【インコ】意味が分かると怖い話

私の名前は「笹野　ひな」12才。

私は、ある日ペットを買うことに決めた。

理由は、単純で飼いたかったからだ。

そしてそのインコの名前は「サワー」♀（メス）

青と白のインコだ。

そして、ある日サワーが、急に鳴かなくなった。

私はすぐ異変に気づき家族にしらせたが

「動物だって、そんなことあるにきまってるでしょ？」

とか

「少しは休ませてやれ、ひなは心配性なんだよ」

とかと、サワーのことを気にしてなかったようだ。

そして、ある日お父さんとお母さんが

サワーをペットカゴに入れて、出かけようとしていた。

私が

「お父さん。お母さん。サワーを持ってどこ行くの？」

と聞くと

「インコの餌を買いにいくだけさ。」

と言っていた。私が

「インコの餌なら私がいっつも買いにいってるじゃん」

と行ったら

「もうすぐ正月だろ？だから

　高級な餌を食べてほしいんだよ。」

「ふぅん。そっか！分かった。」

そしてお父さんとお母さんは、車で店に出かけた。

次の日、隣におじさんが引っ越してきた。

優しそうなおじさんだけど、

2度くらい、ストーカー容疑や痴漢行為で逮捕されていたらしい。

私は、そんなおじさんが少し怖かった。

だから今までは、自分の部屋のカーテンを一日中閉じていなかったが

最近は、ずーっと閉じっぱなしだ。

そして、次の日

サワーがいなくなっていた。私が親に

「サワーはどこなの？」

と聞くと、

「サワーか？今はおばあちゃんとおじいちゃん家だよ。」

と言った。

お母さんが

「それより、お母さん。

　隣人の人に回覧板回してくるからね」

と言って家を出ていった。

でもそれから20分くらいしても、お母さんが帰ってこなかった。

少し、心配になって窓をのぞいたら

お母さんが涙をながしながら隣人さんに、なにか話していた。

「どうしたんだろう・・・」

そして次の日

サワーがおばあちゃんとおじいちゃん家から

帰ってきた。しかも元気にピーピー鳴いている。

でも、いつもと声が違う。

元気すぎでしょ！と思っていたら

お父さんとお母さんが目を丸くして

びっくりして、尻もちをついていた。