【小説】咲夜の過去
昔、私の名前は…なかった。
お嬢様がいなければ、私はもっとつらい人生を歩んでたかもしれない。
私には時を止める能力を持ってた。
幻想郷に入るまでは、一人で嫌われてた。この時を止める能力は物心ついたときだった。
親に捨てられ、一人で歩んできた。まともに学校にも通えない。
この私を理解できる人はいつ訪れるのだろうか。
多分、私を理解できるものなど、誰もいないだろう。
あるとき、魔方陣を見つけた。
その魔方陣はまるで吸い込まれるような色で綺麗だった。
赤、黄色、緑、紫、水色、シルバー紫、青…などだった。
私は心が勝手に入りたいという気持ちがわいてきてしまい、
入ってしまった。
咲夜『ここはどこなの?!』
???『貴方…幻想郷に住んでる人かしら?見た通り違いそうね』
咲夜『ヴァ、ヴァンパイア?!やだ、、まだ○にたくないよ…!』
???『あなた、気に入ったわ、うちでメイドをしない?』
咲夜『え、え?!』
???『申し遅れたわね、私の名はレミリア・スカーレットよ』
咲夜『レ…ミリア…スカーレット?』
レミィ『そうよ』
咲夜『ほう…というか…私がメイドでいいんですか?』
レミィ『ええ、気に入ったわ』
レミィ『あなたの名前は?』
咲夜『…ありません』
レミィ『そうなのね、じゃあ、私があなたに名前を付けた上げるわ』
咲夜『う、うれしい…』
レミィ『うんー…じゃあ十六夜 咲夜にしましょう』
咲夜『十六夜咲夜?…でもなんでそんな名前…?』
レミィ『昨日は満月だったのよ、そして今日はあなたが誕生した日、だからね?』
咲夜『そうなんですね…これからよろしくお願いします』
咲夜『お嬢様』
レミィ『ええ、よろしくね、咲夜』
私を理解できるのはお嬢様だけだと確信した。
咲夜『うふふっ小声』
フラン『咲夜、プリンまだ~?』
レミィ『咲夜~!紅茶が切れたわ!』
咲夜『すみません。今、用意します、あとこれからもよろしくお願いします。』
フラン&レミィ『変な咲夜ね…』
紅い館、そしてこの場所には私の思い出が詰まっている
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