【小説】東方宝石郷第三話 ヘンナコイシ?〜地霊殿編3〜
「やっぱりフランのところへ行ったほうがいいわよね!」レミリアはそう呟いた。一方、古明地姉妹はフランの部屋の目の前まで来ており、さとりはフランの部屋のドアをバンバン叩いた。すると、一人の女が出てきた。それは紅美鈴だった。美鈴は古明地姉妹にこう言い放った。「フランドール様はお怪我をなされています。お引き取りしていただけませんか?」と。さとりはこいしの手を握りしめ、こう言った。「フランドールさんはどうされたのですか!」すると、「いやあ、簡単にそんな事はサラッと話すなと咲夜さんに言われたんですが……妹様は羽の宝石が何者かによって取られたのではないかと…ほら、羽の宝石がひとつ足りませんし…左翼の…って無理がありすぎる考察ですよね…」と美鈴は言った。さとりは、「それ!私の妹がやりました!こいしが…こいしが!フランさんと遊んでいる時に羽をもいだそうで…言ってる意味がわかんないですよね!あはは…?」 「お姉ちゃんなんで言うの!お姉ちゃん大嫌い!」 「ええ嫌いでいいわよ!おねがい…おねがいだからこいし。なんでそんなことしようとしたのか教えて…」 「だって、お姉ちゃんもやってたじゃん。香霖堂に行ってサードアイの目薬買ってたじゃん。それと同j……((」「どういうことですか?!古明地姉妹のお二人!ちょっと話をしましょう!咲夜さん!パチュリーさん!レミリアお嬢様!来てください!」と美鈴が言う。するとこいしが、「あーあ。面倒くさい事になった。古明地さとりをさっさと片付ければよかったよ。あーあ、やーらかーしたー」すると、こいしの目元がだんだん黒くなり、やがてこいしの目元にモヤがかかってった。そしてー…「あ“あ”あ“やらぁした。おねぇしゃんやりゃよかったなぁ…おねえしゃ、ころすぃていいの!?」と言い出した。「なんて言ってるの…!?なによあんた!誰よ!こいしじゃない!」と、さとりがさけぶと、こいしが「おねえしゃん…わたしぃあぁ…舳仮亜亭明邏陽好羅図莉よりぃつよいんだょおおおお!」といった。 続く