幻想異邦伝、第六感
幻想郷では,,〇〇をする程度の能力,,、あるいは単に能力と呼ばれている力は、外の人間も持っている。
超能力、異能力、第六感。
「日本における神隠しの伝承というものは、神や妖怪的な存在と接触し、なんらか会話を交わす場合が多くあります」
偶発的に神々の領域へ踏み込み、そこにいる存在から案内をされる。
「子供が山に行って妖怪を見たとか、神から何かもらったとか‥」
「ここでいう神とは非常に多様であり、一見して神性を帯びているように見えないものも多くいます」
「彼らは神聖な自身の領域を穢すものに罰を与え、時に人間とコミニケーションする」
「儀式を持って神格に奉仕し、神格は加護を与える」
「神々との間に立ってその意思を伝えるシャーマンが、儀式を取り仕切り神を顕現させるのです」
神とは古来人間と関わり、人々は祈りを通じて霊性に触れ、畏れ敬っていた。
「子供や女性など穢れなき存在が、神との間を取り持っていた。」
その少年は大人たちに言った。
「お酒が欲しいって、神様」
その子が言ったことは無視できないものだった。
「タケミナカタ様も諏訪の神様も、もういないよ?」
「いないのか?」
「うん‥」
「どこにいる?」
「幻想郷」
「幻想郷?」
白衣の大人たちが取り囲んだ。
子供は汗をかき、苦しそうにうめいた。
「どこにあるんだ!?」
「わかんない‥」
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