【読切】ネオン街と桃髪
⚠︎ ATTENTION ⚠︎
•irxs 青桃
•BL 、nmmn 、二次創作
•純粋様 地雷様 自衛お願い致します
•ご本人様とは一切関係ございません
•「」(🤪 様)『』(🍣 様)
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「あ”ー、疲れた…」
仕事帰り、ふらふらと寄る、目が痛くなるほどのネオン街。
「ん…?」
そこで見つけた桃髪。
ネオン街よりも綺麗な男。
「君、何しとるん?」
見たところ、学生だろうか?制服を着ていて、身長が低い。
『俺、ですか…?』
怖がる様子もなく、きょとん、とした顔で聞き返してくる。
「おん。こんな夜遅くに1人は危ないし…」
『別に、…』
沈黙が続く。彼は少し寂しそうな表情をしていた。
「家、くる?」
誘拐みたいで怖いけど、今この子を1人にしたらダメな気がする。
『いいの、?』
「おいで。つまんないところだけど…」
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『うわぁ…!!』
キラキラと目を輝かせる彼。
「どしたんw」
『外見の割には綺麗だなぁって』
「しばかれたいの?」
『ごめんなさい』
ふと、疑問に思った事を問いてみる。
「なぁ、なんであんなところに1人でおったん?」
『えっ…』
彼は俯いたまま、重い空気が流れる。
『俺が他の兄弟達よりできない奴だから…』
『できなかったら当たり強いし、w』
ちらちらと見える腕の痣。
身体の所々に傷がついていた。
『嫌になっちゃって、出てきちゃった、』
彼の声は震えていた。
今にも泣きそうな、儚い声で。
「えらいな、よく頑張ったな、」
『へ、?』
「帰りたくなかったら、ずっとここにいてええよ」
『いいの、?』
「泣きたいだけ泣けばええし、暴れたいだけ暴れとけ」
『、ぅん…、』
彼は腕の中へ溶けていった。
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「今更やけど、名前なんて言うん?」
『ないこ、』
「可愛い名前やなw似合っとるよ」
『っへへ、//』
その日、初めてないこが笑った。
とても笑顔が似合う人だった。
この笑顔を守りたい。
熟睡したないこの額に口付をした。
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短編小説多くなりそうです。()
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