【小説】楽しいデスゲーム
ないよーなんてないよー
感想よろしく!
-------------
俺は章介。普通に生きてる普通の人間だ。ある日俺の家のポストには謎の手紙が入っていた。手紙には
[12月29日にデスゲーム参加してね。勝ったら賞金を沢山あげるよ。場所は○○○-△△△のところだよ!]
と書かれていた。
章介「どうせ子供のいたずらだろ…」
そんな事を考えていたが、興味が湧き、書いてあった場所へ行ってみると、人が沢山いた。どうやら俺と同じく手紙をもらっていたらしい。みんなで待っていると一台のバスがやってきた。俺達はその謎のバスに乗り込んで、デスゲームの会場と思わしき場所にやってきた。そこには、いろいろな国の人間がいた。アメリカ人や中国人に韓国人もいた。フランス人もいたし、とにかくいろんな国の人間がいた。俺はその人達と穏やかに話していると、いきなりスピーカーが鳴った。
スピーカー「やぁ!こんにちは!突然だけど、君達にはゲームをしてもうよ!」
章介「ゲーム?なんのゲームだ?」
韓国人「ふざけているのか?」
アメリカ人「なんなんだ?ゲーム?早く帰してくれ。」
スピーカー「じゃあ、ゲームをクリアしてね!ゲームをクリアするか、死ぬか。どっちがいい?」
フランス人「ふざけるな!帰してくれ!」
スピーカー「ならゲームに勝って出よう!じゃないと死んじゃうよ?」
フランス人「嘘をつくな!いい加減にしないと…」
その瞬間ドアが開き、数人の銃を構えた職員が入ってくる。そしてすぐさま銃をフランス人に向けた。
フランス人「?!」
スピーカー「君が出たいなら出してあげるよ!死体としてね…」
それを見て会場は凍りつく。ただ、スピーカーは
スピーカー「今から、ゲームの準備をするから、出されたご飯を食べて待っていてね!」
そう言ってスピーカーが切れる。そして銃を構えた人達の後ろから、食べ物が出てきた。長い長いテーブルにはそれぞれの名前と食べ物が置かれていた。そこには自分の名前もあり、テーブルの料理はどれも美味しそうだった。だがよく見てみると、俺の大好物の肉じゃがやオムライスが置かれていた。偶然と考えたが、気になって隣の人に聞いてみた。
章介「あの、テーブルにあるこの料理って、好きな食べ物だったりします?」
ロシア人「そうだよ。僕は日本のカレーが好きなんだ!特に甘口!」
そう言ってカレーを一口食べた。すると、ロシア人はとても喜んでいた。自分も試しにオムライスを一口食べる。オムライスは自分が好きだった親の味だった。肉じゃがはおばあちゃんの優しい味で思わず手が止まらなかった。そしてみんな食べ終わった頃、話し声が増えてくる。その時、スピーカーがまた鳴った。
スピーカー「君達!ご飯は美味しかった?それじゃあゲームをそろそろ始めるよ!食後の休憩も十分みたいだしね!」
そう言って職員達はまた銃を構え、並ばせた。そして、とあるゲームの場所にたどり着いた。
2話に続く。