【小説】咲夜の過去

7 2024/02/04 22:49

昔、私の名前は…なかった。

お嬢様がいなければ、私はもっとつらい人生を歩んでたかもしれない。

私には時を止める能力を持ってた。

幻想郷に入るまでは、一人で嫌われてた。この時を止める能力は物心ついたときだった。

親に捨てられ、一人で歩んできた。まともに学校にも通えない。

この私を理解できる人はいつ訪れるのだろうか。

多分、私を理解できるものなど、誰もいないだろう。

あるとき、魔方陣を見つけた。

その魔方陣はまるで吸い込まれるような色で綺麗だった。

赤、黄色、緑、紫、水色、シルバー紫、青…などだった。

私は心が勝手に入りたいという気持ちがわいてきてしまい、

入ってしまった。

咲夜『ここはどこなの?!』

???『貴方…幻想郷に住んでる人かしら?見た通り違いそうね』

咲夜『ヴァ、ヴァンパイア?!やだ、、まだ○にたくないよ…!』

???『あなた、気に入ったわ、うちでメイドをしない?』

咲夜『え、え?!』

???『申し遅れたわね、私の名はレミリア・スカーレットよ』

咲夜『レ…ミリア…スカーレット?』

レミィ『そうよ』

咲夜『ほう…というか…私がメイドでいいんですか?』

レミィ『ええ、気に入ったわ』

レミィ『あなたの名前は?』

咲夜『…ありません』

レミィ『そうなのね、じゃあ、私があなたに名前を付けた上げるわ』

咲夜『う、うれしい…』

レミィ『うんー…じゃあ十六夜 咲夜にしましょう』

咲夜『十六夜咲夜?…でもなんでそんな名前…?』

レミィ『昨日は満月だったのよ、そして今日はあなたが誕生した日、だからね?』

咲夜『そうなんですね…これからよろしくお願いします』

咲夜『お嬢様』

レミィ『ええ、よろしくね、咲夜』

私を理解できるのはお嬢様だけだと確信した。

咲夜『うふふっ小声』

フラン『咲夜、プリンまだ~?』

レミィ『咲夜~!紅茶が切れたわ!』

咲夜『すみません。今、用意します、あとこれからもよろしくお願いします。』

フラン&レミィ『変な咲夜ね…』

紅い館、そしてこの場所には私の思い出が詰まっている

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その他2024/02/04 22:49:54 [通報] [非表示] フォローする
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>>3
ありがとうございます。


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