【参加型】1話
タイトルが未定な為、タイトルは書いていません。
参加者はこちら(↓)で募集しています。
https://tohyotalk.com/question/635906
とても長いです。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••
𝕰𝖕𝖎𝖘𝖔𝖉𝖊 𝕺𝖓𝖊
ここは「シエル魔法学園」。
魔法使いを目指す少年少女達が「通いたい」と願う魔法の名門校だ。
ある日の深夜、塔へと向かう一人の少女の姿が在った。
と、その少女はある部屋の前で止まった。
【𝕮𝖍𝖆𝖒𝖇𝖗𝖊 𝖕𝖗𝖎𝖓𝖈𝖎𝖕𝖆𝖑𝖊[校長室]】
と書かれた表札が掛かっているその部屋をノックし、少女は部屋へ。
「校長」
少女は部屋の奥、立派な椅子に座った老人に声をかける。
「そろそろ入学者達に封書を送っては?
いい人材が揃わなくなりそうです。」
老人は顔をしかめ、傍にあったステッキを一振りする。
ポンッ
音を立て、沢山の封筒が無から出てくる。
どれも違う宛名が書かれている。
「…それでは蝙蝠を手配しますね。」
少女はポケットに入っていた杖を振り、大量のコウモリを出した。
コウモリ達は封筒を掴むと、空いた窓から飛び去っていった──
*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆
数時間後
〜どこかの国〜
小さな家にその蝙蝠は飛んできた。
窓から見えるのは居眠りしている少年。
「ん…」
蝙蝠の羽音に気づいて起きたようだ。
「ふぁぁ…
…またスマホいじりながら寝ちゃった…
って、え!?コウモリ!?なんか持ってる…手紙…?」
少年は不思議そうに手紙を開き、目を大きく見開いた。
「シエル魔法学園…!あの…名門校!
やった〜!!!」
*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆
同時刻、裕福そうな家にて。
食事をしている少女の食卓にも蝙蝠は来た。
反応は言わなくても分かるだろう。
手紙を開き、唖然とし、数秒たった後、目をキラキラと光らせ。
…立ち上がり、両親達に自慢しに行ったようだ。
*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆
教会で、必死に神に祈る神父の少年の前に。
大きな屋敷のお嬢様の勉強机に。
受験勉強を途中で諦めた少女の前に。
*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆
コツコツコツ
先程の少女の足音が暗い塔に鳴り響く。
時間を賭けて、少女は上へ上へと塔を登る。
着いたは塔の最上階。夜風が開いた窓から吹いてくる。
夜風を浴びながら、少女は水晶玉の前に座る。
「さて、入学者達の運命でも占おう。」
水晶玉に手を翳す。
すると、あれだけ澄み切っていた水晶玉は曇り、雷雨を映す。
「ふ〜ん。今年もかぁ…」
何分経っただろうか。
突然、水晶玉に映っていた筈の雷雨が雪が降り始める。
「…!」
少女は驚き、目を見開いた。
そしてすぐに天候は変わり、雪、そして晴天へ──
「これは…
面白いことになりそうだ。」
𝕿𝖔 𝖇𝖊 𝖈𝖔𝖓𝖙𝖎𝖓𝖚𝖊𝖉
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••
あとがき
すごい長くなってすいませんw
現代ファンタジーって言いながらファンタジー要素ばっk((
ん゙んっ…失礼しました。
主はすでに参加型2つ目です。
「同時に2つ参加型連載するってなんなんだよ。」
みたいなことを今日りんごねこ(@Rinhonekodaze1)に言われました。
いやほんとまじでその通り。
これから頑張って続けていきたいと思います。
作者