【プロセカ小説】付き合いたての一歌と志歩

5 2022/09/04 15:47

タイトルにもありますが、一歌と志歩が付き合ってます。

苦手な方はブラウザバック!!

キャラ崩壊注意です

ファミレスにて。

志歩「よし、食べよっか」

一歌「そうだね」

私と志歩は、お昼ご飯を食べ始めた。

咲希は司さんと買い物に行くみたいだし、穂波も用事があるからって、2人とも来れなかったので、今日は志歩と2人きりになった。

...志歩とは、この前付き合い始めた。

告白は志歩からだった。びっくりしたけど、嬉しかったな。

私も志歩のことは意識してはいたけど、志歩はもっと前から、もっと強く、私のことを想ってくれていたらしい。

焼きそばパンで喜ぶところとか、グリーンピースが食べられないところとか...。最初は呆れてたけど、どんどん可愛く見えてきて...って言ってたっけ。

...付き合いはじめて分かったことがある。

志歩「...このラーメン、美味しそう」

志歩、そっちだって可愛いよ?

志歩「いただきます」

手を合わせてる。可愛い。

ズルズルズル...

麺を啜ってる。可愛い。

志歩「うん、美味しい」

うん、可愛い。

もう志歩の、仕草も、姿も、何から何まで可愛く見えるようになっていた。

志歩「...一歌、ずっと眺められてると、さすがに照れる」

一歌「あっ、ごめん!」

いつの間にか頬杖をついて眺めちゃってた。

志歩「ほんとにもう...。そんなに恋人に見られてたら、大好きなラーメンの味も霞んじゃうでしょ」

一歌「なにそれ。可愛い」

志歩「さっきまで心で思ってそうだったけど、ついに声に出したね」

ー・ー・ー

一歌「ふう...堪能した」

志歩「結局、一歌、一切食べずにずっと見てたじゃん」

一歌「食べるより、今しか出来ないことを優先しなきゃ」

志歩「一歌も食べないと、お腹空くよ?」

一歌「そうだね」

焼きそばパン、食べなきゃ。

...ん?

一歌「志歩、それ...」

志歩「さっきまで、一歌がしてたことだけど」

待って。

待って待って待って待って待って。

頬杖+上目遣い。待って。可愛い。いや、尊い。尊さ限界突破。

志歩が私の頬杖、どう思ってたのかは分からないけど、少なくともこれを食べてる間ずっとされてるっていうのは...正直、つらい。

味が霞む...こういうことだったんだ...。

目の前の焼きそばパンに、集中!

下を向く。食べる。前を見る。志歩がいる。ウッ。

一歌「志歩、降参...」

志歩「あれ、もう?...全く、一歌はパンでしょ?ラーメンを食べきることができた私を褒めて欲しいな」

一歌「ほんと。偉い偉い」

志歩「っ!頭を撫でてとは言ってない...」

一歌「嫌?」

志歩「嫌なわけないじゃん」

ふふ。ワシャワシャ...

志歩「嬉しいけど、焼きそばパン食べきらないと」

一歌「そうだね。でも、どうしたら...」

志歩「私が顔を隠してるから。ほら」

一歌「やめて。それも可愛いから」

志歩「...」

一歌「...早く食べてってこと?」

志歩が頷く。

はあ...。

一歌「頑張るから、後で私の頭も撫でてくれる?」

隠してる指の隙間から、志歩が少し微笑むのが見えた。

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タグ: プロセカ小説 付き合いたて 一歌

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アニメとゲーム2022/09/04 15:47:17 [通報] [非表示] フォローする
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