東方小説 東方夢境伝 第一話「幻想入りと賢者の気まぐれ」
この小説は東方projectの二次創作です。
注意
くそみたいなストーリー キャラ設定の間違いなどなど
賢者の気まぐれ
終地「俺は仁香屋終地!20歳で好きな食べ物はそうめんだ!……ねみぃ。寝よ」
というと使っていたパソコンを閉じ、ベッドの中に入る。
???「全く…独り言が大きいわね。あんな能力を持ってる人間とは思えないわ。」
終地「誰っすか?」
???「八雲紫よ。幻想郷を生み出した賢者の1人だわ。」
終地「幻想郷?賢者?どういうことだ?」
紫「幻想郷というのは非常識が集まる世界。簡単に言うと忘れ去られたものが集まる世界だわ。で、そこを管理するのがこの私よ。」
終地「つまり話の流れからすると俺は忘れ去られて幻想郷に今から行くってことか?」
紫「今回はただの気まぐれよ。暇なら来てもいいけど…ダメならそれでいいわ。」
終地「気まぐれって…まぁいい。暇だし行くか…てかなんで俺の夢の世界に入ってきてんだ?」
紫「能力を使ってるわ。境界を操る程度の能力を使ってね。こんなふうに…」
紫がそういうと同時に隙間が紫の後ろに現れた。その隙間というのは紫色の空間の中に赤い目がついたようなものでありそれ以上の何かというならば隙間としか言いようがないほどの異物と終地の目からは捉えられた。
終地「能力…ねぇ…ピンとこねぇなぁ。」
紫「能力と言っても元から持っている異能や修行して得た成果によるもの…さまざまな形があるわ。幻想郷に直接行けたらあなたの能力も開花するかもしれないわね。」
終地「直接?」
紫「今からは夢の世界を通して常識と非常識を分ける結界を貫通して幻想郷へ行くのよ。おっと、関係ない話をしたわね。とりあえず…ここを通って幻想郷へ行きなさい。暇だったらよ…強制ではない…本当の自分を見つけたかったら…ね…あと体がこっちの世界でなくなるといけないから幻想郷では死体が体だから注意しなさい。」
そして終地の後ろに隙間が開いた。そして紫はそこを通った。
終地「待ってくれ!紫!まだ聞きたいことが!」
紫は終地の方を振り向きながら怪しそうに笑ったがすぐに隙間の中へ消えていった。
終地(締まり悪いな……………能力…本当の自分…幻想郷…ここを通れば全て分かりそうだな…夢にしては面白いな…行くか…幻想郷に…)
そう終地は言うと隙間の中へ消えていった。
幻想入り
終地は森の中で倒れていた。
???「食べていいのかー?」
終地「へ?誰だ?」
???「私はルーミア!あなたは…食べていい人間なのかー?」
終地「俺は終地だ!食べてもいい人間だが食べれるかどうかはわかんねーなー。俺を倒せるかどうかにかかってるぜ!」
ルーミア「食べるのだー!」
終地「逃げるんだよーん!」
そう終地が言うと2人は走り出した。
終地(あれっ?俺ってこんな足速かったっけ?そうか体が変わったからか!ということは能力も…なんなんだろうなー?)
ルーミア「待つのだー」
終地が後ろを向くとルーミアとの距離はかなり近かった。
終地(…なんでこんな近いんだよ!そういえばルーミアも忘れ去られたものの中に入るのか。なんとなく妖怪とかみたいな感じのオーラを感じるな…そりゃ速いわけだ)
そんなことを考えていると近くに明かりが見えた。
終地は走りながらこんなことを言った。
終地「どうやら俺の勝ちみたいだな!」
ルーミア「今回はこの辺にしとこー」
そうルーミアは言いどこかへ行った。
終地「やっと行ってくれたーほんとよかったー…」
終地はそう言い力がなさそうに明かりの方へ歩いていった。
博麗霊夢
明かりのある方へ行きそこには建物があったがそれを見て終地は驚いた。こんな誰も来ないような場所に神社があったのだ。
終地「こんなとこに神社って…どんな神を祀ったらこんな場所になるんだよ…」
???「私も知らないわ。どちらかといえば幻想郷を維持するためだもの。」
終地が後ろを向くが夜中だったためうっすらとしか見えなかったが自分より年下であることは分かった。
終地「お前誰だ?」
???「それはこっちの台詞なんだけど…私は博麗霊夢。ここ博麗神社の巫女をやっているものだわ。能力は空を飛ぶ程度の能力。異変解決を生業としているわ。」
終地「俺は仁香屋終地だ!この世界にやってきたばかりで他人の体を借りてるから能力もよくわからん。暇だから幻想郷に来たんだ!」
霊夢「こちらは疑問符がまだまだ残ってるけど…幻想入りした人間を夜にほっとくわけにもいかないからうちに泊まりなさい。話は明日にしましょう。」
終地「こちらも同じくだ。泊まらせてくれるなら遠慮はしないでおくぜ!」
そこから時間が経ち終地はは布団の中へ入っていた。
終地(幻想郷…能力…博麗…巫女…幻想入り…わからん言葉が多すぎるけど明日に回すか…)
そんなことを考えているうちに終地は眠りについた。
振り返り
さぁ東方夢境伝第一話!どうでしたか?今作は出来るだけ東方を知らない人でも理解できるような内容にしたいと思っています!本当に気まぐれなのかどうかや謎は多く残っていますがこの先はどうでしょうか?ではさようならです!