【小説】線香花火みたいに儚く美しい君へ

⚠注意⚠

・死ネタあり・意味不・意味不(大事なことなので2回)・文おかしい

・ほぼ百合・内容スカスカﾌｫｳ

・花火は子供だけでやらず、大人と楽しみましょう。

登場人物

・彩奈(この話はほぼ彩奈視点)

・葵

・彩奈ママ(彩母と書きます)

・葵ママ(葵母と書きます)

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もう8月になって夏休みに入った頃、私は大親友の葵と遊びに出かけていた。

まだ葵には秘密だけど私は奏のことが好きだ。

友達としてではなくて＿＿＿この話はまた今度でいっか…!

葵「にしても暑っついね〜w」

彩奈「ね〜。セミもミンミン言ってるし夏って感じするね！」

葵「夏だぁぁぁぁ！」

彩奈「元気だな〜w」

葵はいつも元気で話してると私も元気になれるんだ！

葵「あ、そうそう！夕方ぐらいになったら花火しない！？」

彩奈「え！いいじゃん！」

葵「でしょでしょ！そう言うと思って買っておいたんだ〜！」

彩奈「準備万端だねw」

葵「思い立ったら即行動！」

彩奈「ふふw」

葵「じゃあいつする！？今日！？明日！？」

彩奈「ん〜…明日の夕方は予定あるから……今日！」

葵「よしっ！じゃあ今日の7時に海集合！」

彩奈「はーい！」

葵と海で花火…もしかしてこれチャンスなのでは？でも伝えてこの関係が無くなるのもやだよね…

うーん…普通に楽しむべきか！わたしは家に帰って準備などを進めた…

【7時過ぎ】

やばいやばい！考え込んでたら遅れちゃった！怒ってるよね急がなきゃ！

葵「お、やっときた〜！」

彩奈「ごめん遅れちゃって…」

葵「全然いいよ〜！なんならうちもさっき来たとこだし！」

彩奈「良かった〜…」

葵「さ！花火やろ！」

彩奈「うん！」

考え込むな私…今はただ葵と花火を楽しむんだ…

＿＿＿＿＿＿＿

葵「そう！最後に残しておいた線香花火！どっちが長く持つか対決しない！？」

彩奈「おー！負けないからね！」

葵「うちも負けないから！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ｼﾞｭ

葵「よし！勝った！」

彩奈「あー…負けちゃった」

彩奈「でも楽しかったね！」

葵「来年も再来年もまたしようね！約束！」

彩奈「約束！」

約束か…ずっと仲良くいたいな！

葵・彩奈「……」

葵「あ！もうこんな時間！帰らなきゃ！」

彩奈「ほんとだ！」

葵「じゃあ明日いつもの公園にいつもの時間ね！」

彩奈「うん！」

【家】

やっぱり葵は私とは友達の関係だろうしずっと友達でいるべきなのかな…

でも言わないままで終わっちゃうのは嫌…よし！明日絶対言うんだ！そのためには早寝早起き！

【いつもの時間】

あれ…葵こないな…

『そこから何分待っても葵は来なかった』

忘れてるのかな…家に帰って電話しよっと

【家】

彩奈｢ただいまー｣

彩母「はい…はい…」

お母さんは電話をしている。なんだか声が悲しいな…

彩母「彩奈に変わりますね…はい」

え…なんの話しなの…?

葵母「いきなりごめんなさいね…」

彩奈「はい…」

葵母「実は今日葵が病気で息を引き取ったの…」

彩奈「え…」

なんで？昨日まで元気だったのに。約束したのに…私そんなこと1回も聞いてないのに

葵母「あの子からは彩奈ちゃんには言わずに最後まで全力で楽しみたいって言われてて伝えてなかったの…」

彩奈「そんな…」

葵母「あの子から手紙を預かっているわ。渡しに行くわね…」

彩奈「分かりました…」

ﾂｰｯﾂｰｯ

なんで、どうして。あの時伝えておけばよかったあの時…

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

葵母「これ手紙…」

彩奈「ありがとうございます」

なんて書いてあるんだろう

大好きな彩奈へ

時間が無いので短いけど許してね。

実は私彩奈のこと大好きだったの。

友達としても恋愛的にも。

でもこんなこと言ったら彩奈気持ち悪がっちゃうかなって。

でもうちは彩奈と過ごした日々たのしかったよ！

ずっと大好き。

葵より

泣きたくなかったのに…葵に言っておけばよかった…

彩奈「私もだよ…葵…」

よく考えたらあの時の線香花火は葵のように儚くて美しかった…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿おわり