スノーフレーク 第一話 「日常」

1 2024/05/25 18:19

朱莉「ただいま‥」

翔太「‥家事全部やれよ。じゃ、俺は仕事あるから。」

朱莉「…うん。わかった‥」

翔太「じゃあな」

ガチャ‥バタン

朱莉「はぁ‥」

私の名前は渡辺朱莉。15歳。兄は渡辺翔太。24歳。兄さんは美容院で働いている。両親は私が10歳のときに他界した。

母親が交通事故に遭って、父親はそのショックで自殺した。私は沢山泣いた。兄さんは、私を抱きしめてくれた。まだこの時は優しかったんだ‥。でも、仕事に就いてから変わった。料理、洗濯、掃除など。全部を私に押し付けてきた。私は、まだ働けないから、兄さんには感謝してる。でも少しは手伝ってほしい。‥なんて、ワガママだよね‥ワガママな妹でごめんね‥兄さん。

トンットンッ‥ジューッ‥

朱莉「よし。ご飯できた!」

私は食欲がないから少なめにしている。兄さんはたくさん食べるので多めにしている。

ガチャッ

翔太「‥…」

水色のエプロンを外そうとしたら、兄さんが帰ってきた。

翔太「‥お風呂湧いてねーじゃん」

朱莉「あ、ごめんなさい!すぐ沸かすから、ご飯食べt‥」

翔太「いい。俺が沸かす。ホント使えねー妹だな。」

朱莉「ごめんなさい‥」

私はご飯を食べたあと、自分の部屋に行った。

朱莉「はぁ‥」

スーッ‥スーッ‥

気持ちいい。自傷行為をすると、気持ちが軽くなる。

ズッブシャッ‥

朱莉「イッタ‥深く切りすぎた。ヤバい、血が止まらないよぅ‥💦」

私は必死にガーゼで血を止める。

ガチャッ…

翔太「風呂上がったz‥は?」

朱莉「あ、兄さん。これは‥」

翔太「何回俺を困らしたら気が済むんだ!」

朱莉「ご、ごめんなさい!」

翔太「ごめんばっかり!ごめんって言ったら許されると思うなよ!」

辰哉「翔太ー‥え?ちょ‥何してんだよお前!!!」

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タグ: スノーフレーク 一話 日常

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