情報のまとめ部屋(主に仮面ライダー等の特撮関連)

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●スカラベアンデット
・不死身の肉体を持ち、基本ラウズカードへの封印しか完全に活動を停止させる方法はない。
・一定範囲内の時間を任意に止める力があり、身につけている特殊な布の効果で自身は時間停止中でも動ける(ただし、時間が停止しているがゆえに硬直中の相手への直接攻撃はできない)。

●双頭のアンデット
・片割れである「統制者」は全人類を密かに地球とは別の惑星へと飛ばし、人類の持っている記憶に干渉して都合の良いものだけを残して改竄し、そして様々なキャラクターの"運命を操作"して、延々と進まないバトルファイトを再開させるための下準備を済ませるという神のごとき力を発揮していた。
・光速で行動できる(『小説 仮面ライダー剣』の256p~257pに「統制者が光速を越えたことを知覚、超光速飛行中に自分の現在地が目的地に近付いたことを把握、この移動は自分の意志の下でやっている」という内容の文が明記されている)。

◎魔化魍
・基本「音撃」と言われる攻撃方法でしか倒すことはできない。
・魔化魍が無秩序に大量発生する「オロチ現象」が起きることがある。


◎ワーム
・幼虫が眠っている隕石は欠片が降ってくるだけでも甚大な被害を引き起こし、そのまま衝突すれば地球が崩壊寸前になる可能性すらある。
・隕石が衝突した後は凄まじいスピードで繁殖していき、完全に駆逐するのは困難。
実際に『仮面ライダーカブト』の12年後である『仮面ライダージオウ』カブト編でも未だにワームが存在している。
・「物理法則を遥かに超えている」と設定されたクロックアップと同等の速度で行動できる。
・人間に擬態することが可能。

●カッシスワーム
・超高速行動能力「クロックアップ」を使える。
・倒されても復活し、さらに新たな能力を得るという特性を持つ。
・第1形態(ディミデウス)では時間を停止させるクロックアップの最上位技「フリーズ」を使え、一度カブト ハイパーフォームを倒したことがある。
・第2形態(グラディウス)では敵の攻撃をエネルギーに変換して吸収したり、技をコピーして相手に跳ね返したりできる。
・第3形態(クリペウス)では2体に分裂し、そのうち一体は強固な盾を装備していた。

●カイ
・自由に時を超え、時空を破壊する能力を持つ。
・戦闘力も高く並の怪人よりは強い。

●ン・ガミオ・ゼダ
・大爆発を引き起こす緑色の雷撃を放てる。
・念動の力による浮遊や飛行が可能。
・周囲のグロンギを取り込んで自身の力を増大させる能力を発揮できる。
・身体から放出される黒煙には「人々の命を奪うと共にグロンギヘと変貌させる」効果がある。

●チノマナコ ディエンド変身態
・本家のディエンドと同じ能力(歴代ライダーの召喚etc)を使えるだけでなく、怪人も召喚することができる。
・ナナシ連中という配下を出現させることができる他、外道衆の活動時間の限界「水切れ」も克服している。


●スーパーアポロガイスト
・世界の融合(=その複数の世界の消滅)を加速させる能力を持つ。
・初戦にてディケイド コンプリートフォーム、ディエンド、クウガ、キバを圧倒した。
・幹部クラスの怪人を再生させることができる。
・ファンガイアの力により、人間のライフエナジーを吸収できる。

●ウェザー・ドーパント
・霧、冷気、灼熱、雷、竜巻、蜃気楼、雨、雲、虹(の光線)など天候に関するものを操作することができる。

●テラー・ドーパント
・自らの周囲に禍々しい恐怖領域「テラーフィールド」を展開する能力を持つ。
この「テラーフィールド」に触れた者は激しい恐怖心に苛まれ、場合によっては衰弱して命を落としてしまう。
・戦闘においてはテラードラゴンを召喚する他、掌から放つ凄まじい衝撃で相手を吹き飛ばすことも可能。

●ユートピア・ドーパント
・携行装備である「理想郷の杖」をふるい、重力操作で敵の自由を奪って地表に叩きつける等の特異な能力を持つ。
そのパワーは無尽蔵であり、触れた人間の希望や願望といった生きるための感情を吸い取って蓄え、それを自らのエネルギーに転換することで相手を上回る強さを獲得できる。
重力操作を生かした飛行も可能で、近距離~遠距離攻撃も途中で停止・歪曲させ寄せ付けないなどの変幻自在な攻撃・防御ができる。
・速度にも秀でておりアクセルトライアルの高速移動とも互角である。
・変身者である加頭順は財団Xで支援している新技術を自分の体でテストしていたため、超能力兵士「クオークス」の持つ様々な超能力を戦闘時に使用できる。
それ故に念動力に加え、炎、雷、竜巻、地割れなどといった様々な自然現象を操ることも可能。
第48話ではこれらをまとったドロップキックを放った。
また、加頭は仮面ライダーエターナルとの戦闘が原因で一度死亡しており、「ネクロオーバー」(死者蘇生兵士)として蘇生されているため素の耐久力も高く、身体能力はさらに強化されている。
作中では生身でタブー・ドーパントの光弾を次々受けても平然としながら変身した。

●ゼウス・ドーパント
・浮遊する玉座に座って空間を移動することができる。
・全ての攻撃を無効化することが可能。
・強化態も存在し、巨大化しただけでなくエネルギーをチャージして一気に解き放つ熱風、全身からの放電、ビームを放つ能力などを獲得した。


●岩石大首領(「レッツゴー仮面ライダー」版)
・キングダークすら遥かに上回る巨体。
・登場しただけで無数の小隕石を降らすことができ、多くのライダーを苦しめた。

●超銀河王
・未来のコアメダルの力により、数秒間だけ時間を停めることが可能。

●XV Ⅱ
・自らの意を持つ機械戒生命体「宇宙鉄人」の究極体に位置する存在。
・現在でも未完成な状態だが、ワンセブンフォーメーションの主砲である超重力砲「グラビトン」の一撃で無人島を消し飛ばしたことがあるため、「完成すると世界の破滅は免れない」と言われている。
・恒星間飛行や全長2千mのロボットへの変形も可能。

●フェニックス
・「死と再生を繰り返す不死身の身体」により、倒される度にさらなる力を得て復活を遂げることが可能。
最初の復活後の状態では過去に自身を倒したフレイムドラゴンの必殺技を難なく耐え、三度目の復活では「復活直後は魔力が弱まる」という欠点を克服し、それどころか瞬間的な復活や炎の翼による飛行ができるようになった。
・ネット版『仮面ライダーウィザード』のコヨミの予言によると「100万年後には太陽に勝って戻ってくる」らしい。

●レギオン
・武器の「ハルメギド」で切り裂いた相手の「アンダーワールド」(その相手の精神世界)に侵入する能力を持ち、この能力を用いて「美しい心」の持ち主を狙って「ゲート」(高い魔力を持つ人間)・一般人を問わず無差別に襲いかかった。
・「ゲート」の体内で発生するファントム同様に、「アンダーワールド」そのものを破壊することができるため、襲われた人間は深い昏睡状態に陥っていた。
・現実世界で使用した場合、振り回すことで空間にヒビを入れ、相手を空間に縫い付けることもできる(ヒビを入れられた空間は時間が経てば修復される)。
・「ハルメギド」での攻撃以外にも、黒い光球を放つ攻撃も得意としている。
・ビーストの「セイバーストライク」を難なく打ち破る、ウィザードのウォータースタイル以外の通常フォームを圧倒するなど戦闘力は高く、ウィザードラゴン、ビーストキマイラ二体の同時攻撃でも倒しきれない程の耐久力も併せ持つ。
・そもそもワイズマンが粛清ではなく幽閉に留めていたことからもレギオンの強大さが窺える(ワイズマンの目的を考えるとレギオンの行動は厄介でしかないはずのため、あえて生かしておいたという線も考えにくい)。


●ロシュオ
・念動力での対象の動きの停止や瞬間移動、バリアの展開、波動による攻撃などを実行可能。
・「ジョエシュイム」と呼ばれる大剣を武器とし、並の存在では近づくことすらできない圧倒的な力を備えている。
・かつて自らの世界を蝕む森に挑み、思うがままに世界を作り変えられる力を持つ「黄金の果実」を手に入れた存在。

●ロード・バロン
・オーバーロードや極アームズと同等以上のパワーを備えており、自在に「クラック」を開き、インベスやヘルヘイムの植物を操ることが可能。
・敵の攻撃を消滅もしくは反射させることが可能。
・霧状に変化した体で対象を捕らえてダメージを与える。
・ロシュオのような強力な念力も使える。
・ロシュオにすら傷を与えたDJ銃 大剣モードの一撃を受けても全くの無傷だった。

●メガヘクス
・ヘルヘイムの森の植物を模した金属の蔦状の触手を操ることができる。
・劇中では基本的に両腕の刃のみで紘汰だけでなく呉島兄弟すら終始圧倒する実力を披露した。
・周りの物を侵食してデータと化し、自身に融合させ進化できる能力を持つ。
また、読み取ったデータからその人物の記憶に存在する人間や生物(仮面ライダーだけでなく怪人も含む)を模したコピーロボットを生み出すことも可能。
・一体だけでなく数千、数万と存在しており、たとえ破壊されたとしても直ぐに本体からコピーされて補充されてくるため、キリが無い厄介な性質を持つ。
・本体の惑星にある「コア」を破壊するには惑星破壊級の攻撃が必要。
根拠① ロイミュードのコアはボディより固い。
ボディを破壊できるプロトドライブが「コアを破壊できる性能は無い」と設定されていることから、「ロイミュードのコア > ボディ」である。
根拠② メガヘクスは他の文明の機械の性質・機能をコピーして自身に反映することが可能。
実際に、『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』で強化ロイミュードであるサイバロイドZZZをコピーしてコアを実装している。
①、②より、メガヘクスのコアはボディである惑星より固いということになる。


●ライダーロボ
・「究極の歴史改変ビーム」という光線を放つことができ、歴史を消された者は存在ごと世界から消失してしまうという恐るべき威力を誇る。
(作中では電王も消されているが、もし変身者が野上良太郎だった場合、時間改変への耐性を持っていても意味がないことになる。)
・単純な戦闘能力も強力であり、両腕に強力なバルカン砲もしくはミサイルの発射口と思しき兵装が取り付けられているほか、強大なパワーから繰り出される格闘攻撃も恐るべき威力を秘めている。

◎ロイミュード
・周囲の物体の運動を遅くする重加速を使える。
・コアを破壊しない限り蘇る。

●パラドックスロイミュード
・全世界を重加速力場で覆うことは愚か、その上でパラドックス以外の全てを完全に静止させる「永遠のグローバルフリーズ」を発生させることが可能。
・戦闘能力も非常に高く、進ノ介を助けるために現れた剛の変身したデッドヒートマッハを光弾の一撃で変身解除に追い込んでいる。
・右腕を銃器や鉤爪に変化させて武装することができる。


◎眼魔
・ゴーストでないと干渉・視認することもできない。

●パーフェクトガンマイザー
・全ガンマイザーの能力を使える。
・浄化作用を介して倒さないとすぐに再生してしまう。
(この特性は通常のガンマイザーも有している。)

●グレートアイザー
・比喩や誇張抜きで「全知全能の存在」であり、夜を一瞬にして昼に変える、人類を消滅させるなど、世界をつくり変える万能の力を持つ。
・力の規模としては多次元宇宙以上。
・ムゲン魂の攻撃を全く受け付けずに大ダメージを与える高い戦闘力を持つと同時に、「イノチダイカイガン」の連続攻撃を食らっても耐え凌いでしまうほどのタフさも兼ね備えている。
・『小説 仮面ライダーゴースト』巻末にある年表によれば、ゴーストが関わっている全ての映画・Vシネマ・ネットのスピンオフの出来事が正史に起こっていたとされたため、少なくとも初代~エグゼイドまでのシリーズの全キャラクターの能力を使えるということになる。

●トーテマ
・「絶対に倒せない敵」として設定・プログラミングされたバグスター。
・怪人の実体化・復元といった能力を備えている。
・トーテマが存在するゲームの世界が崩壊しない限り撃破されることはない。


●ゲムデウスバクスター

・「全知全能の神」と呼ばれる究極のパグスター。
・総合的な戦闘能力は仮面ライダークロノスさえも上回り、全てのバグスターを凌駕する存在ということもあり攻撃力や防御力等のパラメーターがとんでもなく高い(体力だけでもライダーゲージ50本分にも相当する)。
・自己修復能力も兼ね備えている。
・「仮面ライダークロニクル」に登場する全てのバグスター怪人の能力を使用できる。
劇中ではカイデンとグラファイトの剣術、アランブラの魔法を使用した。
・檀正宗が万が一のことを想定して思考ルーチンを書き換えてゲムデウスウイルスをばら撒くようにプログラムが改竄されている上、ゲムデウスがばら撒くウイルスは二次感染を起こさなかった従来のバグスターウイルスと違い、人から人へ感染してしまうため、出現したら最後、大規模なパンデミックを引き起こす災厄と化す。
・ゲムデウスバクスターの亜種としては、
仮面ライダークロノスとゲムデウスバクスターの力が合体し、一度はムテキゲーマーを圧倒したことのあるゲムデウスクロノス、
そのゲムデウスクロノスが進化した存在であり、「仮面ライダークロニクル」に登場する各バグスターの召喚 や、ゲムデウスウイルスで満たされており時間経過と共にゲーム病の発症率と進行速が上昇する・一つの街を覆うほどのゲームエリアの展開などが可能な超ゲムデウス、
ゲムデウスと同等の力を持つゲムデウスマキナ、
そのゲムデウスマキナが進化した姿であり一撃でライダー四人を変身解除させる程のパワーを持つ超ゲムデウスマキナ
がいる。


●エボルト(怪人態・究極態)
・腕を一振りするだけでビル数棟を薙ぎ払う強烈なビームを放てる。
・軽く蹴った余波だけで離れたビル数棟を崩壊させるという規格外のパワーを持つ。
・ワームホールを自在に作り出して一瞬で別の惑星へと移動する星間移動が可能になった上に、惑星のエネルギーを吸収して利用する事により際限なく進化し続けることができるという能力を持つ。
劇中では惑星を1つ吸収したことで、巨大な手甲「エボルティグラスパー」を実体化させる強化をみせた。
・ブラックホールフォームの能力もそのまま使うことができ、エボルドライバーも巻いたままドライバーを介した必殺技発動も可能。
・究極態では自律攻撃・防御を行う能力を獲得していることに加え、怪人態時のブラックパネル喪失による退化さえ克服している。

●キルバス
・弟のエボルトと同様に、擬態・寄生する能力や、触手を伸ばして毒を注入する能力を持つ。
作中では「白いパンドラパネル」から出現した直後に近くにいた桐生戦兎に寄生してその記憶と姿をコピーした後、偶々テレビに映っていた人気ダンサーの柿崎悟志の姿が気に入ったのか擬態し直している。
・あのエボルトですら「破滅型の快楽主義者」と評価する程危険性が高く、己の破壊衝動を満たすためにブラッド星を自身ごと粉々に吹き飛ばしている。
・ブラッド族の王として君臨していたこともあって戦闘力も非常に高く、エボルトも本来の状態であったにもかかわらず過去に一度も勝てなかったことが語られている。
・彼の変身する仮面ライダーキルバスは、エボルでいうフェーズ1(「本来の装備ではない現地のアイテムで変身した」という意味ではブラッドスターク)に相当する形態でありながらエボル・フェーズ4を上回る能力を持つとされている。
・ブラッド星と心中した後も生存しており、その後も数々の星を同じ様に破壊していった。
・「白いパンドラパネル」を通って再編後の新世界へ襲来すると、「パンドラボックス」とエボルトの力を利用して"ビッグバン"を引き起こし、宇宙と心中しようとした。


●アナザークウガアルティメット
・変身者であるティードが「劇中設定を越えた存在」であり、歴史の抹消が可能なだけではなく、「対象だけの拘束することのできる時間停止能力」やバリアを展開する力、洗脳能力も持っている。
・基本クウガの力を介して撃破しないと何度でも蘇る。

●アナザーリュウガ
・現実世界と「ミラーワールド」を行き来することが可能。
・リュウガのライダークレストに似た形状の鏡を召喚し、受けた攻撃をそのままの威力で跳ね返す能力も持っている。
これにより飛び道具やライダーキックすら反射できる他、フューチャーリングシノビの分身達が放った必殺技も全て本体に向けて跳ね返しており、遠近共に隙がない反則染みた戦闘力となっている(ただし、この反射能力にも限界はあり、防御力を上回る攻撃を叩き込まれると攻撃を反射できず、ダメージをそのままモロに受けてしまうという欠点もある)。
・基本リュウガの力を介して撃破しないと何度でも蘇る。

●アナザーカブト
・物理法則を超えた超高速行動能力「クロックアップ」を使用可能。
・原子崩壊の効果がある必殺キックを繰り出せる。
・基本カブトの力を介して撃破しないと何度でも蘇る。

●アナザージオウⅡ
・アナザーライダーを召喚して戦わせることができる(ただし、この能力で召喚したアナザーライダーは年号が2019で統一されており、変身者やアナザーウォッチが存在しないため、アナザーアギトの増殖個体と同様に対応するライダーの力がなくても撃破が可能。
また、召喚こそしなかったが像があったことからアナザーディケイドとアナザードライブも召喚できたと思われる)。
・時空の歪みと共に「歴史を思うがままに書き換える」ことができる。
劇中では使役したアナザーライダーが倒される度に「倒されなかった」と改変して復活させていた。
また、改変の際に周囲が昼から夜に変化していたことから、周囲の時間の流れを操る能力もある模様。
・能力はジオウⅡどころかグランドジオウと同等以上であり、ネオディケイドを圧倒し、パワーもゲイツリバイブ剛烈へダメージを与えるほどに増している。
・未来予知を使える(この能力自体は進化前のアナザージオウの時点である)。
・基本ジオウの力を介して撃破しないと何度でも蘇る。


●アナザーディケイド

・変身者であるスウォルツが対象だけを拘束させることが可能な時間停止能力を使える。
・人間を取り込むことで”失われた可能性の世界"「アナザーワールド」を創出し、そこからオーロラカーテンを通してダークライダーを召喚・使役することが可能。
つまりは、今までの平成ライダーシリーズで敗北してきたダークライダーが勝利したifの世界を作り出し呼び出す能力である。
また、アナザーワールドから生み出されたダークライダーは倒してもアナザーワールドがある限り即座に復活するという特性を持つ。
・オーロラカーテンを使って相手を束縛する、相手をワープさせて攻撃を回避する、などのオリジナル以上の芸当すら可能。
・胸部のベルト型部位から紫色の波動を放つ能力を持ち、掌からエネルギー波として放つほか、波動をキックに乗せることで必殺技として放つ(EP48では波動をカード状エネルギーに変え、ディメンションキックと同じシークエンスで飛び蹴りを放った)ことが可能であり、この技でアクア、魔進チェイサー、ゲイツ、ツクヨミなど、数多の戦士達を実際に死に至らしめている程に強大な力を持つ。
・EP44では手をかざすだけで相手の周囲を爆破していた他、パワー特化のゲイツリバイブ剛烈の攻撃でもまともなダメージが入らない程の堅牢さも併せ持つ。
さらに、不意打ちでは仮面ライダーツクヨミやレジェンドライダーの攻撃が通ったが、真正面からだと原典の時間からのレジェンドライダーの必殺技をほぼ全て捌き、挙句の果てに本来の力の持ち主であるネオディケイドすら(王家の力等込みだが)圧倒し、ゲイツリバイブやネオディエンドとコンビを組まれても単独で互角以上に立ち回れるような戦闘能力を持っている。
(作中で正面からの攻撃でダメージを与えられたのはグランドジオウとオーマジオウだけである。)
・これでもスウォルツが奪った時点のディケイドの力は半分だけしかなかった。
・ダークライダーだけでなくラスボスクラスの怪人も召喚できる。
・基本ディケイドの力を介して撃破しないと何度でも蘇る。


●アナザーオーマジオウ
・オーマジオウやオーマフォームと同等の力を持つ。
(あのオーマジオウに「油断するな」と言わしめた程。)
・劇中では、平成ライダーの全ての能力の無力化や異なる時間軸を個々で操作・選出し、改変した人物を洗脳する能力、「平成」そのものの消去などを披露していた。
・小説版ではさらに進化した姿であるアナザーオーマジオウトリニティが登場している。

●カリュブディス
・胸から花弁状の巨大な口を開いて、周囲に存在するあらゆる物を捕食する習性を持つ。
この捕食は空間はおろか世界そのものすらも喰うこともでき、これにより喰らった空間の距離だけ敵を眼前に引き込むことが可能。
また、喰らい吸収した相手の能力をコピーする能力も備えており、生み出される際に素材となったゴーレムメギド(巨大な手の遠隔操作)、ハンザキメギド(再生能力)、アヒルメギド(透明化)の各能力を習得したほか、後にデザスト(及びアルターブック)の一部を捕食することでパワーアップを果たしている。
・ただ捕食した対象の能力を得るだけでなく、研鑽された技量も得ることが可能であり、得た能力に振り回されるということもない。
・メギド特有の「元のアルターライドブックが破壊されない限り何度でも復活する」という能力も兼ね備えていることから、劣勢でも長期戦で隙を突いて相手を一部でも喰らうことで形成逆転できるという、相手にした際には非常に厄介な力を持つ。
・進化体のカリュブディス・ハーキュリーは、地面に叩きつければ周囲に爆発を起こし対象を中空に打ち上げられる程の膂力を持つ。

●アスモデウス
・予告で何度も「最強の敵」と告知された。
・装備した二本の剣から斬撃を飛ばす他、青い炎のオーラを纏って敵の攻撃をかき消すことも可能。
・巨大な竜に変化することができる。
・歴代の『仮面ライダー』シリーズ、『スーパー戦隊』シリーズの怪人や巨大兵器を大量に召喚することが可能。
・銀河規模のエネルギーや恒星を破壊できる程の力を持つ戦隊ロボの必殺技にも耐えられる。
・ゼンカイザーとクロスセイバーの合体必殺技を跳ね返したり、斬撃で多くのライダー・戦隊を吹き飛ばしたりする程のパワーを持つ。
・現実世界の石ノ森章太郎に干渉し、仮面ライダー&スーパー戦隊そのものを消し去ったことがある。


●ロード・オブ・ワイズ
・「スパルタン」「ハイランダー」「ディアゴ」「クオン」の4種類存在する。
・1対1で戦っていたタテガミ氷獣戦記やクロスセイバーも辛うじて数発当てるのが精一杯(それに殆ど効いていない)で、2対1で戦っていた他の剣士達は殆ど手も足も出ず全員終始圧倒されていた。
それまでの強敵だったデザストやカリュブディス、仮面ライダーソロモンすら霞んで見えるレベルである。
・「ディアゴ」に至っては聖剣の能力による特殊な攻撃すらもすぐにコピーするという能力を備えている。
・劇中ではその強さが覆されることは無く、大半が「武器を使えなくされる」上で「自身の知らない技を使われる」若しくは「玉砕覚悟の捨て身の攻撃」等の「正攻法では無い手段」で倒されており、少なくとも1対1で正面から倒された賢神は存在しなかった。

●ゴッドジャマト
・未来の英寿(ドュームズギーツ)が過去に行き歴史改変により対処せざるを得なくなったほど強大な存在。
・創世の力を持つ。
・凶悪な蔦のような触手で未来人達を次々と消滅させた。
・レーザーレイズライザーの銃撃程度では全く効かないほど体は頑丈であり、そのままジーンやニラムを消滅させた。
たとえ攻撃が掠った程度でも致命傷になるらしく、腕に傷を負ったベロバは最初こそ存在を保っていたが、やがて消滅してしまった。


◯東映特撮の世界について

考察①
前提として、『仮面ライダー』シリーズなどの東映特撮でコラボしていた作品郡は多元宇宙として括るとする。
あらゆる作品で語られたことを纏めると
東映特撮ユニバースは
「高次元宇宙>無限の多元平行宇宙+全時間軸+可能性宇宙+全次元+高次元世界(以下「多次元宇宙」と呼ぶ)」となっている。
小説版『仮面ライダー鎧武』では仮面ライダーセイヴァーというキャラクターが無限に広がる無数の世界のあらゆる空間、あらゆる時間軸と一体化していた。
『仮面ライダー鎧武』では平行世界や多元宇宙、パラレルワールドなどについて言及されており、「あらゆる世界」とあるので高次元世界も入っていると思われる。
オーマジオウは仮面ライダーセイヴァーの力を持っているので、セイヴァーの規模をそのまま当て嵌めることができる。
高次元世界は下位の次元世界を内包し自由に創造・破壊することが可能。
「高次元世界を含んでの」無限ということなので、オーマジオウの規模としては無限×無限の多次元宇宙と言える(マーベル風に言えば「メガバース級」)。
また、『仮面ライダーゴースト』では全知全能であるグレートアイが登場した。
上記の通り仮面ライダーセイヴァーは「多次元宇宙と一体化し全知に近い能力を得た」と書かれており、鎧武やゴーストなど所謂平成2期はビルド以前は同一世界として描かれていたことがあったので、
「グレートアイ≧セイヴァー」と考えると、グレートアイはメガバース規模の全知全能となる。
また、グレートアイは小説版『仮面ライダーゴースト』でゴーストである天空寺タケルと一体化した。
ジオウのライドウォッチは仮面ライダーの能力や武器だけでなく変身者を含む仮面ライダーの歴史そのものを内包しているので、グレートアイと一体化したタケルの歴史も入っている。
ということで実質オーマジオウもグレートアイと一体化していることとなり、オーマジオウもメガバース級の全知全能となる。


>>101
(続き)

更に、仮面ライダーには全ての仮面ライダーとスーパー戦隊の力を内包した仮面戦隊ゴライダーというヒーローがいる。
つまり、ゴライダーはセイヴァーの力を内包していることとなるので、
「ゴライダー=メガバース級」となる。
ゴライダーは5人組のヒーローなので一人一人がメガバース級。
ゴライダーは「全ての仮面ライダーの力を持つ」という設定なので、
即ち「オーマジオウの力も持っている」ということになり、
「ゴライダー→オーマジオウ→…」と無限に続くとも考えられる。
つまり、「メガバース×無限」というオムニバース級の規模になる。
また、実はスーパー戦隊三作目の『バトルフィーバーJ』はマーベルユニバースの1つにカウントされており、そこから考えると「東映特撮ユニバース=マーベルユニバース」とも考えることができる。
そうなると上記の「オーマジオウ=オムニバース級の全知全能」説が「オーマジオウ=マーベルオムニバース級の全知全能 」説となる。


>>102
考察②

仮面ライダーセイヴァーが無限に広がる無数の世界と一体化していた。
仮面ライダーシリーズだと『仮面ライダーディケイド』で「平行世界」、『仮面ライダー鎧武』で「多元宇宙」が描かれたので、
「無限に広がる無数の世界=無限の多元平行宇宙」と考えて良いだろう。
また、セイヴァーの一体化した世界に「あらゆる時間&空間」も内包されており、更に『小説 仮面ライダー鎧武』や『仮面ライダージオウ』、『仮面ライダーゼロワン』において「可能性世界」について言及されていたので、仮面ライダーの世界観は
「無限の多元平行宇宙+全時間軸+全空間+可能性世界」ということになる。
また、『仮面ライダー』シリーズは『スーパー戦隊』シリーズや『メタルヒーロー』シリーズとのコラボを何回か行っている。
このことから、仮面ライダーの世界(多次元平行宇宙)はスーパー戦隊やメタルヒーローの世界とも繋がると思われる。
『スーパー戦隊』シリーズには11次元の次元世界の「表次元」と、同じ次元数を持つ「裏次元」があり、
『メタルヒーロー』シリーズには「天界」や「不思議界」、「高次昆虫世界」がある、
これらを全て含めて表14次元、裏14次元の次元世界となる。
オーマジオウの規模も同等となるので、
「無限の多元平行宇宙+全時間軸+全空間+可能性世界+28次元」が仮面ライダーセイヴァーの存在規模となる。
(「魔界」やゴーオンレッドの夢に登場した「エンジェルワールド」などもあるので、次元世界はもう少し広いかもしれない。)
この上で、オーマジオウの持つ仮面ライダーの力には、一人一人が全ての仮面ライダーとスーパー戦隊の力を持つ5人組のヒーロー・仮面戦隊ゴライダーがいる。
仮面ライダーセイヴァーの力もゴライダーは内包しているので、オーマジオウの存在規模は最低でも「仮面ライダーセイヴァーの規模×6」となる、つまり「無限の多次元宇宙以上」ということになる。


>>103
(続き)

この世界に属するキャラクターの戦闘力に関しては、
マキシマムドライブ発動時のエネルギーで7つの平行世界を破壊可能な仮面ライダーエターナルや、そのエターナルを上回る無限の腕力と脚力を持つ仮面ライダーW サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム、エネルギーを無限大に増幅出来る仮面ライダーゴースト ムゲン魂、全次元を破壊出来るカブテリオス&クワガタイタンなどがおり、オーマジオウなどは他にも強力な能力を持つキャラを含む『仮面ライダー』シリーズと『スーパー戦隊』シリーズの力も加えて使えるわけなので、規模に相当する戦闘力もあると思われる。
さらに、アカレッドがゴライダーの一人であるアカライダーの能力を持ち、逆にゴライダーの全員がアカレッドの能力を持つと考えると、「アカライダー→アカレッド→アカライダー→…」と互いに内包する力が無限に続くため、「アカライダーの規模=無限の多次元宇宙規模×無限数」となり、そこにアオライダー、ミドライダー、キライダー、モモライダーといった他メンバーも加えると、「アオライダー→アカレッド→アカライダー→アカレッド→アカライダー→…」と繰り返され、それぞれが「無限の多次元宇宙×無限数の規模」となり、「ゴライダー全体の規模=無限の多次元平行宇宙×無限数」となる。
そして、ゴライダーがオーマジオウの力も持つのなら、「ゴライダー各員→オーマジオウ→ゴライダー各員→…」と此方も無限に続く。
そうなると、「オーマジオウの規模=(無限の多次元平行宇宙×無限数)×無限×無限×無限×………」となる。
即ち、オーマジオウは「オムニバース規模」に限りなく近い存在とも言えるから、上位アメコミキャラのような次元、つまり超高次元存在となる。
そして、仮面ライダージオウ オーマフォームはオーマジオウよりさらに上位の存在であるため、オムニバース規模はほぼ確実になるだろう。
そして、「オーマジオウの規模=(無限の多次元平行宇宙×無限数)×無限×無限×無限×………」と考えた上で、スーパー戦隊シリーズ第三作目である『バトルフィーバーJ』がマーベルユニバースに組み込まれているという設定から「東映マルチバース=マーベルユニバース」と仮定すると、先程説明した「オーマジオウの規模=オムニバース級」説が「オーマジオウの規模=マーベルオムニバース級」説にまで発展する。


>>104
考察③

『仮面ライダー鎧武』などで「時間軸は無限にある」と設定されている上、他の『仮面ライダー』シリーズもパラレルワールドなど平行世界観として描かれる作品も多く、このことから「無限の多元宇宙+無限の時間×21」となる。
また、『仮面ライダーセイバー』には「ワンダーワールド」という、少なくとも全『仮面ライダー』シリーズ、全『スーパー戦隊』シリーズ、他石ノ森章太郎作品の世界観が組み込まれる世界がある。
中でも注目したいのが『幻魔大戦』という作品の世界観である。
この作品の世界観では、
・「無限の多元宇宙+無限の時間軸」がある。
・その無限の多元宇宙フュージョン+無限の時間軸が無限に重なる「無限の多重宇宙」がある。
・「無限の多重宇宙」を内包する「無限の高次元宇宙」が「多元宇宙」として存在する「無限の高次多元宇宙」がある。
・この「無限の高次多元宇宙」も上の「多重宇宙」と化しており、さらに「無限の高次多重宇宙」を超えた無限の存在である「大宇宙意識体」がいる。
・現実世界の上に更に無限に現実世界が積み重なる無限階層構造。
「ワンダーワールド」はこの「大宇宙意識体」を含む『幻魔大戦』の世界観も空間内に納める「無限を超越した空間」という設定。
(『真幻魔大戦』第1巻より
◯78p
宇宙意識体フロイの台詞
『あなたの肉眼に映る物質宇宙を超えた高次元宇宙に拡がり、それらを構成する意識エネルギー体なのだ。
私は高次元宇宙に拡がる存在ゆえに、過去、現在、未来をことごとく知ることができる。それゆえ人の心を見抜くなど造作もない 』

◯134p
複雑にからみあった多重螺旋に詰め込まれた多元宇宙の存在が示されている。

『真幻魔大戦』文庫版 6巻より
◯168p
『無窮の高次元宇宙に広がる、光の意識の海に似たフロイの存在が、リアリーの心の中に入ってきた。
それは物質次元の言葉では表現不可能である。』
まず、ここでフロイが高次元宇宙に広がる存在であること、フロイの規模が「無窮=無限」であることがわかる。
多元宇宙が多重螺旋、つまり上下方向に重なっていることも描かれてる。

『真幻魔大戦』第9巻より
『並存する無限の数の宇宙、それらが構成する高次元宇宙、複雑多岐を極めた多重世界』
ここで宇宙は「並存=並行宇宙」でもあることがわかる。


>>105
『ハルマゲドンの少女』第3巻より
◯178p
『光の本質の力が突如解き放たれ、時空は急速に流れる光の河と化す。それは光の螺旋となって、複雑な曲線を描き、他の時空のスパイラルと絡み合い、更に高次の時空スパイラルを形成する。超次元宇宙の断片が、無数の集合スパイラルとして三千子の眼前に雄大な姿を現す』
「超次元宇宙」というのは『幻魔大戦』の宇宙観を総したものであり、また「時空」=「宇宙」がさらに高次の宇宙を創るということが書かれている。
また、ここで「時空スパイラル」という言葉に注目する。
「スパイラル」は日本語で「螺旋」を意味し、
『幻魔大戦』の世界観では「螺旋」は「多重宇宙」を表している。
つまり、
「時空スパイラル→時空の螺旋構造→多重宇宙」
と変換することが可能。
「多重宇宙」は「重なる宇宙」、つまり「階層構造」。
これが「無数にある」ということは、
『幻魔大戦』の宇宙観を構成しているのは「1つの階層構造」ではなく、「"無数"の階層構造」から成り立つ、ということになる。
「『幻魔大戦』の宇宙観は無限」とすると、「無限の多重宇宙が無限に重なっている」ということになる。

◯184p~185p
『その大悟の一瞬、三千子の意識は急激な拡大の力にさらされ、一挙に大増殖を遂げる。無数の三千子自身の意識は超過去と超未来に向けて伸展し、あらゆる時空に遍在する神の目を獲得する』
『三千子はいまや、大宇宙の意識の海と同一化している。宇宙意識フロイと同等以上の巨大次元に広がる宇宙意識として超次元宇宙から物質宇宙に至るすべての時空連続体をその肉体としている。』
ここで「意識の海」という言葉が再度登場したが、「意識の海」= フロイであるということは上でも書かれているので、三千子はフロイと同等の存在であり、それは「超次元宇宙から物質宇宙までの全て」だとある。
フロイ =「無窮存在」なので、フロイが「超次元宇宙」そのものであるとするなら、「超次元宇宙」の規模は「無限」となる。
また、「物質宇宙」というのは普通の人間が認識している宇宙のことである。


>>106
「現実世界」について。
『幻魔大戦』シリーズの1作目である『その日の午後、砲台山で』という作品が作者の平井和正自身を主役としており、
『幻魔大戦』は作画と原作が分かれてるタイプで、作画担当が石ノ森章太郎、原作担当が平井和正となっている。
「平井和正は夢で自作の登場人物と出会い、冒険に出かける」という物語。
「夢の世界」だと思っていたが、「実は世界は実在している」という事実が登場人物から明かされる。

『その日の午後、砲台山で』より
◯110p
『作家の平井和正先が、新しい世界を描かれるたびに、多宇宙では新しい世界が誕生したのですわ。決して夢ではありません。平井先生が多宇宙に誕生させた世界は元から存在しておりますし、決して架空の夢世界であることに留まりませんのよ。ですから、多宇宙で実在する世界はこのまま存在を続けます』
分かりづらいが、
・「平井和正が描く前から存在する宇宙」
・「平井和正が描いて誕生させた宇宙」
の2種類が存在する世界観であり、どちらも「構造は同じ」ということ。)

そして、『仮面ライダー』シリーズと『スーパー戦隊』シリーズは世界観を共有しており、『スーパー戦隊』シリーズは「マーベルオムニバース」に組み込まれているので、最大の世界観規模はオムニバースレベルとなる。
『ウルトラマンvs仮面ライダー』や『コンパチヒーロー』シリーズで『ウルトラマン』シリーズとも共演しており(余談だが、『ネット版 仮面ライダーオーズ』で伊達がガッチャマンとエヴァンゲリオンの他にウルトラマンについて言及していた)、その『ウルトラマン』シリーズはマルチバースで構成されている。
ウルトラマンが関わる作品は「ウルトラマルチバース」に組み込まれており、この「ウルトラマルチバース」は実際の多元宇宙論を元に設定され、「レベル1」~「レベル4」まである。


>>107
●レベル1→無限の単一宇宙

●レベル2→無限の泡多元宇宙
各宇宙が泡に包まれているように存在しており、それぞれの世界が別々の歴史を辿っている。
具体的を挙げると、
・「ウルトラマンガイアの世界」(ウルトラマンは地球の力で誕生した存在であるとされている。)
・「"N"の世界」(ネクサスが活躍した世界。)
・「コスモスペース」(コスモスが活躍した世界。ウルトラマンは異星人らしきことが示唆されている他、本編開始前の時点では、実際に遭遇したムサシ少年などを除けば地球人たちにはサンタクロースのような伝説的存在として捉えられている。)
・「アナザースペース」(エメラナ姫達の世界。ゼロが現れるまで、類似の存在はいてもウルトラマンは存在しなかった。)
・「フューチャーアース」(チームUの世界の地球。ウルトラマンどころかヒーロー自体存在しなかった世界。)
・「ウルトラマンギンガの世界」(様々なマルチバースからスパークドールズに変えられてしまったウルトラマンや怪獣が飛ばされてきた世界。元々この世界にいたウルトラマンはビクトリーのみ。)
・「ウルトラマンXの世界」(エックス以外のウルトラマンは存在しない世界、と思われていたが実際はこの世界にもティガがいた。)
・「ウルトラマンオーブの世界」(様々なマルチバースからウルトラ戦士たちが結集し、地球で暴れまわっていた魔王獣を封印してその力の一部を残していった。オーブ、先代ロッソ、先代ブル、フーマが元々この世界にいたウルトラマンとして確認されている。)
・「サイドスペース」(ジードが活躍した世界。かつてウルトラマンベリアルが引き起こした「クライシス・インパクト」により一度崩壊の危機に直面した宇宙)
・「ウルトラマンR/Bの世界」(ロッソとブルが活躍した宇宙。グリージョはこの宇宙で誕生したほか、ジードがトレギアによって飛ばされてきた。)
「プラズマギャラクシー」(『大怪獣ラッシュ』の世界。プラズマ怪獣をおなじみの宇宙人たちがハントしている世界。)
・「マシンボーグワールド」(ウルトラボーグの世界)
など。


>>108
●レベル3→無限の平行宇宙×時間軸(量子力学における多世界解釈)
「この世界に存在するあらゆる因子が、別の選択肢、別の事象を歩んでいたら」という過程。
この「レベル3」の多元宇宙は「レベル2」の宇宙においては「泡宇宙」の1つなので、「レベル2」の宇宙は「無限の平行宇宙×時間軸×無限」ということになる。
『ウルトラマン』シリーズでの具体的を挙げると、
・『平成ウルトラセブン』
セブンが最終回で改造パンドンを倒した後、ウルトラマンジャック、あるいはそれ以降に連なるウルトラ戦士が来訪「しなかった」(そしておそらく、初代ウルトラマンも地球に来訪「していない」)。
当然、ヤプールやテンペラー星人、マグマ星人にブラック指令も地球には来ないまま平和な時が過ぎていったのである。
これにより、『平成セブン』の世界は、『帰ってきたウルトラマン』以降とはレベル3マルチバースの関係であることになる。

・『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
『ウルトラマンガイア』が特撮番組として放送されている世界(レベル3マルチバース)に、本物のガイアが飛ばされてしまう。

・『ウルトラマンマックス』
第24話「狙われない街」では『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」で、アイスラッガーで真っ二つにされたはずのメトロン星人が北川町で存命していたことが明らかになる。
また、第29話「怪獣は何故現れるのか」では円谷プロが特撮番組『ウルトラQ』を制作している様子が描かれる。

・『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』
『ウルトラマン』シリーズが特撮番組として放送されていた世界にメビウスが迷い込んだ。
作中には、ただの人間のハヤタ、ダン、郷、北斗、マドカ・ダイゴ、アスカ・シン、高山我夢らが登場。

・『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』
アブソリュートタルタロスが歴史に介入することで、本来のウルトラの歴史からは外れたパラレルワールドが複数発生、そこから連れて来られた存在(ベリアル アーリースタイルやトレギア等)を「並行同位体」と呼称していた。
など。


>>109
また、「レベル4」(究極集合)に関しては、
・「数学的構造」(数学で使われる集合論)によって表される存在は「多元宇宙」に実在するという考え方。
(例えば「アレフ数」(無限集合の濃度を表現するために使われる順序数)も集合なので「レベル4」のマルチバースに実在するということになる。)
・記述可能な全ての宇宙、多元宇宙、空間、数理的構造を内包する究極の集合。
・マルチバースの最上位であり、ここまで来ると「レベル5」以上を考える必要は無い。
という設定となっており、これもオムニバース相当である。
(『ハイパーホビー 2011年1月号』20pにある『ベリアル銀河帝国』特集ページにて、『ウルトラマン』シリーズがこの「レベル4」の設定を取り入れていることが明かされている。)
また、『スーパーヒーロー戦記』の設定上、「全ての仮面ライダー&全てのスーパー戦隊」ということから、今まで説明してきた宇宙などの数が全て2倍される。
更に、石ノ章太郎作品として映画という形で『トキワ荘』が出ており、「トキワ荘」出身者の作品(手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫etc)の世界も含めるため本当はさらに規模がある。

「戦隊はともかく別の会社のウルトラマンとのコラボを考慮してよいのか?」という疑問があるかもしれないが、「ウルトラシリーズ」においてマルチバースを解説している雑誌では「従来のシリーズは全てレベル3マルチバースに入る」と書かれている。
「仮面ライダー」シリーズの場合は、そもそもこの真現実世界も仮面ライダーの世界観に内包されているということが『スーパーヒーロー戦記』や『仮面ライダーキバ』のハイパーバトルDVDなどで説明されている。
「ウルトラ」シリーズの「レベル4」マルチバースに、真現実世界も「レベル2」マルチバースの一つとして内包されているため、現実世界を扱う以上は「ウルトラ」シリーズの宇宙論に「仮面ライダー」シリーズも巻き込まれていることになる。


>>110
考察④
『仮面ライダー鎧武』の外伝映画である『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では仮面ライダーとスーパー戦隊の世界に存在する7次元に由来する力を持つキャラクター(葵柊)が登場しており
https://www.kamen-rider-official.com/dictionaries/keywords_search?utf8=%E2%9C%93&search_dictionaries_form%5Bkeyword_for_title%5D=%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E8%A8%88%E7%94%BB)、
『スペーススクワッド』や『スーパーヒーロー大戦Z』で世界観を同じとすることになった『メタルヒーロー』シリーズでは、全ての次元を超えた「高次元世界」があると説明されている。

これらを纏めると

『仮面ライダー』シリーズの7次元宇宙

イデオン(→8次元)
(『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場した世界の一つ)

『小説 仮面ライダー鎧武』のセイヴァーが融合した高次元(→9次元)

全ての次元を見下ろす高次元(→10次元)

それら全てを生み出し内包するセイバーの世界(→11次元)

セイバーの世界観を内包するジオウとディケイドのメタ的多元世界(→12次元)

ジオウの世界観における黒幕であり、「メタ的多元世界観」を見下ろすクォーツァーのいる世界(→13次元)

という感じになる。

また、
『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』では石ノ森章太郎本人の作品も設定としては内包されている。
その中の『幻魔大戦』という作品において、

「多元宇宙」の更に上位次元の「多元宇宙」が重なる構造が無限に続く「無限の多重宇宙」

「無限の多重宇宙」を超えた「高次元宇宙」

「高次元宇宙」も「低次元宇宙」と同じく上位の次元が重なる「無限多重構造」

「無限多重高次元宇宙」も自身の極一部として内包している「大宇宙意識体」

「大宇宙意識体」を内包する『仮面ライダーセイバー』の世界観

『仮面ライダーセイバー』の世界観を生み出し、支配しているオールマイティセイバー

と纏めることが可能。


>>111
考察⑤
『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』の世界観は、『仮面ライダーセイバー』の世界観と同じとして製作されているということが映画製作の総責任者である白倉pの公開時のインタビューで語られてる。
『仮面ライダーセイバー』の世界観というのは、「大いなる力」(「全知全能の書」とも呼ばれている)によって全てが創造されている、というのが作中や関連書籍等で明かされており、
「全て」というのは「多元宇宙」や人類が得てきた知識、発明、発見したあらゆる事象、彫刻、詩、小説、映像作品など、「人類の創作したもの全て」のことである。

「大いなる力」が創造したものは「ワンダーワールド」という空間に内包されており、現実世界や石ノ森章太郎本人も「大いなる力」が創造したものとしてカウントされている。

纏めると、

『仮面ライダーセイバー』の飛羽真達が暮らす地球がある宇宙

石ノ森章太郎が居る現実世界

ワンダーワールド

『仮面ライダーディケイド』や『仮面ライダージオウ』に登場した「多元世界観」

「多元世界観」をメタ視点で見下ろすクォーツァーの居る場所

「ワンダーワールド」には少なくとも石ノ森章太郎が創作したものも入るため、『幻魔大戦』や『サイボーグ009』なども入る。
(『スーパーヒーロー戦記』の石ノ森章太郎に関して、製作側は現実の石ノ森章太郎と同じとして製作していたため。)


>>112
考察⑥
『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場した「神」は「全知全能の書」によって創造された存在にすぎない。
何故なら、『スーパーヒーロー戦記』で「アガスティアベース」には「『機界戦隊ゼンカイジャー』の本」が置かれていたためである。
この時点で『機界戦隊ゼンカイジャー』で起きた全ての出来事や、「神」を含む全ての登場人物は「全知全能の書」によって生み出されたものであることは確定的。
「神」は確かに「無限に存在する全ての平行世界」を創造したが、それはあくまで「キャラクターとしての設定」。
実際は「全知全能の書」が全ての世界を創り、「それら全ての世界の創造者」という設定の「神」というキャラクターを創造して、「世界の整理の為に暗躍し、最後には主人公である介人と和解するという物語」をも創り出したということである。

図にまとめると
「全知全能の書」(下記の全てを創造)

真現実世界(下記の全てを創造)

----(現実と物語の境界線)------------------------------

「神」(下記の全てを創造)

全仮面ライダーと全スーパー戦隊の世界

ということになる。

要するに、「神」よりも「全知全能の書」の方が上位の存在であるため、
「神」が全ての世界を創ったのは事実だが、それは「全知全能の書」から生まれたシナリオでしかないのである。

考察⑦
(上位)
オーマジオウが俯瞰的に見ている多元世界

セイバーのワンダーワールド

ワンダーワールド内に存在する仮面ライダーとスーパー戦隊の物語を作る現実世界

クォーツァーが仮面ライダーを物語として見下ろす次元

『仮面ライダー 平成ジュネレーションズForever』に登場した、仮面ライダーを物語として捉えている現実世界

その他の仮面ライダーの世界
(下位)


◯各仮面ライダー+αの世界について

●『仮面ライダー龍騎』の世界観
『小説 仮面ライダー龍騎』の18章にこのような記述がある。

『優衣、前にも言ったことがあるだろう。
無限に世界を映す合わせ鏡の底の底では世界が少しずつ違っている。
俺は戦いに勝った者を好きな世界に連れていこう。
そこがその者の現実になる。』

「無限に世界を映していて少しずつ違っている」ということから、「『仮面ライダー龍騎』は“無限の並行世界観”となっている」ということがわかる。
「鏡の世界を落ちていく」「底には少し変化した世界がある」と表現されているため、「無限の並行世界」というよりは「高次元から下に落ちていく」すなわち「無限の階層世界」と表現してよいかもしれない。
「鏡の中の世界も一つの現実」と記載されているため「現実階層」と考えることも可能。

●『仮面ライダーキバ』の世界観
ライダー図鑑の仮面ライダーアークの説明において、「デッドクラッシャー」の項目からキバの世界に「闇の無限空間」というものが存在していることがわかる。


●セイヴァーと一体化した『仮面ライダー鎧武』の世界観

『まずは、色彩が。あらゆる色彩が、彼を吞み込んだ。 そして、あらゆる感覚が。音が。においが。皮膚感覚。内臓感覚──否、すべて。あらゆるすべてが押し寄せてくる。あらゆる、すべてがない交ぜとなって混沌としたまま、嵐のように彼を打ちのめす。 それは永遠に等しい時間であり──だが一瞬、刹那でもあった。』(60pより)
『無限の極彩色が、やがて形を得る。最初は色彩の爆発に過ぎなかったそれは、無数の光景であることを彼は知る。その理解と共に、感覚の洪水が意味を得る。彼はすべてを悟る。いま、彼が目にしているものは──感じ取っているものは『世界』だ。あらゆる時間の、あらゆる空間が、彼の前に広がっているのだ。』(187pより)
60pではセイヴァーの視点で、187pでは本作の主人公ポジションである光実の視点で描写されており、またここでは「色=世界」ということが書かれている。
そして、「無限の極彩色」という言葉がある。
この「極彩色」というのは「複数の色を重ねて派手にした色」のことを言い、「色=世界」であるため「無限の極彩色」は「無限に世界が重なっている」ということを表している(初めは「世界」を「世界」として認識する前に「色」としか認識できていなかったが)。
「光景」の中に「あらゆる時間もあらゆる空間もある」ということも書かれてあるので、「時間も空間も『世界』として内包している」ということになる。


>>115
『だが、そこに歓喜があるはずもなく。崩れそうな自我を必死に繫ぎ止めながら、彼は三千世界を流されてゆく。無限に広がる無数の世界。そしてそのすべてで、それぞれの歴史が輝いているのだ。無数の世界の、無数の物語。そして──無数の悪意と敵意もまた。』(188pより)

『究極の闇に抗いながら戦った戦士がいた。創造主から人の運命を取り戻す戦士がいた。自らの命を捨ててまで、争いを止めようとした戦士がいた。
夢を守るために戦った戦士がいた。世界と友の両方を救うため、運命と戦い続ける戦士がいた。鍛え抜かれた鬼の戦士がいた。
超加速し、時間の狭間で戦う戦士がいた。時の列車で時間を駆ける戦士がいた。人と魔のハーフとして生まれた戦士がいた。
二人で一人の、探偵にして戦士がいた。どこまでも届く腕を求めた戦士がいた。多くの友と青春を生きる戦士がいた。
希望の魔法使いである戦士がいた。スーパービークルを駆る、刑事にして戦士がいた。
無数の世界の、無数の物語。そのすべてで戦いは起こるのだろう。無数の悲嘆と苦痛に満たされるのだろう。
だが、それでもこの世は地獄ではない。世界の守り手たる彼らがいる。ヒーローたちがいる。そして、誰の心の中にもヒーローはいる。
――誰だってヒーローになれる。』(196pより)
188pでは187pに続き光実の視点で書かれている。
ここで「三千世界を流されてゆく」という文に注目する。
「三千世界」というのは元々仏教の言葉で、「(仏教世界観の)全宇宙、転じてあらゆる世界」という意味でも使われている。
つまり「三千世界を流されてゆく」というのは「あらゆる世界に流される」ということである。
次に188pの「無限に広がる無数の世界」と、188・196pの「無数の世界の、無数の物語」という文に注目する。
この二つは「無限に広がる無数の世界の無数の物語」と繋げることが可能であり、また「無数の世界の無数の物語」の中には歴代平成仮面ライダーシリーズの世界も含まれている(上記の抜粋文の通り正式名称では書かれていないが、ファンならすぐに分かるであろう表現で示されている(a))。
そして、光実は「三千世界」に流されながら歴代仮面ライダーの世界も見ていくことになる。


>>116
(a)よくわからない人のための補足

「究極の闇に抗いながら戦った戦士」→ン・ダグバ・ゼバ(「究極の闇」)によって再び引き起こされた人間殺人ゲーム「ゲゲル」に対抗する仮面ライダークウガ
「創造主から人の運命を取り戻す戦士」→闇の力=オーヴァーロード・テオス(「創造主」)の使徒であり、超能力を発現した(=アギトになり得る)人間を抹○しようとするアンノウン(マラーク)と戦った仮面ライダーアギト
「自らの命を捨ててまで、争いを止めようとした戦士」→ミラーワールド内で行われるライダーバトル(「争い」)を止めようとした仮面ライダー龍騎
「夢を守るために戦った戦士」→「俺には夢がない…、けど、夢を守る事はできる!」と言い、オルフェノクと戦った仮面ライダーファイズ
「世界と友の両方を救うため、運命と戦い続ける戦士」→不死身の生物であるアンデット達が行い、生き残った者の子孫が世界を征服することができる「バトルファイト」にて、もし勝ち残れば他のアンデットとは違い世界が崩壊してしまうジョーカー = 相川始(「友」)と自分達の世界の両方を救う方法を、戦いを通して見つけようとした仮面ライダーブレイド
「鍛え抜かれた鬼の戦士」→特訓により、魔化魍を倒す力を持つ存在「鬼」となった仮面ライダー響鬼
「超加速し、時間の狭間で戦う戦士」→超加速能力「クロックアップ」を使って戦う仮面ライダーカブト
「時の列車で時間を駆ける戦士」→デンライナー(「時の列車」)を使って時間を移動し、イマジンによる未来改変を防ごうとする仮面ライダー電王
「人と魔のハーフとして生まれた戦士」→人間とファンガイア(「魔」)から生まれた者が変身する仮面ライダーキバ
「二人で一人の、探偵にして戦士」→仮面ライダーW
「どこまでも届く腕を求めた戦士」→仮面ライダーオーズ(「どこまでも届く腕」というのは物理的な意味ではなく「どんな人でも救えるような力」のこと)
「多くの友と青春を生きる戦士」→天ノ川学園高校の生徒として「仮面ライダー部」のメンバーやその他生徒・教師と協力し、現在は教師として教え子たちを支えている仮面ライダーフォーゼ
「希望の魔法使いである戦士」→仮面ライダーウィザード
「スーパービークルを駆る、刑事にして戦士」→トライドロン(「スーパービークル」)を使って戦う仮面ライダードライブ


>>117
『殺戮を遊戯とする邪悪なるものがいた。神の御使いの如きものがいた。魔物を使役し、○し合う者たちがいた。 ヘルヘイムとは違う進化に至ったもの。不死なるもの。人を喰らう魑魅魍魎。人間に擬態する地球外生命体。歴史改変を目論む魔人。吸血鬼の如きもの。 さらには地球の記憶を宿すもの。欲望の化身。宇宙のエナジーを享けたもの。絶望より生ずる幻魔。百八体の人工生命体──。
彼の前で繰り広げられる無数の世界の、無数の物語は悪意と敵意を鎖として、ひとつの命題によって繫がっている。』(188pより)
196pと同じように、歴代ライダーと戦ってきた怪人が示されており(b)、また「彼」は光実を表している。
そして、様々な世界を見た光実にセイヴァーは以下の台詞を語り掛ける。

『愛は失われる。憎しみに囚われる。伸ばした手は届かない。あるのはただ苦しみばかり──だが私は、我々人類はそれを超克する。肉体の檻から解き放たれ、精神は昇華し、三千世界とひとつになる。一にして全。全にして一。もはやあらゆる苦悩は存在しない。これこそが究極の進化なのだ』(189pより)
ここで「『三千世界』とひとつになる」とセイヴァー自身が発言している。


>>118
(b)よくわからない人のための補足

「殺戮を遊戯とする邪悪なるもの」→『仮面ライダークウガ』に登場する、「ゲゲル」を行うグロンギ
「神の御使いの如きもの」→『仮面ライダーアギト』に登場する、テオス(「神」)の使徒として暗躍するアンノウン(マラーク)
「魔物を使役し、○し合う者たち」→『仮面ライダー龍騎』に登場する、ミラーモンスター(「魔物」)を使役してライダーバトルを行うライダー達(龍騎とライアは除く)
「ヘルヘイムとは違う進化に至ったもの」→『仮面ライダー555』に登場する、一度死んだあと蘇り人間を遥かに超越した身体力と特殊能力を得たオルフェノク
「不死なるもの」→『仮面ライダー剣』に登場するアンデット
「人を喰らう魑魅魍魎」→『仮面ライダー響鬼』に登場する魔化魍
「人間に擬態する地球外生命体」→『仮面ライダーカブト』に登場するワーム
「歴史改変を目論む魔人」→『仮面ライダー電王』に登場する、誰かと「契約」(その人の願いを叶えること)を結び、それが達成されたあと過去に飛ぶことができるイマジン
「吸血鬼の如きもの」→『仮面ライダーキバ』に登場するファンガイア
「地球の記憶を宿すもの」→『仮面ライダーW』に登場する、人間が「地球の記憶」を内包するメモリを使って変身するドーパント
「欲望の化身」→『仮面ライダーООО』に登場するグリード
「宇宙のエナジーを享けたもの」→『仮面ライダーフォーゼ』に登場する、人間がスイッチを使って変身するゾディアーツ
「絶望より生ずる幻魔」→『仮面ライダーウィザード』に登場するファントム
「百八体の人工生命体」→『仮面ライダードライブ』に登場するロイミュード


>>119
他のページでは
『その男は確かに生死を超えたのだろう
肉体の束縛から解き放され、三千世界と融和した超越者なのだろう』(210pより)
とある。
(この文は登場人物の中の誰かの視点というわけでなく、いわゆる作者の視点になっている。)
「融和」という言葉は「一つになると」という意味を持つため、セイヴァーが「多次元宇宙」と一体化したということである。
また、この「多次元宇宙」は無限である。

61pでは『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の舞台となった異世界に辿り着いたセイヴァーにDJサガラ(ヘルヘイムの意思が具現化した者)が語り掛けるシーンがある。

そのときのサガラの台詞が
『武神の世界とでも呼ぶべきかな。可能性と可能性が交差する時、時折このような世界が生まれることもある。まあ、幻みたいなもんだ』
というものである。

また、他のところでも似たような内容の文がある。
『これは可能性だ。世界には無数の可能性があって、それらが交わる時、このような幻が生まれる時があるのだ』(198pより)
「可能性が交わると新たな世界が誕生する」というのは『仮面ライダー鎧武』の独自設定で詳しい説明もないため置いておくとして(もしかしたら『仮面ライダージオウ』に登場したアナザーディケイドの能力と関係があるかもしれないが)、
61pの台詞と198pの地の文で言及されている「可能性」という言葉が『仮面ライダー鎧武』の本編でも登場している。


>>120
『仮面ライダー鎧武』第44話でヒロインとDJサガラが「鎧武系ライダー達が争う異世界」へと移動するシーンがあるのだが、そこでDJサガラがその世界について説明している。

(ヒロイン)
『私は…どうすれば…。ここは…?』

DJサガラ
『ここはあり得た“可能性”の世界。お前は時間旅行の果てに、迷子になったようだ。』
『元いた時間の流れに戻るためには、未来がある程度確定される必要がある。
それを決めるために戦っているのが、あいつらだ。』
「可能性」も「世界」として存在しているということが語られている。

つまり『仮面ライダー鎧武』の「多元世界観」というのは、成り立ちから根本的に異なる世界と、1つの世界から「可能性」によって分岐する平行世界で構成されていることになる。

以上のことをまとめると、セイヴァーは多次元宇宙(多元宇宙+1つの宇宙から可能性によって無数に分岐する平行世界+平行世界Aと平行世界Bが融合することで生まれる幻のような異世界+クウガ~ドライブまでの歴代仮面ライダーに登場する異世界や異空間などの全ての空間+世界の過去~未来という全ての時間+それらの時空を内包する高次元世界)× ∞と融合したということである。


●『仮面ライダーゴースト』の世界観
グレートアイの仮面ライダー図鑑の説明にて、
『人間が存在する“多数の次元を同時に観察”しており、“平行世界の交錯”などを察知した際は、次元の歪みが生じないよう、矛盾する事象に都度修正を加えていた。』
という文があった。
「無限」かどうかはわからないが、少なくとも『仮面ライダーゴースト』はパラレルワールド・多次元宇宙世界観となっている。

●『仮面ライダービルド』の世界観
『仮面ライダービルド』第46話にて、次のような台詞があった。

戦兎
『この世界には、「パラレルワールド」と呼ばれる無数の平行世界が存在する。
白いパネルと、エボルトが持つ黒いパネルを使えば、別の世界と交わることができる。』
『俺達がいる世界が「A」。
スカイウォールがない世界を「B」とするなら、
「A」と「B」の世界を合わせて、「C」という新しい世界を創るんだ。
白と黒のパネル…そしてエボルト自身。
これらの強大なエネルギーを合わせると、激しい時空の歪みが生まれて、既存の物理法則では成り立たない、特異点が現れるはずだ。
それを利用して、新しい世界へと融合する。』

『仮面ライダービルド』でもパラレルワールドの世界観となっていることがわかる。


●『仮面ライダージオウ』・平成仮面ライダー全体の世界観
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』のウォズの台詞
『そもそも平成ライダーが悪いんだよ。
設定も世界観もバラバラ過ぎるという声が多くてね。
そこで我々は平成ライダーを一人の記念のライダーに纏めることにした。』

『仮面ライダージオウ』EP48での会話
門矢士
『元々、仮面ライダー達はそれぞれ別時間軸の存在だ。
その時空が融合していった。』

ツクヨミ
『あの壁(スカイウォール)やタワー(風都タワー)はそれぞれの世界から来たってことね。』

門矢士
『スウォルツは世界を滅ぼす為、全ライダーの世界を1つに融合した。』

常磐ソウゴ
『そんなことどうやって?』

門矢士
『お前がその片棒を担いで来たんだぞ。』

常磐ソウゴ
『えっ?』

門矢士
『スウォルツは少年のお前に時空を操る力を与えた。 ライダー達の世界を引き寄せたのはお前だ。』

常磐ソウゴ
『そんな…』

門矢士
『そしてお前達がウォッチを全て集めたとき、世界は完全に融合した。』

『仮面ライダージオウ 超全集』142pより
『ライダーの力は、各世界を守るものであり、そのため仮面ライダーが存在しないツクヨミの世界は、滅びの時を迎える事になってしまった。
また、各世界はライダーの力に依存していると考えられ、ライダーの力が他の世界に移動すると、世界そのものが移動してしまうようだ。
そのため、ソウゴの世界にライダーの力を持つアナザーウォッチやライドウォッチが集まることで各ライダーの世界がソウゴの世界と融合してしまった』

これらからわかることは、『仮面ライダージオウ』に登場したライダー達は自分が所属している世界とは切っても切り離せない存在であることと、
「仮面ライダー」という概念はその作品の世界観や設定を内包するメタフィクション的なものだということ、
の二つである。


●『仮面ライダーセイバー』の世界観について
『仮面ライダーセイバー』第15章にて、セイバーが仮面ライダーカリバーという敵を追って「知識の源」と呼ばれるものがある異空間に飛び込んだ際に、2人が飛び込んだ異空間を指してカリバーの協力者であるストリウスが次のような台詞を言った。
『無限にして永久の場所。その先には大いなる力、「知識の源」があります。かつてこの世界を作った本、全ての知識の源に。』

セイバーの仲間
『「知識の源」とは何だ!?』

ストリウス
『“目次録”です。2000年前にバラバラになってしまった全知全能の書。唯一残った、その目次のページ。
内容を記した目次録が2人の目指す先にある。』

カリバー
『あの失われた本には、世界の始まりから終わり。
そしてあらゆる情報が記されている。』

ストリウス
『あなたたち人類が手に入れたもの全ても、その本にかかれた一部の力に過ぎません。』

また、
https://www.kamen-rider-official.com/collections/22/36
にて、オマケの設定解説で「目次録はワンダーワールドに隠されている」と書かれている。
そのため、上記の「セイバーとカリバーが飛び込んだ/ストリウスが説明していた異空間」というのが「ワンダーワールド」であるということが明らかになる。
つまり、ストリウスの説明と統合すると、「目次録」は「ワンダーワールド」の中の無限の場所の先にある、ということになる。

『仮面ライダーセイバー 超全集』の12pでは「ワンダーワールドには全知全能の書の知識が全て詰まっている」と書かれている。
「全知全能の書」というものは「『仮面ライダーセイバー』の世界観の知識、物語などを含む森羅万象の全てを創造した大いなる力」だと作中で何度か解説されている。
例えば、1章冒頭のナレーションでは
『遥か昔、我々が住んでいるこの世界は、力を持ったある1冊の本からできたんだ。その本には神話、物語、生き物、科学技術なんかの源。そして、人間の歴史が全て詰まっていた。』
と説明されている。


>>124
『仮面ライダーセイバー』の世界観で展開される『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』にて、
自分達が『機界戦隊ゼンカイジャー』という“物語の登場人物”だということに狼狽えるゼンカイジャー組とソフィアの会話が以下のようなものである。

ゼンカイジャー
『自分らが架空の存在ってこと?』

ソフィア
「架空ではありません。物語の世界・ワンダーワールドは実在します。
貴方達はちゃんとここに居るでしょう?」

また、この映画の冒頭などで多数の本が登場するのだが、
それらの本に対してソフィアは次の台詞を言っている。

『解放されたのは全ての仮面ライダーの書と全てのスーパー戦隊の書です。』

よって、全ての仮面ライダーと全てのスーパー戦隊の物語上の各世界も「ワンダーワールド」の中に実在している、ということになる。

ちなみに、『スーパーヒーロー戦記』が『仮面ライダーセイバー』の世界観で成り立っていることはこのサイトに書かれている。
https://news.mynavi.jp/article/20210803-1938196/

すなわち、『仮面ライダーセイバー』の世界観は上記で解説した『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー鎧武』などの世界観を内包できる程の規模である。

更に、『スーパーヒーロー戦記』は「現実」と「フィクション」の交錯を題材としたメタ構造となっているのだが、作中で石ノ森章太郎(演∶鈴木福)が現実世界で仮面ライダーとスーパー戦隊を創造した存在として登場している。
映画制作の総責任者である白倉pはインタビューで『スーパーヒーロー戦記』の現実世界というのは「映画を見ている“お客さん視点そのもの”として描いている」と語っている。
https://cinema.ne.jp/article/detail/47143?page=2 より)
このことから、少なくともこの作品で現実世界の存在として登場している石ノ森章太郎は、本物の石ノ森章太郎と相違ない人生を歩み、数々の作品を作ったと考えて良いと思われる。
石ノ森章太郎の代表作には『幻魔大戦』が存在する。
この『幻魔大戦』は世界観が先述した通りかなり広大である。


>>125
「考察③」においてわかることは簡潔に言うと
「多元宇宙が無限である」ということと、
「無限の多元宇宙がより高次の多元宇宙を作る階層構造である」ということ、の2つである。
その上で、階層構造の多元宇宙を遥かに越えた存在として「大宇宙意識体」が居るということも明らかになっている。

この『幻魔大戦』の世界観も『仮面ライダーセイバー』の設定上は物語として内包されているため、「ワンダーワールド」の規模というのはかなりのものとなる。

その「ワンダーワールド」を破壊可能な「破滅の書」というものが『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破減の本』に登場しており、当然「破滅の書」も「全知全能の書」が生み出したものである。

オールマイティセイバーは「全知全能の書」そのもので誕生した形態であり、全てのライドブックや森羅万象の力を使えるため、上記の「破滅の書」の力も使えるということになる。

また、『RIDER TIME 仮面ライダーディケイドVSジオウ ディケイド館のデス・ゲーム』でセイバーのライドウォッチが登場しているが、上記で書いたライドウォッチの設定としてセイバーライドウォッチは『仮面ライダーセイバー』の世界観・設定を内包した概念であり、『仮面ライダーセイバー』の世界が『仮面ライダージオウ』の世界観上に存在している世界の一つとして存在していることになる。
このスピンオフの作中で、オーマジオウは弱体化した状態でも全ての世界を消滅させる事態にまで追い込んでおり、
オーマジオウの設定として全ての仮面ライダーと全てのスーパー戦隊の力を宿しているゴライダーの力も内包しているため、
少なくともオールマイティセイバーと同じようなことは可能である。


>>126
更に、『ウルトラマンVS仮面ライダー』などでコラボしたことのある『ウルトラシリーズ』は『ハイパーホビー 2011年1月号』20pにある『ベリアル銀河帝国』特集ページにて、「レベル4」(究極集合)の設定を取り入れていることが明かされている。
「究極集合」は記述可能・想像可能な全ての宇宙論を内包しており、これを超える宇宙論は存在しない。
セイバーが管理する「全知全能の書」は「究極集合」も人類の知識として記載しており、セイバーの全知全能としての規模は「究極集合」全域となる。
また、オーマジオウやオーマフォームもゴライダー等の経由でオールマイティセイバーの能力を使える。
セイバーやオーマジオウetcを倒すには「究極集合」を超えた規模で全知全能級の力を発揮できる必要があるが、上記の通り「究極集合」を超えるのはどう足掻いても不可能であるため、どんな創作物も本気を出したセイバーやオーマジオウetcには勝てない、最低でも引き分けにしかならない。

●余談
まず、『仮面ライダーセイバー』には「大いなる力」または「全知全能の書」と呼ばれる、いわゆるアカシックレコードのような存在があり、その「全知全能の書」が『仮面ライダーセイバー』の世界と「ワンダーワールド」、歴代仮面ライダー&歴代スーパー戦隊、これらを製作していた原作者の石ノ森章太郎などが存在している現実世界を創造したという設定がある。
また、「ワンダーワールド」は「全知全能の書」の知識の全てを“実在するものとして”内包している異世界という設定もある。
『仮面ライダービルド』に登場する仮面ライダーエボル コブラフォーム(フェーズ1)の設定において、「EVOオムニバーススーツ」という言葉が出て来ている。
『仮面ライダー』シリーズの中に「オムニバース」という単語があるなら、『仮面ライダー』シリーズを製作していた現実世界に「オムニバース」という知識もあるため、設定としては「オムニバース」も「全知全能の書」の知識の1つであり、「ワンダーワールド」に内包されているものということになる。
「破滅の書」或いは「全知全能の書」の力を持つライダーはこの「ワンダーワールド」の全てを破壊できるため、結果的にオムニバースも破壊可能ということになる。


□石ノ森章太郎について
『 スーパーヒーロー戦記』では「本物」という設定で登場し、自身が描いたものを実体化させたり、アスモデウスの策略にはまり絵を破って仮面ライダーやスーパー戦隊を消去したりしていた。
これ以外にも『仮面ライダーSD』というギャグ風の作品に登場し、グランショッカーに攫われたことで危うく仮面ライダーそのものを作れなくなるところだった。
また、オーマジオウは石ノ森章太郎が存在する真現実世界を含んだ『仮面ライダーセイバー』の世界観を破壊できるため、「オーマジオウ&それ以上の力を持つ仮面ライダーのキャラクター > 石ノ森章太郎」となる。
そうするとTOAAをも越えている可能性がある。
(TOAAもアルユーイング曰く編集、読者、クリエイターのアバターであるため、その意味ではTOAAが石ノ森章太郎以上ということは有り得ない筈。)

□仮面ライダー&スーパー戦隊と妖怪ウォッチ
『妖怪ウォッチぷにぷに』の仮面ライダーコラボにおいて、うんがい三面鏡が仮面ライダーの世界を「並行世界」と言っていた。
『仮面ライダーセイバー』には「全ての物語はワンダーワールドに内包されている」という設定があるため、仮面ライダーと並行世界で繋がっている妖怪ウォッチの世界はワンダーワールドに内包されていることになる。
また、『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する「神」は劇中で「無限の並行世界を創造した」と言っており、映画合体記念公開スペシャルではゾックスがクロコダイオーでセイバーの世界に行き、自分達がいたゼンカイジャーの世界を並行世界としていた。
『スーパーヒーロー戦記』にてゼンカイジャーの世界は「ワンダーワールド」に内包されていることが明かされたため関わりがある。
つまり、神が創造した並行世界の範囲には『仮面ライダーセイバー』の世界も入っており、妖怪ウォッチが仮面ライダーの世界と繋がっていると考えると、当然「ワンダーワールド」に内包されている。
「神」はその「ワンダーワールド」を内包するセイバーの世界を創造しているため、「神」が創った並行世界には妖怪ウォッチの世界も入っている。
自分の創造した世界の破壊も可能とされていることから「神」は妖怪ウォッチの世界を破壊できるという考え方もできる。


□「オーマジオウは令和ライダーの力を使えるのか?」

設定上使えるのは『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』(以下「OQ」)と、「OQ」の続編であるファイナルステージに登場していたオーマジオウ。
「OQ」の終わりでは令和ライダーであるゼロワンが登場しており、ファイナルステージでは「令和ライダーの物語がこれからも続くが、自分達平成ライダーも令和の世に生きるライダーとして頑張って行こう」という結論で締めている。
オーマジオウは2068年までの全ての仮面ライダーの力(ライドウォッチ)を持つため、「ОQ」の世界観で令和ライダーが存在し続けているのであればセイバーの力も使えることになる。
また、セイバーの力を継承したディケイドアーマーセイバーフォームも平成ライダーであるジオウの形態の一つなので、このことからも必然的にオーマジオウもセイバーの力を継承していることになる。
小説版で「時間の概念の外側にいる」と言われたウォズや、劇中設定を超越しているティード達よりも存在が格上とされているので、本編でも設定上使える可能性はある。


□仮面ライダー共通の特徴
『仮面ライダーディケイド』で『仮面ライダー』シリーズそのものが「永遠」となっており(用語辞典の「世界の破壊者」参照)、
『仮面ライダー 平成ジェネレーションズforever』と『仮面ライダージオウ』のファイナルステージにて、「現実世界の人間がいる限り消滅しても仮面ライダーは人々の記憶から完全復活する」ということがわかっている。

□クロックアップについて
・ライダー図鑑において、本家のマスクドライダーの説明では「常人では目視できないほどの超高速移動」と、『仮面ライダーディケイド』に登場したマスクドライダーの説明では「物理法則を遥かに超えた高速移動」と説明されている。
・本編で使用した際には雨が止まっているように見える描写があった。
・柳田計算ではマッハ2万3千。
・『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』の描写から考察すると、静止軌道の先にカウンターウェイトを設置することで地上と繋げる宇宙エレベーターを10秒で昇っていたため、少なくとも秒速3600kmとなる。
「カウンターウェイトまでの距離は約10万kmになる」というのが宇宙エレベーターの理論であるため、先まで行くなら秒速1万kmとなる。

□クォーツァー
『仮面ライダーリバイス』までの物語を含む歴代仮面ライダーや『機界戦隊ゼンカイジャー』までの物語を含む歴代スーパー戦隊、他石ノ森章太郎作品などが内包されている「ワンダーワールド」からなる『仮面ライダーセイバー』の世界を1つの物語世界として、
他の仮面ライダーの物語世界が並列して存在する仮面ライダーの多次元世界全体を「世界観・設定」というメタ視点から俯瞰し、またそれらを融合・消滅させられる組織がクォーツァーであり、
そのクォーツァーですら「オーマジオウの掌の上の存在」と超全集で説明されている。


□昭和ライダーの漫画版
◎『時空英雄仮面ライダー』
『仮面ライダーBLACK RX』の放送終了後、RXまでの仮面ライダーをスーパー戦隊のような集団ヒーローとして製作された『イレブンライダー』シリーズの1作。
『イレブンライダー』はテレビシリーズの続編を意識した作品であり、東映・石ノ森プロの完全監修で製作されている。
イメージソングもあるなど、気合いの入れ様が凄かった。
当作品は『イレブンライダー』シリーズの中でも自由度が高い作品で、拳銃型のタイムホール発生装置を使い歴代仮面ライダーが様々な時代で侵略宇宙人のジャオロ一味と戦うという内容であった。

◎『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』
『イレブンライダー』シリーズの最後の作品。
「銀河大戦」という名前の通り、仮面ライダー達が「さらば地球よ」ということで宇宙船で飛び立つ。
基本RXしか活躍しないため集団ヒーロー路線の『イレブンライダー』シリーズのコンセプトを無視した作品だが、『仮面ライダー』シリーズで「スペースオペラ展開をやっている」というのは今作だけなので、異色作として好きな人もいる。

□平成ライダーについて拡大解釈
クロスオーバー作品ではかなりインフレしている昭和ライダー相手に、基本形態でも互角に戦えている。
つまり「平成ライダーの最強形態>>>>>平成ライダーの通常形態 ≒ 昭和ライダー」という図式が殆どの平成ライダーにおいて成り立つ。
オールライダーモノで戦闘力は互角に描かれているということで、平成・令和ライダーの通常フォームの戦力を最大解釈すると
パワー∶銀河破壊に耐える昭和ライダーを倒せる程
防御力∶昭和ライダーと同等
行動・反応速度∶光速以上


□Twitter(現「X」)でのオーマジオウの説明

◎オーマジオウが内包しているライダーについて

要約
『オーマジオウは映像作品だけではなく、漫画・舞台・小説などのキャラクターも含めた全ライダーの力を使える。』

URL
https://twitter.com/cron204/status/1170360827523657728?s=19

原文
『A significant number of Riders have been born in TV shows, movies, manga, stages, and novels, though few of them have become canon. We put that problem the heart of the summer movie "Over Quartzer" and I believe that Oma Zi-O has the power of literally all the Heisei Riders.』

和訳
『テレビ番組、映画、漫画、舞台、小説などで数多くのライダーが誕生してきましたが正史となったライダーはほとんどありません。 私たちはこの問題を夏の映画「Over Quartzer」の中心に据えましたが、オーマジオウには文字通りすべての平成ライダーの力があると信じています。』

◎オーマジオウの破壊・創造の規模について

要約
『オーマジオウは単一宇宙となっていた「仮面ライダーの世界」を多元宇宙(マルチバース)に創り変えた。』

URL
https://twitter.com/cron204/status/1170368035590307840?s=21

原文
『I think Sougo's decision was to make the universe of Kamen Riders multiverse. To say shortly, all the situation about Riders were rewound to the point before Zi-O began.』

和訳
『ソウゴの決断は仮面ライダーの世界を多元宇宙にすることだったと思います。 簡単に言えば、ライダーに関するすべての状況はジオウが始まる前に巻き戻されました。』


□量産型ライダー
●ライオトルーパー∶1万人
変身者の殆どがオルフェノクであるため、ベルトを破壊された等のアクシデントがあっても戦闘の続行が可能。

●仮面ライダーメイジ∶世界の総人口とほぼ等しい。
魔法使いが一般化した世界においては、ほぼ全ての人々 が仮面ライダーメイジに変身することが可能。

●仮面ライダーアバドン∶1億人
変身者がAI搭載のナノマシンによるアバターの性質上、倒されログアウトしたとしても再ログインによる復活が理論上無限に可能。

□仮面ライダーのキャラクターの総数
仮面ライダーは200種類以上、怪人は1600種類以上、疑似ライダーは30種類以上いる。
合計は約1800種類以上。
(2022年 9月頃→つまり『仮面ライダーギーツ』の序盤辺りまでの集計)
しかも、あくまで「種類」を数えただけで人数を数えたわけではなく、一種類に何百〜何億といる場合もあるため、正確な総数を数えることは困難だと思われる。

□「メタ能力」について
「フィクション」という壁を超えて、我々の住む文字通り本物の現実世界(以下「真現実世界」)に干渉したり、影響を与えたりする力。
基本的にフィクションのキャラクターは真現実世界に干渉することは不可能であり、その絶対的な壁を越える力を持ったメタ能力持ちのキャラクターたちは化け物。
オーマジオウなども真現実世界の観客に干渉して、作中の設定や事情を全て覆していた。
(しかし、ファイナルステージのような真現実世界の観客に直接触れ合える場でも、観客に干渉して力を得ないと「真現実メタ」とは言えない。)


○チート戦隊

◎→チーム全体 ●→個人

◎ゴレンジャー
・「ゴレンジャーハリケーン」という必殺技が、ストーリーが進むにつれ敵を確実に倒すために物理法則など様々なものを無視して相手の好物や弱点に変形するようになった。
・『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』では宇宙を破壊するために来訪した敵をアカレンジャーが倒し、地球から撤退させている。

●ビッグワン
・他の戦士達がそれぞれ持っている「原子・電気・磁力・重力」の4大元素を併せ持つ。
・敵味方の誰もが彼の姿を捉えることができない程の高速移動能力を持っている。
・作中では客演作品であっても敗北どころか苦戦した描写は一切無い(『199ヒーロー大決戦』ではスーパーゴセイレッドに倒されているが、こちらは黒十字王がレンジャーキーから実体化させた偽物なので本人では無い)。
・『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では変身していない生身の状態でヤバイバとツエツエを撃退するという圧倒的な強さを見せた。

●ダイナブラック
・伊賀流忍者の子孫であり、他のメンバーには無い分身、変わり身などの忍術を使用する。
・敵の動きを拘束してしまうストロングシャワーや、閃光で視界を遮って敵の目を見えなくしてしまうブラックスターフラッシュ等の強力な技との併用も可能。
・「バトルテクター」で戦闘力を向上させられる。

●ピンクフラッシュ
・変身者のルーが重力の強い過酷な惑星で特訓をしてきた経緯を持つ故に重力を遮断する特殊な体質を持っており、変身前でも重力の影響を無視した高いジャンプ力と空を飛ぶ能力を有する。
・変身後はプリズムブーツから発する無重力ビームによって周囲の重力を操作する事が可能で、この技を使われると敵は身体の自由を奪われてまともに動くことすら不可能となる他、高所から地面に叩き落とすといったように動けない敵を一方的に攻撃出来る。
この技の恐ろしい所は、一度発動すれば彼女自身は敵に一切触れること無く範囲内にいる対象の身体を自由自在に動かせるという点。
・このブーツに高重力を纏ってキックを放つといった攻撃への応用も可能。


●キリンレンジャー
・「天時星」と言う時間を司る星の元に生まれたためか、時間を操作することのできる「天時星・時間返し」と言う技を持っている。
時間を巻き戻せば敵から受けたダメージを無かったことにできる上に、デメリットも専用のガジェットもなく使用可能(ただし映画を含めてたったの3回しか使用されなかった)。

●ガンマジン
・伝説の鍵の持ち主となった者を「ご主人様」と呼び、ガンマジンが気に入らない願い事以外ならどんな願いも叶える事ができる。
・自身の大きさを50㎝から最大90mまで自由自在に変える事が可能。
・戦闘では「マジンサーベル」と呼ばれる剣を装備し、「マジン一刀流奥義」という剣術を用いて戦う。
「一の太刀」では電撃、「二の太刀」では破壊ビーム、「三の太刀」では熱光弾、「四の太刀」では重力操作、「五の太刀」では電撃を使った敵の拘束と、どれも強力な能力となっている。
特に「四の太刀」は総重量が測定不能となっている「キングピラミッダー」をも軽々と浮かせてしまっている。
・目から破壊光線を発射する、壊れた建物を一瞬で復元するといった技も披露していた。
・作中終盤では太陽を木っ端微塵に破壊してしまうボンバー・ザ・グレートの「グレートミサイル」を止めるために宇宙まで飛び立ち、太陽に命中する直前にミサイルの軌道を変えて太陽の破壊を阻止していた。

●メがレッド
・「メガスーツ」によってあらゆるショックから身を守り、設定上は自己修復機能によって損傷を受けてもすぐに回復することが可能。
・個人武器の「ドリルセイバー」は、秒速2000回転するドリルで分厚い岩や鉄板をぶち抜く。
・スーパーパソコンの機能で戦闘データを蓄積することが可能。
これによって、戦いに応じてスピードとパワーのバランスが取れて、無限に強くなっていく。
・物語中盤には武装強化によって必殺技の「ドリルスナイパーカスタム」を通常の15倍の破壊力に強化した「ドリルスナイパーカスタムフルパワー」が使用可能となり、初使用となったライオンネジラーとの戦闘ではライオンネジラーを僅か0.026秒で灰に変えてしまった。
・『電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』では「メガテクター」と呼ばれる強化アーマーを装着し、通常時では変身解除してしまった攻撃を受けても無傷な防御力を得た他、光の弾丸となって敵に体当たりする必殺技を使用できる。


●メガブルー
・スーパーパソコンの機能が組み込まれたメガレッドに対して、メガブルーにはデジタルテレビの機能が組み込まれおり、この機能によってバーチャル空間を作り出したり、歪んだ世界を元に戻したりすることが可能。
・本編10話のネオコウモリネジレとの戦闘において使用した「バーチャルビジョンシアター」は、敵をメガブルーが作り出した仮想空間に強制転送し、その空間内でメガブルーの思うままに作り出したバーチャル映像で敵を攻撃することが可能。
敵は仮想空間内に閉じ込められているため、メガブルーに対する干渉ができず、一方的に攻撃を受け続けるしかなくなってしまう。
・同話では高速移動能力も披露しており、周囲の時間が止まっているかの様な僅かな時間の間にネオコウモリネジレと攻防を繰り広げていた。

◎タイムレンジャー
・浅見竜也/タイムレッドを除くタイムレンジャーの4人は未来人・時間警察であり、理論上は『スーパー戦隊』シリーズの歴史に問題が発生する度に対処することが可能。
・基本的に規則の関係上、怪人の抹殺はできない戦隊だが、ボルユニットのエネルギーをフルパワーにすれば単独で怪人の抹消も容易いらしい(Case File 5にて)。
・圧縮冷凍技術は怪人だけでは無く、爆弾等を冷却すると言う応用も利く。
・『スーパー戦隊最強バトル!!』においてはゴセイナイトを倒したギンガブルーにタイムレッドが勝利している。
・『ネット版仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!』では、時間を巻き戻す能力により滅亡した地球人類を復活させていた。

◎ハリケンジャー
・宇宙そのものを飲み込む巨大ブラックホールを「怒りの矢」と「嘆きの弓」を使い消滅させた。


●アバレマックス
・戦闘力に関してはアバレッドの三倍を持っているだけでなく、「マックスフィールド」と呼ばれる特殊な空間によって戦闘力を倍増させることができる。
通常形態では勝てなかったアバレキラーの「アバレモード」やキラーゴーストすら圧倒する程であり、作中の戦績はラスボスを除いて敗北したことは無い。
・重量3980tの巨大な敵に踏み潰されても無傷な防御力を誇り、敵をそのまま片手で投げ飛ばすという等身大のヒーローとは思えない常軌を逸脱した力を持つ。
・海外版では腕が伸びるようになった他、アーマーがヨーヨーに変形したり、肩の必殺キャノン砲が展開するバトライザーが実装されたりと更に強くなった。
・当初は「他の戦士が変身できなくなる」という欠点もあったが、後に克服している。

●アバレキラー
・スーツ自体は「1人で敵を倒す」というコンセプトで作られており、スペックはアバレンジャーの各メンバーを遥かに凌駕する程。
・「アバレモード」になったアバレブルーとアバレイエローを同時に相手しても返り討ちにしてしまう他、名乗り中に攻撃をしない『スーパー戦隊』シリーズにおいてタブー中のタブーを破った容赦の無さ、本人が天才ドクターであるという点も強さを印象付けている。
・アバレンジャー同様に「アバレモード」が用意されており、こちらの形態になると上述のアバレマックスが登場するまで無敵を誇り、地球を真っ二つに割ってしまう力を持った敵を一撃で葬っていた。

●デカマスター
・「地獄の番犬」と言う異名を持ち、100体のアーナロイドを1人で切り伏せる、部下たちとの模擬戦を3秒で締める、あらゆる攻撃を弾く肉体を持った敵に対して隙間を狙うことで追い詰める等のトップクラスの実力を見せていた。
・その実力の高さから銀河系を消滅させたエージェント・アブレラにも正攻法での戦いを避けられている。
・狙撃もお手の物で、ディーソードベガをライフル代わりにしてデカレッドの援護をしたこともあった。
・作中で敗北したのは人質や不意打ちによる犯罪者らしい卑劣な手に掛かったことが殆どであり、彼を真っ向勝負で倒せたのはリバーシア星人ブリッツ・ヘルズくらいである。
・『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』のオリジナルストーリーでは修行でゴーカイレッドと交戦し、互角に渡り合っていた。


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