくだり
ここのみ
内部通報者が、お前が悪いと袋叩きに遭う
国連やBBCが声を上げないと、政府も司法も大手メディアも見て見ぬ振りの、金のなる木事務所をこしらえたプレデターによる身内男色犯罪
佐川宣寿
と、表向き先進国と自負している、この国の実情に符合するシチュエーションの再現ぶり
なんなら「ちくしょう!お前らなんて助けるんじゃなかったわ!クソが!!」と憤怒憎悪の鬼畜の面構えで、出雲を睨み殺すような表情を吉田マリアにさせれば、よりリアリティがあったよなぁと、ちょっと残念
遠藤さんも期待に応えて演技してくれたはず
あと、ものすごく気になったのが、学園での出雲の親友である朴朔子のキャラデザ
何の悪意?
明らかに表情に乏しくて、幸薄そうで、浅黒くて、貧相
他のモブキャラ女の方が健康的で可愛いって…
自分は日本人だし、別に反日でも親韓でもないけど、このあからさまなデバフって誰得なの?
昨今の、明らかに日本人より韓国人芸能人の方が欧米メディアでチヤホヤされてる事に思うところのある、女原作者の、日本人の方がカワイイっていう願望?
緯度も殆ど変わらんし顔もほぼ同じなのに
もし韓国アニメで同じ事されたら、すげー気分害するんでしょ?ウチら
誰も止めなかったのか?輸出ありきで作ってる現状なのに
まぁ実際の放送内容で気になったのはそれくらい
それ以外だと、とにかく原作者が設定厨だという事
くだんの、歴史マンガ担当で経験した、統治機構理解の有用性への気付きがあったせいか、とにかくカトリック組織、天使・悪魔の種類と位階、騎士の階級や種類、神道と仏教の諸々、とにかく事細かに設定している
久しぶりにwikiを読んでいてウンザリさせられた
これだけ設定しているのは、蒼穹のファフナーや灼熱のシャナくらいか
シャナとは、永遠の厨二感といい、ジョジョ的バディ要素や、設定も学園ものだったりと似通ってるし
ただ、台詞回しがペダンチックでないぶん、まだ青エクの方がイタさは少ないけれど
確かに、アブラメリン魔術書の設定だったり三湖伝説だったりと、あまり聞かない準拠ネタを採り上げて、何かしら工夫を示そうという原作者の気持も感じるが、どのみちアーサー王物語メインのラインで、この先はセカイ系バイオテクノロジーモラルハザードという、もはやこの国の主食とも言えるプロットがデデンと待ち構えているので、正直、日本アカデミー賞の結果くらいどうでもよく、関心が湧いてこない
手塚や大友克洋や庵野で散々こすられまくって、もう穴空いちゃってるってのに
もうプライベートでディグダグやってりゃいいんじゃないか、と
神話、伝説、伝承、そしてそれらに登場するアイコンへの依存により、幾星霜忘却される事なく土着の生活の隅々にまで浸透して来たという権威性へのタダ乗りで、意味深長さの姑息な獲得を図り、その実、オリジナルな部分ではクソ厨二プロットに過ぎないという脆弱性の補完に供する
このスタイルも、ジャパニメーションの創造力枯渇作品の典型そのもの
興味深かったのは、男性原作者に多いこの作風を女性原作者が実践していた事
やり方として、マッチョな権威性、父性性の具現なので、意外だった
ストーリーそのものの成熟度で言えば、対象は小学生が妥当、多く見積もって中学生まで、というのが言葉遊びでない実感なので、肝心の作品そのもののオリジナリティに比べての、釣り合わない設定への偏執は、些か奇妙にさえ映る
ルシフェルとサタンは別物とか、パラディンが最高の騎士とか、テキトー感ありまくりではあるのだけれど
音楽は、OPもEDも劇伴も、何も特筆なし
EDの画がほんわかして悪くなかった事くらい
土日の夕方の放送が最適かな、とは思う
既存の権威性へのタダ乗り、に関してもう少し
この、人口に膾炙して余りある物語群への安直な依存による副作用は、とにかくその世界観設定と登場人物らの相関性、性格付け、意味合い、趨勢などに、意識的にしろ無意識的にしろ、作る側が否が応でも引っ張られてしまうので、既存モジュールのパッチワークに堕し、作る側も見る側も定番の安心感に甘え、シャンシャン総会的な手合わせによる、終わり良ければ全て良しという思考停止の大団円の共創意識の共有で満足してしまう陥穽となり易い、いう事である
基本の型なんだからそれは認めるべき、との考えもあるけど、それらの引用と批評、抄出とミクスチャー、意義あるモダナイズの昇華を、日本のサブカルで成し得た作品がどれほどあるのかな?と思うと、自分自身こっち界隈には不案内、不見識なこともあるが、挙げられる自信がない
ただ、そこに、当世の覚えのめでたい芸人の持ちネタや流行りの空気感をいくら大量に繰り込んだところで、その時代にそれを作ったという、問題提起を伴った、クリエーションの行為そのものには到底成り得ないという事だけは確かだと思う
とはいえ、その程度の方がおそらくビジネス的には正解に近いのが、なんとも皮肉ではあるのだが
あと、原作者がネーミングや設定を決めるにあたって散々文献に当たったであろう事は嫌というほど伝わってくるけど、クロに猫又とケットシーという2つの属性説明をわざわざ設けたり、迦楼羅に鳳凰と朱雀という別名を炎関連でこじ付けて設けたり、東方の三博士がグレゴリとごっちゃになった概念であったりと、とにかく自分の勉強した事を全てぶっ込んで、第三者からの批判に抗う防御線を頑なに張っている体に映るのだが、さすがにゴチャゴチャし過ぎて、プロの仕事に必要な推敲の無い、脂肪太りした肥満体世界観になっているようにしか思えない
「頑張ったから褒めてほしい」という気持ももちろん解るが、剪定すべき箇所に恋々とするのはプロとして見苦しい
wikiの尋常でない記述量も、もしかしたら原作者本人手ずからの、承認欲求の横溢の故か、と思えたりもするのだが、プロである以上、出来上がって世に出した作品が全てなのだから、裏でこんな緻密な設定作ってました、とか、少年向けなので表向きの内容は幼いですけど裏設定はそれとは対極の複雑系なんです、みたいな、言い訳がましいエクスキューズは滑稽で哀しい
シンプルな設定に収斂させていく事は、単純に甘んじるのとは違う
よくよく考えて必要最小限にできる事は洗練したプロの仕事
その上で、人間そのものを丁寧に描いて、ストーリーのオリジナル性を高める事が正攻法だと思う
本当は担当編集者がアドバイスする筈だと思うんだけど…
ただでさえ記紀神話に世界の宗教、世に埋もれたオカルト人士や集団など、明らかに1作品にはキャパオーバーの過剰設定なんだから、その上さらに些末な枝葉末節にまで屋上屋を架す体となっていては、見る側が窒息してしまう
過剰な情報量による自己弁護は自信の無さとイコール
勉強した事は、また他の機会に活かせばそれでいい
ついでだけど、カリバーンは原作ではオネエ設定らしいけど、それならアニメでも、東山奈央起用の萌豚釣り針の姑息に逃げないで、羽多野渉あたりにまんまの設定でやってもらった方が面白かったかな、とは思う