【小説】いじめ 第1話 (これが私の日常)

7 2024/03/26 01:11

⚠注意  小説書くの初めての素人です。クオリティには期待しないで下さい。

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私は田中ゆき。スペード高校に入学し約4ヶ月がたち、学校生活にもけっこう慣れてきた。友達もできたし学校の先生達も優しく楽しい毎日を送れている。

しかし、一つだけ問題点がある。それは………

「また下駄箱に画鋲入ってる。まあ、ただだし貰っとくか」

そう、嫌がらせを受けているということだ。

以前、私の上履きが隠された。それ以来、私は下駄箱に上履きを置いておかずカバンに入れて持ち帰っている。そして学校に入る時も靴をしっかりカバンに収納しておき二度と隠されないようにしている。その日から教科書なども隠されぬようロッカーや机の中にもほとんど何も入れないようにしている。置き勉できないのは面倒だが、物を隠されるのに比べたらましだ。ここは嫌がらせをした奴らにガツンと言うなり先生にチクるなりしたほうがいいのだろうが、今のところ置き勉できないくらいでそこまで害があるわけじゃない。それに奴らに関わると絶対ろくなことにならないだろうしあんな奴らのためにわざわざ時間を割きたくない。よってここはスルーするのが一番だろう。他にも机の上に花瓶が置いてあったり、陰口を言われたりしているがそれもそこまで害になってないしスルーしている。こういうのはまともに相手にするほど自分にとって損だからだ。こんなんでいちいち傷ついてたら相手の思う壺だし、時間の無駄。所詮は持たざる者からの嫉妬。私からすればあんなのうるさい小バエのようなもの。気にすることはない。

私はなぜ嫌がらせを受けているのか?

それは私がSSR級の超絶美少女だからだろう。この前、上履きを隠した張本人であろう沙奈とりさが「ゆきって、ちょっと可愛いからって調子乗ってるよね」とかほざいてたし間違いないだろう。やっぱ美しいってのはそれだけで罪なのか。美しいのはもうどうしようもないし、ここはもう憐れな負け犬どもの標的になるのは仕方ないと割り切るか。これが持つべきものを持って生まれた者の余裕ってやつよ…………。

だから私は陰口言われようが机に花瓶サプライズをされようが下駄箱に画鋲置かれようが余裕の笑みを浮かべている。

そう、これが私の日常

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次回  第2話(エスカレート)

好評or気が向いたら書く。

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