小説 その少年の記憶

主は書き物初心者です

キャラの名前に東方キャラの名前が入っているのは、今後東方キャラの立ち絵を使ったゆっくり茶番を作る予定だからです

色々ツッコミ所あると思いますがよろしくお願いします

１話

ある日突然ソレは俺を襲い始めた

原因不明のソレは慢性的で悩みの種

そのせいかは分からないが俺の記憶の一部が欠落している

親の顔はおろか、弟の事まで全然思い出せない

すなわちソレの正体は、頭痛だ

「・・・頭いてえ」

毎日、痛みにムラがあるその頭痛に悩まされる

高校生。俺こと浅日は今現在学校からの帰宅中だ。

「事故にあった事だけは覚えてるんだけどなぁ」思い出せない

家族の事を調べようとすると

激しい頭痛が割って入り

それも叶わない

そんなこんなでトボトボ歩いていると家に着いた。

ガチャ

「ただいま」

〈ただいま〉

「え？」

今、声が聞こえたよな

しかも聞き覚えある声

「誰だ？」

俺は一人暮らし

この家には誰もいないはず

〈・・・誰だろうね〉

やっぱり

「幽霊か？幽霊なら水ぶっかけるぞ」

(シーン)

「嘘です失礼言ってごめんなさい」

（シーン）

「もういいや風呂はいろ」

≪十数分後≫

（ポチャン・・・）

「あ～いやされる」

やっぱ幽霊を追っ払うには水が一番だな

そうなるとやっぱ風呂だろ

「にしてもさっきの声は何なんだ？。気のせい。・・じゃないよな」

「あーーーーのぼせる」

≪十数分後≫

「やっぱネット記事は飽きねぇな」

夜はこうやってネット記事を見漁って時間を潰すのが一番だな

だが睡魔には勝てない

「待て、まだ頭痛薬も飲んでないし宿題もやってな・・・」