カービィ小説 ダークマター族再来

1 2022/06/19 20:13

小説は初投稿です。小説ってこれでいいのかな。オリジナル設定モリモリ。にわかだからなんか矛盾してるとこあるかも。

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   4月27日の朝

「よぉ!バンダナ!」

「おはようございます!大王様!」

そう威勢良く言ったのは俺様の側近。バンダナだった。

「大王様は相変わらず遅起きですね。もうお昼ご飯の時間です。体内時計をちゃんとしていないからこう太ってしまうんですよ?」

…うん。本人は失礼な事を言ったつもりはないだろう。

ましてや『大王様』と呼ぶ相手に放つ言葉ではない。だが、事実でもあったため「わ、分かってるよ…」と返した。

朝ご飯の時間はとうに過ぎていたが俺様からしたら朝ご飯は朝ご飯…とか頭の中でブツブツと言いながら、バンダナと共に食堂に行った。

 食堂にて …は? まてまて、ん?

なんでカービィがここで昼飯食べてるんだ?

そしてなんでカービィ分の料理が用意されてんだ? 

なんと食堂のドアを開くと俺様の宿敵(?)が俺様の城で昼飯を食べていた。 

「ありゃ、今日の料理の量が多いと思ってたら、カービィが来るからだったのか。」

納得がいった、とでも言いたそうなニュアンスでバンダナがそう言った。

「いやいやいや、お前思ってたなら俺様に言えよ。」

「すみません大王様。いつもの倍程度が来ただけだったもので。」

「そりゃ異常だろ!」 

「食べに来るとカービィに言われましたので」

厨房から出てきたコック帽被ったワドルディがそう言ったが、すぐに忙しいのかすぐに引っ込んだ。

忙しいのは主にあのピンクボールのせいだと思うが。 

当の本人は食べるのに夢中で全くコチラに気づく気配が無い。

…まぁ今日くらい良いか。仕方ないから「俺様も食べようか」と近づいた。(バンダナも一緒に)

「あ、モゴ大王モゴモゴムシャムシャ」

「食べながら話すな!行儀悪いだろ!」

ちなみに次の瞬間にはカービィの口の中にあった食べ物はとてつもない吸引力(?)で口の中から消えていた。

「大王。この料理美味しいね。毎日こんなの食べてるの?」

「いや、今日はデデデ城では良い日だからな。」

「良い日?」

「今日は大王様が決めてくださった日なんですよ!」

「だからなんの良い日なのさ。でも大王が創った日なんて結構重要な日なのかな。」

「あー……。」

「はいとっても!今日はk(モゴ」

俺様はバンダナの見えない口を抑えた。バレたら小っ恥ずかしいからな。

アイツは覚えないだろうけど今日は……プププランドにカービィが来た日…。

この日は何かと厄介事が起こる。

だからそれに備えて、というのもあるんだが…

「えーつまんない。あ、コックーもっと食べ物ちょーだーい」と、カービィはもう興味を無くしたようなのでこのまま進める。

 …?急に暗くなった。

さっきまで心地良くて、暖かい風と光が窓から差し込んでいたというのに天気が一変したのか暗くなり、少し寒い風が代わりに差し込んできた。

雨でも降るのだろうか、いや、雨なら良い。無意識に大きい窓から空を見た。

…黒く深いそして青くもある雲が空を埋め尽くしていた。青が強い部分は渦を巻いていて、雲が回っている俺様はこの空を知っている。

アイツ等がまた、来るんだ。

「………………」

周りの奴らも異変に気づき始めた。

そして一際険しい表情をしていたのはカービィだった。

「カ、カービィ、これは何?」

バンダナがそう聞く

「おそらく…ダークマター族が…来る。」

「ダークマター族?!それって物凄く強いんじゃ…」

「うん。君はダークマター族を見たことないだろうけど、凄く恐ろしいんだ。」

降りてくる3つの影があった。アイツ等は予想通り…ダークマター族だった。

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アニメとゲーム2022/06/19 20:13:01 [通報] [非表示] フォローする
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