餅粉地の餅作り〜第一話〜
プロローグ
未茶実斗:お腹すいたなぁ
佐味餅 :餅でも食べてくれば?
…ここはかわいい餅の妖精たちが住む世界「餅境地」。たくさんの餅たちが住み、昼間はもちを作り、夕方になると人間の世界に出荷し、夜は餅境地住民のみんなで餅と雑談を楽しむ。そんな平穏平和な場所に、、、
ある日の餅盗難事件
未茶実斗:うーん、、、なんか今日はやけに蒸し暑いなぁ、、、
佐味餅 :冷やし餅でも食べる?
未茶実斗:なにそれ!?
佐味餅 :あれぇ?餅境地に住んでるのに知らないのか!?
未茶実斗:うん知らなーい
佐味餅 :最近流行ってるんだよ〜餅を焼いてすぐに氷で冷やして食べるやつ〜
未茶実斗:へぇ〜
者地餅 :きゃああああああ!未茶実斗ぉー!佐味餅ぃー!
未茶実斗:どうしたの!?
佐味餅 :なんだ!?
者地餅 :餅が全部盗まれてる!
未茶実斗:はぁ!?
佐味餅 :だけど、、、餅境地には餅人以外は立ち入れないよね、、、?餅人が盗むわけ無いし、、、仮に盗んだとしてもすぐわかるよな、、、
者地餅 :いや、水を汲みに行ったほんの一瞬で大鍋一つ分の餅が盗まれちゃったよ!
未茶実斗:何があったんだろう、、、
餅盗みの主犯
桜が美しく満開になった次の日の話です。
未茶実斗:うーん、、、
佐味餅 :まだ昨日の事件のこと考えてるのか?
未茶実斗:うん、、、
佐味餅 :でも者地餅は他の職員が間違えて出荷しただけだと言っていたぞ?
未茶実斗:いやーさ、それがなんかずっと引っかかってて、、、
佐味餅 :どういうことだ?
未茶実斗:つまりさぁ、、、出荷するのは夕方って決まっていて、どんな新人職員で間違えることのないルールだよ?
佐味餅 :でも結構朝のうちだったから寝ぼけてたやつがいるんじゃないか?
未茶実斗:そうなのかなぁ、、、
佐味餅 :考えすぎじゃあないのか?
未茶実斗:、、、いや!やっぱりなんか納得できない!
貨物餅 :おやおや、、、未茶実斗先輩は勘が鋭いですねぇ、、、
佐味餅 :お、おいっ、、、まさかお前が盗んだとかじゃねぇよなぁ!?
貨物餅 :そのまさかですよ〜まぁ、私に追いつくようなことはないでしょうw
未茶実斗:このぉ〜やっぱり主犯が餅境地にいたのね、、、!
貨物餅 :覚えてますか?私の仕事は「出荷」。それも徒歩部隊のね!足が速いのは当たり前!
前代未聞の餅幕
佐味餅 :クソー!出荷係徒歩部隊の餅幕はめちゃくちゃ強いって聞くぜ!
貨物餅 :全くそのとおり!私の餅幕をすべて避けられますかー?ww
未茶実斗:こんなもの、、、私にかかれば余裕だわぁ。゚(゚´Д`゚)゚。
佐味餅 :、、、めっためったに泣いてるやん、、、絶対避けられないだr、、、
貨物餅 :のわっ!?全部カウンターされた!?
佐味餅 :ナルホド
未茶実斗:舐めるんじゃねぇよ出荷係風情が〜!
貨物係 :ギャアアア~次こそ〜
あとぅがき
皆さん、どうでしたか?
餅をテーマにした物語ってなかなかないじゃないですかーw
なんか作ってみたかったんですよー!
好評だったらさらにさらにさらにさらにガンバルマン!(は?)