小説〈目玉焼き〉
私の始めて作った目玉焼き。その調理過程と味は…
その1
ある日突然、私は目玉焼きを作ってみようと思い、準備をした。卵1個に油少し。油はほぼ目分量だが、問題はないだろう。油をフライパンにしき、まんべんなく油が付着するように油の雫をフライパンを傾けて転がす。
そして私は火をつけた。さあ、卵を入れるぞ。
調理開始
私は卵を両手で割って入れ、殻を排水口にポイッと投げ入れた。割り入れた卵はジュージューと鳴りだし、白身が焼けてくる。そこにすかさずクレイジーソルトをかける。母が目玉焼きにおすすめでしていたのだ。その途端、おいしそうな匂いが部屋中を漂った。そういえば換気扇をつけるのを忘れていたと思い、慌ててオンにする。そうするうちに白身はどんどん白く染まっていく。
私はコップに小量の水を入れ、フライパンのふたを持った。緊張の瞬間… 水をフライパンに入れ、ふたをすかさず閉める。フライパンはさっきよりも音を立てており、少し怖い。私の家では目玉焼きは蒸し焼きにするのだ。私は一分のタイマーをかけた。一分ほど蒸し焼きにすれば半熟トロトロの黄身になるからだ。
調理途中〜いただきま〜す
一分後、気をつけて蓋を取る。途端、パチパチと花火のような音がする。フライパンをのぞき込むと、そこには白、黄色2色のきれいな目玉焼きがあった。「成功や!」私は思った。私はすぐにそれを皿に盛り付け、食した。
目玉焼きの味
始めて作った自分の目玉焼きの味は最高だった。やはり自分で作った料理が一番うまい。ほどよくクレイジーソルトのかかった白身と半熟とろりとした濃厚な黄身がとても美味だった。私は皿を洗いながら思った。また作ってみようかな。と。
いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する