小説 ミートピア(26)
~ドラゴンに乗って空へ~
まいんたちはドラゴンに乗ります。そして大魔王の城から出ます。
「うわぁぁぁ!すごぉぉぉい!!」
ドラゴンの上ではしゃいでるあると。
「ひぃ・・っ」
怖くて、ドラゴンにじっとつかまってるクタ。
真剣に前を見ているルオ。
まいんはドラゴンの上でウインク!
そして、ドラゴンは4人を乗せて空高く飛びました。
すぐに大魔王の城も遠くなって、ミートピアの国が見えました。
「わあ!サイショーの国と、トナリーノ砂漠と、エルフの国と、火山と・・。いっぱいあるなー。初めて見たー」
まいんは初めて行く、「旅人の町」でおりました。
まいんは町の情報屋のテラのところへ行きました。もしかしたら、超魔王のこと知ってるかもしれない!と思ったのです。
「あの・・」
まいんは話しかけます。
「おう、初めて見る顔だな」
「はい。いきなりなんですが、超魔王って知っていますか?」
思い切って聞きました。
「ああ、知ってるよ。大魔王が進化したってやつ?」
なんと、テラは知っていたのです。
「えっ!知ってるんですか?!」
まいんは目を輝かせます。
「まあ、まあ、落ち着いて・・。一応知っているが、別に戦えるわけじゃないんで・・」
「は、はい!どこに行ったか知っていますか?」
「うーん・・。わからないなあ・・」
「・・そうですか」
まいんはまあ、いいか。何とかなるよねと思いました。
そして、ほかの人にも話しかけました。旅人の町には何人か職業を持ってる人がいました。
お笑い料理人のかおりにも話しかけました。
「あ、はじめましてー。私はかおり。お笑い料理人さ。あ、あなたも職業の力を持っているの?」
「はい」
「じゃあちょうどよかった!」
「え?」
「1つお願いがあるんだけど・・」
「言ってください」
「じつはね、近くに不思議の国っていうのがあるの。そこに巨大なハンバンガーみたいな怪物がいるって噂があるの!私は行ってみたいと思うんだけど、1人じゃ怖い・・。
だから、一緒に行かない?」
まいんはすぐにOKしました。
「ありがとう!じゃあ、一緒に不思議の国に行こう!」
続く!!