[小説]君とたばこ

4 2022/08/29 21:11

大学の飲み会。

盛り上がってきている中、彼は姿を消した

ふと外へ出ると、彼は煙草片手に風に当たっている

-…空が暗いからだろうか。

彼の眼は闇を帯びつつ、とても色っぽく見えた

印象は、見た目に似合わず明るめで、ニコニコと話を聞いている。というイメージだった

でも、彼のその表情、しぐさに、見惚れてしまっていた

彼が私に気がつくと、ニコッと微笑みながらこちらへ手を振っている

私はとっさにお辞儀をした

「煙草吸うんですね」

私はそう尋ねた。

彼は

「朱凛さんは吸わないの?」

と聞き返した。

「はい。私はあまり吸わないです…」

「そっか。」

……。気まずい

「「あの」」

彼の言葉と私の言葉が被る

「あ、すみません!先にどうぞ!」と私は言う

「いや、こっちこそ大した話じゃないんで。いいですよ」

「あ、えっと…美河さんって、し、趣味とかありますか」

…は。なに聞いてるんだ…!!私!!合コンかよ!

すると彼は言う「そうだなぁ、あ、僕最近楽器に興味あって。ちょっと集めてたりします」

楽器…かぁ。私はあまり知らないな

「へぇ~。すごいですね!」

「朱凛さんは?」

「私ですか?!」

「wそうです」

「私は…とくに…ないですかね」

本当に、とくにない。悲しいけどね

「ないんだw楽器とか、どう?」

「うーーーん…(はっきり言って、興味ないかも、、)」

あ!でも、あれなら

「あぁ!あれとか興味あります。ベース!」

「おお~いいね」

「なにがですかw」

と、こんな風に雑談をした後、そろそろ戻ろうとなって、飲み会に戻った

煙草の残り香が香ったそんな出会いだった

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その他2022/08/29 21:11:04 [通報] [非表示] フォローする
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なにこれまじでwwおもんなww((作者俺


お、おもろ…


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