【小説】東方宝石郷1話:悪魔の妹の翼〜地霊殿〜
「…あら。お燐何処へ行くの。死体拾いにいくのはいいけど…行くなら私に言って頂戴。」と、一人の少女がぼさついた。「いやあ。さとり様。死体を拾うのはしばらくやってなくてねえ。許しておくれよ。んあっ、そうだ、これあげますよ。」「ん。これは…?」猫のように賢そうなお燐という人物が例の少女に何かキラキラと輝いているものを渡した。「いやあー、廊下に落ちてたんだよ。さとり様なら何かご存じだと思いましてね。わかりますか?」「んー何でしょう。紅魔館の悪魔の妹の羽みたいな感じですね…。ほら、こいしと仲が良かった子よ。こいしに聞いてみて頂戴。」「えぇ。さとり様が預かっててくださいよ。死体を早く集めたいのに。人間の死体があるって路空が言ってたんですよぉ…ー。」さとりの回答に対してめんどくさそうに言った。「あれれ?さとり様とお燐だぁ。どうしたの。ねぇねぇ私も混ぜてくださ‥…へ?…。それフランドール?って人の羽じゃないですか。まさか……!」「いや、めんどくさいのが来たね。あと、やってないから安心しな。ね。さとり様」「そうよ。お空は帰ってなさい。とりあえず、お燐行ってらっしゃい」「はい。さとり様。行ってきます。」
「ふう、どっと疲れたわ…。とりあえずこいしに見せなきゃ。これー…。ってあれ?光ってーーーー」
次の瞬間大声が上がった。 「いやあああああああああああああああああああああっ」 続く
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