『小説』今の私過去の私第一話

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「きゃっ！やめてください、、」

私は、いわゆるいじめっ子だ。数人と一緒に一人をいじめている

「こんな楽しいことやめる訳ないじゃんwほら！もっと苦しんで！w」

いじめられっ子は、泣きそうな目でこっちを見てきた

でもやめない、誰も止めようとしないし、やめようともしない

ははっ！いじめるのって何でこんなに楽しいの！

そんな事を思っていた、でもなぜか心の奥にモヤモヤがあった

そして

「ちょっとついてきなさい！みんなはここで待ってて」

そういっていじめられっ子を連れていく

ずっといじめられっ子は震えていた、怖いんだろう何をされるのか

「あんた、何でもっと抵抗しないのよ？もっと抵抗できるでしょ！」

私はそんな事を叫んだ

「怖い、、からです、、それに、、あなたは優しい人、、って思ってるから、、信じてるから、、抵抗しません。覚えてますか？」

そういっていじめられっ子は話した

「私、昔もいじめられてたんです。私は、誰も助けてくれないって思って誰にも言いませんでした、、でも、突然転校してきたあなたは、、

戦ってくれました、、震えている私を見て、、注意してくれた、、そして私に；大丈夫？；って言ってくれた、、身代わりになろうが私に悪い事言わず笑顔で接してくれた、、嬉しかったんです」

全てを言い終わってあの事を思い出したかのように、少しほほえんでいた

「やめて！私はいじめられてなんかない！」と言って私は仲間の元へ走った

違うよ、、ありえない

昔身代わりになっていじめを受けた私がいじめっ子になってるなんて！

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