【初 ゆめ殺小説!】※ふりおにメインよ
わんく
下手だよ!!!
括弧ついてるのは分(セリフ)
ついてないのは動作とか
「はぁ..依頼とはいえお金が持たん..」
財布を開き、俯きながらため息をつく。それもそうだ。
「どっかいい職場ないかなぁ..?」
求人募集の冊子を手に取り、壁にもたれてパラパラとめくる。疲労でもう目を閉じれば眠りそうなもんで、意識を保つのが精一杯。
『お仕事にお困りかね?』
見知らぬ人が話しかけてきた。どなた?
「ぁ..え..?どなたでしょうか。」
今ので一気に眠気が覚めた。
『おっと、、私はおついち。おついっちとでも呼んで?⭐︎』
随分とテンションが高い。ただし気になるのはそこでは無い。
「さっきの言葉..どう言うことですか..?」
聞き間違いが無かったか、もう一度聞き返す。
『そのままだよ!今はうちの会社も求人募集してるんだよねっ!よければここで働きませんか?⭐︎』
疲れているから幻覚を見ているのだろうか。まるであの笑顔が神様のような、神々しいオーラを感じる。
「いいんっすか!?」
おついちさんの方に身を乗り出すが、膝をぶつけたようで聞いていない。
『いっだぁ..ッ..』
本当にこの人がリーダーで良いのだろうかと思うほどに、顔を顰めるその姿は幼く愛らしい物だった。
「あ、絆創膏。持ってるんで。」
傷ついた膝に目線を合わせ、ゆっくりと絆創膏を貼る。
人の手当てなんてしたことがなかった。
絆創膏を貼っている僅かな時間だけ、周りの時間が止まっていた。
「..?」
自分がそれだけ集中してたのかもしれない。なんにせよ初手当てはこれにて終了。
でも、おついちさんはそうもいかなかったみたい。
『..ッ!』
息を呑み、驚いたようにこっちを見ている。
『ちょっと行こうか。』
手を引かれ、おついちさんの赴くままに街を駆け抜ける。
「きゃーおついちさんってば強引♡」
『しばくよ?』
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