朝日が登る頃に―(小説・2話)
2話・「貴方との出会い」
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「大丈夫、、、?」
不安そうに聞く彼女はひと目見ただけで
一般人とは違うということが分かった。
何せ、周りにボディーガードの様な屈強な男達がいたからだ。
後は、声をかけた人の服。ちらちらと高そうな宝石を見え隠れさせている。
なんでこんなお嬢様みたいな人が夜の都会にいるんだ、、、?
俺は謎の迷宮に立たされながらも自分の返事を待たせていることに気付いた。
慌てて
「大丈夫、、」
と言い放ってしまった。
嘘、本当は何一つ大丈夫では無かった。
悴む手に、薄手のパーカー。こんな寒い冬の夜の格好ではない。
そして、金しかないポケットに、あるはずがない寝床、、、
家出は自分で言ったことだし後悔はしていないけど、まずこの壁をどうにかしなくては、、、
野宿は嫌だなぁ、、、
俺はひどく震える手をなんとか静止させようとする。
すると彼女が重い口を開いた。
「、、、あの、こんな事言うのも、、難なのですが、、、」
と、ここで屈強な男たちが慌てたり、彼女の言うことを止めようとしたり、はたまたこちらを睨んできたりする。
え、俺なんかしたっけか、、、??
彼女は男たちを止めさせ、自分の話を続ける。
「、、、貴方、、、家出してきたの?」
図星を射抜かれドキッとする。
え、なぜわかる、、、?
この人は、お嬢様な上に超能力でもあるのだろうか、、、
俺が分かりやす過ぎるのか、、、?
すると彼女は俺が思ってもいなかった言葉を発した。
「、、、わたしたちの家に来ない?」
屈強な男たちも俺も、予想していなかった言葉を
彼女が発した。
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夜未 瑞
よみ みず
・普通の家庭に生まれた
・親と喧嘩し、家出
・家出した先で、ある人と出会い、、、?
・15歳
・学校には通っておらず、不登校
・推しが唯一の生きがい
月夜見 瑠奈
つきよみ るな
・ある実業家のお嬢様
・生まれたときから何不自由なく過ごす
・実はある秘密を持っており、、、?
・活発、自由が好き
・ある男の子を自分の家に招き入れる。
・16歳
・クラスでは崇められる存在。
・推しはいない
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文字数増え(過ぎ)た!えらい!
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