【小説】第2話 本当の愛

2 2022/09/06 22:08

妻がネグレストだと分かってから、妻に対する周りへの態度が嘘のように変わった。

俺は在宅ワークにし、極力家事は俺がやり、妻にはゆっくり休んでもらった。

それでも、妻の怒りはエスカレートしていった。理由を聞いても答えてくれない。

そんなある日、妻が決心したように、あのさ、と口を開いた。

最近ほとんど喋っていなかったから、少し驚いた。そして、嬉しかった。まだ愛してくれているんだと思った。しかし、

「ごめんね、私のせいで在宅になっちゃって。もう在宅はいいよ。本当に。」

「えっ、!でも家事はど」

「私がやるから!」

妻は俺の言葉を抑え、大声でそう言った。そこで俺は気付いた。妻は俺の事を愛していなかった。

余計ストレスになっているのかと思い、俺は

「アヤメ、ごめん。ストレスだった?もう…在宅はやめるよ…」

そう言うと、アヤメはニコッと笑って、ありがとっ!って笑った。久し振りに見たあの笑顔が俺の原動力となった。

(アヤメの好きな通りにさせていれば、きっと愛を取り戻りてくれる。)

俺はまだアヤメを諦めてはいなかった。

「今日、遅くなるから。」

「そう!何時?」

「何時って…わからない。なんでそんな嬉しそうなんだ…」

「う、ううん。全然嬉しく無いわよ。もちろん…」

やはり俺を愛していないのかと、とても落ち込んだ。

「会社を出たら連絡してね!」

「え?なんで?」

「いいから!絶対よ?」

俺は違和感を覚えながら、娘、ナズナにハグをして家を出た。

結局、仕事が終わったのは夜9時。今から帰れば10時にはなるだろうなと思いながらトボトボ駅に向かった。俺は忘れていた。あの約束を。

俺はいつも12時に帰ることが多く、終電を逃したら会社に泊まる。今日は少し早いなと呑気に考えていた。

帰ると、家にはアヤメの靴と…男?物の靴があった。嫌な予感がして、ドアを開けた。すると…

今日はあまりナズナちゃん出てこなかった…!

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2: 미나 @Rent 2022/09/06 22:15:01 通報 非表示

>>1
どうもー😻


4: 미나 @Rent 2022/09/06 22:26:12 通報 非表示

>>3
前のにもコメントしてくれてたよね🥺

ありがとうございます😊


>>4
だって、面白いんですもん、


6: 미나 @Rent 2022/09/07 09:14:01 通報 非表示

>>5
そう言ってもらえて嬉しい🥺また頑張って作りますr


まじ?!

いや神かよ?!


8: 미나 @Rent 2022/09/07 17:19:09 通報 非表示

>>7
本当にありがとう😘


>>8
いえいえ!😄


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