【小説】東方力写郷 第五話「異端。そして、違反」
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【小説】東方力写郷 第一話「幻想の世」
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注意
この小説は東方projectの二次創作です
オリジナルのキャラクターがいますので苦手な方は注意してください
好評であれば続けるかもしれません
<あらすじ>
突然幻想郷に送られた少年与海 日央(ようみ ひなか)は、博麗霊夢に敵対されていたところを八雲紫に止められ、その後、霊夢と紫の会話が続き…
「なぁ…結界だとか、妖怪だとかって…ここは、一体何なんだよ…」
霊夢と紫の会話が続く中、日央が口を開いた。
「はぁ…紫…頼んだわよ…」
と、霊夢がめんどくさそうに言った。
「霊夢…そんな態度だから華扇にいつも叱られるのよ…」
紫はそう言いながらも日央にあらゆることを教えた。
幻想郷のことや弾幕ごっこのこと、この世界に住む種族のことなど様々なことを教えられた。そして、最後に今起きている異変について教えられた。
「今起きている異変というのは、人間の里の人々が立て続けに何者かに襲撃されている…これだけなら異変とまではいかなかった…でも、鴉天狗である射命丸文が弾幕ごっこではなく、通常の戦闘で襲撃され、永遠亭で治療するほどの状態になっている…さらに恐ろしいことに、能力の使用が通常通りにいかないみたいなの…だから、これは現在異変という風に判断している…」
「なるほどなぁ…つまり、能力に干渉できる力があるか、能力に影響するほどの圧倒的な戦闘能力を持っている…ってことか…」
2人のの会話に区切りが着いた頃、霊夢が口を開いた。
「とりあえず…こいつは元の世界に帰したほうがいいんじゃない?一般人、それも外の人間をこの異変に関わらせるわけにはいかないわ。」
「いや…俺も協力する。あんまり帰宅b…コホンコホン…サッカー部の実力を舐めてもらっては困るなぁ…そもそも、何となく元に戻れそうな感じもないしな。」
日央がそういうと、霊夢が口を開く前に、紫が口を開いた。
「じゃあ、まずは情報集めのためにも、人間の里に行ってもらおうかしら!じゃあ2人とも、よろしくね!」
そう言うと、紫は、スキマの中に消えてしまった。
「え?えぇ…」
「と、とりあえず…行くわよ!日央!」
霊夢は、驚きながらも日央を連れ、人間の里へ向かった。
「ここが人間の里かぁ、何と言うか…思ったより賑やかだな。」
日央がそういうと街の奥の方から声が聞こえてきた。
「よう、霊夢!隣にいるのは誰だ?」
「少し…めんどくさいやつに出会ったわね…」
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