#7 デド
しかし私としてもカイのことを考えていられるほど暇では無かった
ルーのことを考えなければならないのだ。
自室に戻る道を歩きながら頭は悶々としていた。
まずなぜあのドアを開けたのか、開けることができたのか。
そしてドアを開けたこととデド出現の因果関係。
「あ、いたいた〜!」
「どうしたの、マーレー?話しかけてくるなんて珍しいじゃない。」
「残念だな。今日やっこさんに用事があるのは俺じゃないんだ。」
振り向くとマーレーの隣に、いつも一緒にいるうちの一人がなんだか嫌な笑いを浮かべて立っていた。
確か名前はキヲルだった気がする。
「俺、見ちまったんだ。」
キヲルが唐突に口を開いた。
「何を?」
キヲルは人差し指をビシリと私に向けて言った。
「お前、開けただろ。そして、誘っただろ、デドを。」
私はあのことだと察した。
「なっなんのこと?マジで。」
マーレーは何も聞いていないらしい、キヲルの思わせぶりの言い方もマーレーの好奇心をそそっているようだった。
「マーレーは一回黙ってて。」
キヲルはマーレーを制した。
「いや、ここにいるんだから知る権利があるわ。それに変な誤解をされても困る。」
マーレーはそうだそうだと私の一語一句に頷いた。
キヲルも「確かにそうだ」と頷いたので私は一部始終を簡単に話した。
「それで、キヲルは私とルーがドアを開けたのを見たの。そうよね?」
「そうだ。でも、話を変えてないか?」
キヲルはニッコリと顔いっぱいの笑顔になった。
「どっどう言うこと?ドアを開けたって、あの、、シェルターから出るドア?」
「そっ」
マーレーの問いにキヲルが嬉しそうに答えた。
俺の願い叶えてくれて本当にありがとうございます!
あの、古井先生のファンクラブ作っていいすか笑笑
それと、『夏の朝』って言うホラー系作品も見させていただきました!本当によかったです!
短編小説も定期的に出してくださると嬉しいです笑笑