スノーフレーク 第一話 「日常」
朱莉「ただいま‥」
翔太「‥家事全部やれよ。じゃ、俺は仕事あるから。」
朱莉「…うん。わかった‥」
翔太「じゃあな」
ガチャ‥バタン
朱莉「はぁ‥」
私の名前は渡辺朱莉。15歳。兄は渡辺翔太。24歳。兄さんは美容院で働いている。両親は私が10歳のときに他界した。
母親が交通事故に遭って、父親はそのショックで自殺した。私は沢山泣いた。兄さんは、私を抱きしめてくれた。まだこの時は優しかったんだ‥。でも、仕事に就いてから変わった。料理、洗濯、掃除など。全部を私に押し付けてきた。私は、まだ働けないから、兄さんには感謝してる。でも少しは手伝ってほしい。‥なんて、ワガママだよね‥ワガママな妹でごめんね‥兄さん。
トンットンッ‥ジューッ‥
朱莉「よし。ご飯できた!」
私は食欲がないから少なめにしている。兄さんはたくさん食べるので多めにしている。
ガチャッ
翔太「‥…」
水色のエプロンを外そうとしたら、兄さんが帰ってきた。
翔太「‥お風呂湧いてねーじゃん」
朱莉「あ、ごめんなさい!すぐ沸かすから、ご飯食べt‥」
翔太「いい。俺が沸かす。ホント使えねー妹だな。」
朱莉「ごめんなさい‥」
私はご飯を食べたあと、自分の部屋に行った。
朱莉「はぁ‥」
スーッ‥スーッ‥
気持ちいい。自傷行為をすると、気持ちが軽くなる。
ズッブシャッ‥
朱莉「イッタ‥深く切りすぎた。ヤバい、血が止まらないよぅ‥💦」
私は必死にガーゼで血を止める。
ガチャッ…
翔太「風呂上がったz‥は?」
朱莉「あ、兄さん。これは‥」
翔太「何回俺を困らしたら気が済むんだ!」
朱莉「ご、ごめんなさい!」
翔太「ごめんばっかり!ごめんって言ったら許されると思うなよ!」
辰哉「翔太ー‥え?ちょ‥何してんだよお前!!!」
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