ドキドキ、恋愛成就!
オリキャラ年中行事シリーズ、いってみよう!
組長には悩みがあった、王龍会の後継を安定させるために、娘に彼氏を作らなければ。
「あいつらが結婚すりゃ組は安泰だ」
鏡花と幸助はきょうだいのように育ってきたが、もう年頃だ。
「初詣?」
「お前ら行ってこい!」
怪訝な顔をする。
「パパなんか企んでるよね?」
「行ってこい組長命令だ!」
「ずるっ」
ヤクザは組長には逆らえない。
「お年玉やるから‥」
「変なお金じゃないよね?」
「ショバ代だよ」
パパに言われた通り、コウちゃんと手を繋ぐ。
昔は私の方が背が大きかった、こうちゃんはいつも私の後ろをついてまわっていた。
「昔はこの辺だったのに‥」
小4の頃、背中の後ろに隠れるくらいだったのに。
「今は私がこうちゃんの後ろに隠れちゃう」
「お嬢は俺の姉貴ですよ」
「そうだぞ、お姉ちゃんだよ〜」
二礼二拍手一礼。
「カタギの女の子になりたい‥」
「組が大きくなりますように‥」
ふっと、景色が変わった。
「なんだこりゃ?」
「ポッキー?」
「私は恋愛成就の神様だからね!」
「神!?」
白い部屋だ、何もない。
「おみくじ引いて帰ってね?」
「その前にここから出せ!」
拳を振り上げた。
「神の前であるぞ、控えよ」
見た目は女の子、かわいい。
「直々に縁結びをしてやろうというのだ、崇めよ人間」
「なんで?」
指をこちらに向けている。
「妾の決めることじゃ、いいからカップルになりなさい!」
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タグ: 恋愛成就
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