《小説》 『暁月』 第二話
前回↓
《小説》『暁月』 第一話
https://tohyotalk.com/question/346756
「暁月 音羽、さん?」
星乃が不安そうに言った。
少女は静かに
「正解。星乃さん。」
星乃と音羽は幼馴染みであった。
星乃は小さい頃交通事故に遭っており、
音羽に助けてもらっていた。
だから星乃にとっては音羽の頬の傷が
より一層痛々しく思えた。
(でも、どうして学校違うのにここへ…?)
音羽はもごもごと口を動かして言った。
「ちょっと用があってね、でも、星乃さんに
久しぶりに会ったから、また今度にしようかな
って思った。会えて嬉しい。ありがとう、」
音羽は何かを隠すかのように走って学校を出て行った。星乃はそれを不思議に思いながら音羽に会えて良かったと思うのであった。
〜《次の日》〜
星乃が学校の登校中謎の大行列があった。
(天使の輪…?なんだそれ…)
天使の輪と書かれた箱を星乃は思わず手に取ってしまった。
______終わり
いいねを贈ろう
いいね
6
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する