【小説】普通の人間になりたかった#5
〜おんりー視点〜
はぁ。これで何回目かな?人を無視したの。
ま、しょうがないか。
ぼ「ねぇねぇ!」
…ん?
近くで声がする…気がする。
ま、あんなに酷いことしたんだし、さすがに声かけられることはないだろう。
ふ「ねぇってば!!!」
うるさいなぁ…。よくこんな声が響く廊下で大声出せるよなぁ。
トントン
り「ッは?」
え、なにこの人たち。さっきからずっと俺に声かけてたの?
ふ「あ!反応してくれた‼︎」
っあ
り「…ハァ」
スタスタ
ぼ「ちょっどこいくの!?」
め「すんごい塩対応っすね」
ド「“関わらないほうがいんじゃない“?」
そうですね。俺もそっちの方が嬉しいです。
ぼ「いや、諦めねえぞ!!!」
ふ「おーい!!!おんりー?だっけ?」
スタスタスタ
ふ「ぼくおらふくんっていうんよ!よろしくな!」
スタスタスタスタ
ぼ「おれぼんじゅうる!!!おんりーチャン、今からどこ行くの?もうすぐ授業始まるぞー!?」
ピタッ
え、それは初耳。
早く戻らないと。
スタスタスタ
ぼ「あ、反応してくれたー!!!」
め「耳あったんだw聞こえてないのかと思ってた☆」
…こいつ、腹立つ。
でも、無視だ。反応するな。
関わらなくていい。そう、関わらなくていいから…
ふ「好きな食べ物なにー?」
ぼ「俺肉!」
め「ぼんさんって肉だったんすか!?じゃ、食べてもいいっすか?」
ぼ「いやそういうことじゃねぇわ!!!」
ド「www」(なんかこの会話と絵面がおもろいw)
ふ「おんりー?おんりーっ!!おーんーりっ!!!」
なんだ、この人たちは。
さっきから耳元でうるさいぞ?
ぼ「おんりーぃぃぃ!!!!!」
ゔっ…鼓膜破れそうっ…
ふ「おっけー!友達な!よろしくー!!!」
…ん?へ?あ?え?は?
勝手に友達にされた、?
え、無理。やめて欲しいんだけど。
り「っか、関わらないで下さいっ‼︎」
タタタタタ
ふ「おんりーどこいくん!?」
ド「やりすぎだよ…みんな…」
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えーとですね、最近忙しくって…
低浮上になるかもですっっっ!!!
ま、期待してないだろうしいんだけども。
じゃ、またいつか!