小説書いてみた第2話
先生が来るまで6人のメンバーは冗談まじりの会話をして笑っている。
ガラッとドアの音が鳴ったかと思うと少し細身で色白いポニーテールの女性が入ってきた。
私たちの担任の先生の木島先生。
年齢は20代前半だと思う。しかしとても大人っぽい性格で、カウンセリングの先生だ。
木島先生が言った。
「自分たちの教室へ戻ってみませんか」
衝撃的な一言だった。
数秒間沈黙が続いたが、真白が
「僕にはできません。僕はまだ教室に来てから一か月です。学年の違う人たちと一緒に過ごしている中でまだこの学校という空間に慣れていないのです。」
そういった。
確かにこの教室にいる人は全員学年が違う。
小1の新音。小2の玖蘭。小3の衣舞。小4の真白。小5の宙。そして小6の私。
私が一番上の年だ。だからこそ今の状況でみんなをまとめなければいけない。
勇気を振り絞ってやっと一声が出た。
「無理して行かせる必要はないのでは...」
勇気を振り絞ったにしてはとても小さな声だった。
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今回はここまでとなります。また明日の第3話も楽しみに!!!
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タグ: 小説
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