小説 「ありがとう。」 第一話 東方風神録
「わぁ!綺麗な紅葉!」
私は山に来ていた。
秋になり、森が秋らしい橙色に染まっていた。
「ありがとう。」
「え?」
急に声がして、後ろを振り向いた。
そこには、可愛らしい女の子。
金髪で、もみじの髪飾りをつけていた。
「紅葉。綺麗って言ってくれて。」
「え、あ、どう、いたしまして?」
女の子はニコニコしながら去って行った。
もう一度振り向くと、女の子は居なくなっていた。
(...何だったんだろう。)
そう思い、森の奥に進んでいった。
《続く》
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