【小説】彼氏交換 第二話 『悪い出会い?』
1話:https://tohyotalk.com/question/677945
私は二人がむかついたのがきっかけで、ストーカーを一回試すことになった。そのストーカーのやることは、波留魔と美玲のストーカーで、二人の不幸を願うのであるから、二人が不幸になるようなことをする。そういった普通のストーカーより悪いストーカーをしようとしていた。自分でも良くないことなのは分かっていた。けどあまりにもむかついたのだから…私は学校の帰りに急いで着替えた。ストーカーするときにもし学校の制服だとバレてしまうかもしれない。せめてパーカーを着よう。一様パーカーは持ってきているのでパーカーを着た。下はどうしよう…けど、スカートはパーカーでギリ隠れている。そして髪をむすんで、プライベートでつけているメガネをかけて、マスクをする。帽子もあったけど被るのはやめた。だって、帽子を被るといかに怪しいから。
莉乃「ホントハシタクナイケド…」
っと小さい声で言った。私は時計を見たら5分経過していたことが分かった。急いで昇降口に行く。運良く美玲の背中が見えた。私は走って距離をちぢめる。そしたら波留魔を見つけた美玲が走って向かう。私はこっそり見ている。二人はくっつき傘をさして昇降口から出る。私は…傘を持ってきていない。
莉乃(今日は諦めよ…)
そのときだった。
肩を優しく叩かれた。後ろを見ると波留魔よりずっとかっこいい見知らぬ男が立っていた。けどこの学校の制服を着ていたので、同じ学校内ということが分かった。
莉乃「あっ⁈なんですか?」
??「いや、見知らぬ女がなんで学校内にフラフラしてんのかなって。」
莉乃「見知らぬ女…⁈なに失礼なこと…」
??「失礼だったか…すまんな、それよらもなんか学校に用があるのか?」
莉乃「元からこの学校の生徒なんですけど…」
??「ふっ…wなんだよその格好…なんかあるからその格好なんだろ?」
莉乃「別にあなたに関係…はっ!失礼な言葉を言ってしまいすいません!」
??「関係なくないだろ?だってお前も俺と同じことをしに来たんだから…」
莉乃「えっ…?」
??「まぁいいから、元の格好に戻れ」
莉乃「うっ…あ、はい」
私は少しむかつきもなぜかあった。しかも同じ事しにきたってなに?まさかあのイケメンが美玲の彼氏?ありえないか、
そしてまた着替え直しメガネをとりマスクをとって髪をおろした。
莉乃はまたあの人の所に行く。
莉乃「えぇっと…」
??「あぁ…やっぱお前は莉乃か…」
莉乃「えっ…なんかごめんなさい…」
??「は?なにが?」
莉乃「その前にお名前を教えて欲しいです…」
??「は?まぁいっか…高3の廉(れん)。」
莉乃「廉さんですね、私は高2の莉乃です…」
廉「お前暗い奴だな…なんか嫌なことあっただろ?」
莉乃「関係あるんだよね…?」
廉「きっとな…」
莉乃「彼氏の波留魔が浮気して…今美玲と付き合ってるの…」
廉「ふっ…wやっぱな…関係あるよ。」
莉乃「だから二人の不幸を願り、ストーカーをしてたの」
廉「全く一緒。」
私は泣いていた。
廉が言ってきた。
廉「俺もそう思った。けどあの二人意外と似合うからほっておいた。」
莉乃は大雨が降っているのに関わらず廉の言葉を無視して昇降口から出た。
廉「おい!傘!」
廉は走って傘に入らせてくれた。これっていい出会いなのか?