【小説総選挙】ドキドキ!生徒会長と秘密の恋!?
はじめまして!❀玲蘭❀だよ!←誰も自己紹介は求めてない
初めての小説投稿です☆
学園モノを書いてみたいと思いまして!
よろしくお願いしますっ
今回はちょっと短いかも(((
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♪キーンコーンカーンコーン♫
私「みんな〜おはよう!」
はじめまして!私の名前は白百合(シラユリ)愛華(アイカ)!
今日からこの魔法学園に入学したの!
玲「おはよう」
花「おはよ〜」
梨乃「はよ!>_<」
私「クラス分けどうだった?」
そう!今日はクラス分けがあったんだよね!どうなったのかな〜(ドキドキ
花「私はA組!」
梨「私も〜!」
玲「俺もだ」
莉「愛ちゃんは?」
私「私はC組だった!三人と離れちゃうね。寂しいなあ(/_;)」
玲「愛華だけ別クラスか。心配だな...」
梨・花「「もう、ホント玲は過保護だよね」」
私「や、やめてよ!二人とも///」
キリが悪いところですいません!!力尽きました(((え
最近ちょっと忙しくt(殴
来週こそはちゃんと書きます!( ー`дー´)キリッ
玄関を開けると、ひんやり冷たい風が頬を撫でた。
あぁくそ、冷房がつけっぱなしじゃないか。今月の請求書を思い浮かべて思わず顔を顰める。ただでさえ夏は高く付くというのに。溜息を零しながら、せめてもの悪足掻きにと28度まで温度を上げた。
仕事帰り、ふと気になって開いてみた小説サイト。訪れたのはいつぶりだろうか。
占い◯クール、プリ◯説、エ◯リスタ、テ◯ーノベル。当時の私にはたくさんの居場所があったのだなあと思う。
見返してみれば本当に酷い文章だ。台本書き、ほぼセリフしかない文章、プロットも組まず見切り発車のストーリー、後から増えていくキャラ設定、///や(((の多用、意味のない絵文字。いっそのこと小説を読むことから始めたらどうかとさえ思ってしまう出来栄えだ。
ただ、これも私にとっては必要なものだったのだと思う。
中学受験をして、誰1人知人がいない学校に放り込まれた頃。初めての定期テストに、初めて見るレポート課題に、一からの人間関係。幼いながらそれなりに悩んでいたのではないか。
大学受験を経験した身としては定期考査の範囲なんてひどく狭いものに見えるし、卒業論文を書いた身としては実験レポートなんて十数分で事足りる。なんて楽なのだろう。学生時代の人間関係なんて目まぐるしく変わるものなのだから、のんびり構えておけばいいのだ。
けれど、そう思えるのも今までの経験があるからこそだと思う。大きな悩みができれば、それ以前の悩みはちっぽけなものに見えてしまうものだ。当時は私なりに必死だったのだろう。
だから、それをまとめて黒歴史だと一蹴してしまうのは昔の自分があまりにも可哀想だ。
とはいえ、見るに耐えない文章なのには違いない。羞恥心が懐かしさをかき消して心の奥底に訴えてくる。そうだ、封印してしまおう。忘れかけの懐かしいパスワードを入れて削除ボタンを押す。しばらくした後、Deletedの文字が表示された。
喪失感はなかった。つい今まで忘れていたのだ。むしろ晴れ晴れした。
1200ccのサーバーを傾けながら私は考えた。
最近は小中学生の歌い手や小説を揶揄する言葉をよく目にする。そしてそれをわざと真似する人も。
小中学生の歌い手あるある。夢小説あるある。下手、下手、拙作愚作駄作、黒歴史。
ははっ、酷い言われようだな。聞いているか、昔の私。これが世間の考えだ。残念ながら間違っていないよ。
でも、私は思うのだ。
「今の子どもたちも、居場所がほしいだけなんだろうなあ。」
「きっと他の子の作品を卑下することも、"お前らは何も分かってない"と達観し年下を馬鹿にしてしまうことも。今の自分でいいのか不安で、自分より下がいると安心したいだけなんだろう。」
けれど、いつか、自分が現実から逃げていることに気付く時が来る。それは他人からあれこれ言われてどうにかなるものではないのだ。価値観のアップデートには時間がかかる。
だから、その時を焦らずゆっくり待っていればいい。
まあ、私の場合は大学受験の時と、本当に遅かったのだけれど。
すっかり冷えてしまったコーヒーをぐいと飲み干すと、香ばしい香りが鼻腔に広がった。後味は苦いのだが、それがまたクセになる。うん、やっぱりこの豆が一番だ。
もう一杯飲もうかと腰を上げかけた時、無機質な音が聞こえた。
_________ さんから新着メッセージが届いています___
軽快な音と共に表示される、デスクトップ通知。
見れば時計の短針が10の文字を指している。薄暗い部屋の中、パソコンの画面から発せられる白い光が煌々とその存在感を主張していた。
明日の朝は早い。
ふう、と息を吐き出す。通知を知らせるポップを横にスライドして、ぱたりとパソコンを閉じた。
「はぁー。なぁに考え込んでんだ私。余計なこと考えず寝よ!」
今日はこのくらいにしておこう。現実も大切にしないとね。
私達の居場所は、インターネットだけじゃないのだから。