星のカービィwii小説(4)「砂の荒野」
クッキーカントリーの次に行くことになったレーズンルインズ。
そこは砂漠と遺跡がたくさんある場所だった。
「かなり荒れた土地だな。」
「とりあえずエナジースフィアと右ウィングを探さなければ。」
「また異空間に入るんでしょうか・・・。」
「恐らくな。まぁ何とかなるだろう。」
いつもどうり歩いて進んでいくと新しい敵に出会った。
ウィッピィだ
「あ・・・あの敵見たこと無いよ。」
「コピー能力が手に入れられるのかな?」
「よーし」
カービィは吸い込みを初めた。
ウィッピィはカービィの口の中へ吸い込まれていった。
カービィが飲み込むと新しい姿になっていた。
「やった。あれぞウィップカービィ。ムチを自由自在に操り敵やアイテムを引き寄せたり出来るぞ。」
「へぇ強そうだな。カービィ使ってみて。」
「えい!」
まずは通常攻撃の ムチうち
他のも「ジャンプうち」や「天井つき」。
さらには「フロント叩きつけ」などの投げ技も覚えた。
「凄いカービィ。一瞬で使いこなすなんて。」
「ウィップの能力凄い使いやすいよ!どんどん先に行こう!」
ウィップの力は絶大。
そこらへんにいる敵を一瞬で片付けた。
しばらく進むと導火線が見えた。
「ちょっと気になるなぁ。」
導火線を点火させることができるコピーの敵ははすぐそこにいた。
フレイマーだ
「よし行くぞ。 すいこみ 」
飲み込むと「ファイア」の能力発動!
早速導火線に火をつけて繋がっているところに急いで走った。
繋がっているのは大砲だった。
「ここに乗ればいいんだね。よし。みんなも乗って。」
「分かった。」
みんなが急いで乗って勢いよく吹っ飛んだ。
吹っ飛んだ先にはエナジースフィアがあった。
勢いよくゲット!
この調子で次々と先に進んでいった。
途中でカービィが無敵キャンディを見つけた。
「無敵キャンディか。お前が食べてもいいがちゃんと口移ししろよ。」
「もちろん」
そういいながらキャンディを取り全員に口移しした。
無敵状態で敵をいつも以上に吹き飛ばし難なくステージを突破できた。
最後に中ボスが現れた。
ボンカースだ。
「ボンカースがいるよ。いつも喧嘩打ってくるからはやめに決着をつけよう!。」
「そうだな。それじゃあ グリグリハンマー 」
「ぼくだって負けないぞ 火だるまじごく 」
2人の猛攻を受けてボンカースは倒れた。
「それじゃあハンマーのコピー能力使いたいな。」
そういいながらボンカースを吸い込んだ。
「お前なんぞのハンマーがあろうがなかろうが俺様のハンマー1つで十分だ。そんな能力捨てちまえ。」
「えー。じゃあ今からどっちが強いか勝負する?」
「望むとこ・・・」
メタナイトが突っ込んでやめさせた。
「止めたまえ。仲間割れは良くないぞ。」
「そ・・そうだね。また今度にしよう。」
「今回は見逃してやるわい。カービィ、いつでも勝負は待ってるぞ。」
ガヤガヤしているうちにメタナイトはもう先に進んでいた。
「あ!まてメタナイト。」
何とか追いつけた。
後は硬いブロックをハンマーで壊しエナジースフィアを取った。
「砂漠だからやっぱり暑いな。水はないのか?。」
「オアシスを探せば多分あるはずだよ。」
「とりあえずそっちを優先しよう・・・」
「そうだな。流石に喉がカラカラだ。」
オアシスはすぐに見つかった。
「ぷは~。助かったわい。」
「気持ちい〜。」
四人はゆっくりと休憩した。
「さて、そろそろ行くか。」
「そうだね。」
次は寝ている敵を見つけた。
ノディだ
「なんかあいつを見てると眠たくなってきたな・・・」
「おいおい寝るなよ。」
「もしかしたらコピーすれば寝れるかも?」
「何を言っているのだカービィ。やめたまえ・・・」
「・・・・・・」
いつのまにかコピー能力スリープ発動。
ゆっくりとカービィは寝始めた。
「全くもう・・・。」
「何してるの?ちょっとカービィ!」
「何をやっておるのだバカタレが〜!起きろ!」
しかしカービィは起きなかった。
続く