【小説】1人の兵士(7)

3 2022/11/24 14:23

俺達は司令官の掛け声と共に夕日に向かって片手をを上げ、大きな声を上げた。周りは戦う気で満ち溢れていた。

ボブ「この日の出が明日も見れるといいんだけどなぁ…」

トム「そうだな…」

トム「…なぁ、エリック…すみなかった。」

エリック「ああ、俺も悪かったよ。それじゃあ、行くぞ」

俺達は銃を担いで、歌いながら歩いた。敵の本拠地が見えて来ると俺達は歌うのをやめ、伏せて双眼鏡で基地からの敵を皆で監視するようにした。数人の味方兵は裏側に回って合図を俺達へと送る。その瞬間、数人の兵士が先に突撃を開始した。それに続いてまた数人の兵士が続いて入っていき、全員が突撃してゆく。敵の本拠地は要塞の様に頑丈で、中からの破壊と敵の殲滅を行った。俺達は構造のわからない要塞へと入り、敵を殲滅していった。とある部屋のドアを開けると、数人の兵士が飛び出してきた。不意打ちに気付かず、俺達は奇襲されてしまう。俺は当たらなかったが、後ろにいたボブが被弾し、エリックはヘルメットを貫通していた。俺と後ろにいた兵士達で敵をなんとか倒したが、エリックは死亡してしまった。ボブは止血をし、包帯を巻いてなんとか助かった。俺たちは進んで行く。そしてまた部屋があり、そこのドアを開けると兵士が飛び出してきた。だが、飛び出してきたのはどれも負傷した兵士ばかりであり、手を挙げてブルブルと震えていた。中には司令官や戦車兵などといった兵士達も次第に出始めていた。全員武器も持たず、ナイフも拳銃も部屋に置いたままだった。そして彼らはおとなしく捕虜としてトラックに乗せられ、我々の近くの本拠地へと送られて行った。

トム「制圧…完了だ。」

ボブ「おう…いてて…」

司令官「よくやってくれた。君達は後世に名を轟かせるだろう。」

こうしてまた俺達の戦いは続くのである。

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