【プロセカ小説】#2 暴走奏と混乱一歌

5 2022/07/19 17:42

pixivに投稿したものです。キャラ崩壊注意。

ーある日の午前ー

一歌「あ、奏さん!」

奏「星乃さん、こんにちは。あ、おはよう、かな?」

一歌「...ひょっとして、また徹夜ですか?」

奏「...そう。時間感覚狂っちゃってるみたい...」

一歌「もう...奏さんをショッピングに誘って、了承もらった時、すごく嬉しかったので、楽しみにしてたんですよ?せっかくだから、奏さんも楽しんでくださいね?」

奏「うん、そうだね。他にも何か狂っちゃってるかもしれないから、至らないところがあったらごめんね」

...この時、もう少し気をつけていれば、あんなことには...

ー・ー・ー

一歌「着いた...!」

奏「着いたね...」フラフラ

一歌「奏さん、大丈夫なんですか?すごくフラフラしてますけど...」

奏「大丈夫、じゃないかも...。こんな時には...えっと、カバンカバン...」

ガサゴソガサゴソ

奏「ん、これ」

一歌「それって...絵名さんの写真?」

奏「うん。可愛いでしょ?」

一歌「え?」

奏「可愛いよね?」

一歌「あっ...えっと、はい...?」

ー・ー・ー

一歌「まずは、ここから見ましょうか。友達の誕生日が近いので、プレゼント...を...」

奏「はぁ...可愛い...」

一歌(手離さないなぁ...絵名さんの写真。見てると元気が出るっていうことは、なんとなく分かったけど、それともなんだか少し、違うような...?)

奏「可愛い...可愛いよ、絵名...」

一歌(可愛いの連呼...。これってひょっとして...)

一歌「あのっ、奏さん?」

奏「あ、星乃さん。どうかした?」

一歌「すっかり体調は良さそうですね。良かったです。」

奏「ありがとう。まあ、絵名を見たから」

ごくり。

一歌「えっと...ひょっとして、奏さんって、絵名さんのことが好きだったり...」

奏「もちろん」

一歌(やっぱり...)

奏「だって、恋人だし」

一歌「...え」

一歌(ええええええええええええ!?!?!?!?)

奏「あ、まだ言ってなかったっけ。紹介するね。私の恋人の、絵名」

一歌(本人を見せるような感じで、写真を...。

  たしかに、前にみのりたちと運動しに行った時、距離は近いなって思ってたけど、それはサークルメンバー同士だからかなって、勝手に思ってた...。まさか、こういうことだったなんて...)

奏「星乃さん?顔が赤いよ?あ、絵名に見惚れちゃった?可愛いよね。でも渡さないよ」

一歌(私が驚いている間に、奏さんが見たことないくらい喋ってる...)

一歌「ええっと...あの...めでたいですね(?)」

奏「愛でたい?絵名を?ダメだよ、星乃さん」

一歌「ちがっ...。...まあ、いいです。ご結婚、おめでとうございます」

奏「まだそこまでいってないよ」

一歌「あれ、私今、なんて言いました?」

一歌(ダメだ、完全混乱状態)

ー・ー・ー

奏「やっぱり調子悪そうだよ。大丈夫?」

一歌「...れの...せいだと...おもっ...」

奏「?」

一歌(体調が悪化してるのが自分でも分かる。それと同時に、奏さんへの口も悪くなってきてるような...)

奏「そうだ、調子が悪いなら、ミクの特集コーナーに行こう」

一歌「え?」

奏「ほら、私に絵名が力をくれるみたいに。きっと星乃さんも、大好きなミクをみたら、調子良くなるよ」

一歌「...そうですね。行きましょうか」

ー・ー・ー

...どうしてだろう。大好きなミクなのに...なんだか、しっかり視界にうつらない

奏「ほら、ミクだよ。ネギを持ってる」

一歌「あはは、可愛いなー」

自分でも分かるくらい棒読みだな。ほんとにどうしちゃったんだろう。

...奏さんには、こんなにピントが合うのに。

ゴソゴソ

...ん?カバンを探って...

...また、写真を...。

...!

...そうか。

一歌「...こういうことだったんですね」

奏「ん、ミクを見たら元気になったみたいだね。じゃ、行こうか。次は、ご飯でも...」

一歌「そうですね」

奏「...え?星乃さん、フードコートはそっちじゃないよ...」

一歌「いえ、こっちで合ってます。来てください」

奏「でも、ここのマップには」

一歌「来てください?」

奏「...!?」

奏さんの腕を強引に掴む。...両手とも。

これで、奏さんの両手の自由を塞いだ。

向かう先は...

...誰にも見つからない場所。

...何したって、誰といたって。3人と6人以外には、絶対にバレない場所。

...天敵1人は、来れない場所。

私はポケットからスマホを取り出して、とある曲を探す。

見つけたら、それを押して...

奏「う...この光って、まさか...!?」

奏さんの左手だけを勢いよく離す!

奏「!?」

奏さんが肩にかけていたカバンが床に落ちる。

拾おうとして、しゃがもうとする奏さんには、もはや抵抗は不可能。

カラフルな光とともに...想い溢れるセカイヘ...

一歌「奏さん...いや、奏。たくさん遊ぼうね」

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タグ: プロセカ小説 #2暴走奏

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アニメとゲーム2022/07/19 17:42:06 [通報] [非表示] フォローする
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