【小説】1人の兵士(4)

3 2022/11/24 11:32

俺達は前線の押し上げに成功した。そして進軍を開始する。味方と共に大きな地響きの様にみんなで走る。そして、敵と交戦が開始。敵は後方支援も完璧であり、何台もの戦車、野砲、そしてこちらより多いであろう兵士達が一斉に銃を構えて、射撃し始める。

トム「また回り込むのか?!」

エリック「ああ!地形を利用して上手く進め!」

?!

ボブ「避けろぉぉぉぉ!!!!!」

ボブの声が響いた瞬間、一発の大きな弾が俺達の近くに落下した。この爆発で俺達は吹き飛ばされ、立ち上がり、また敵の陣地へ行こうとしたが、1人横たわったままでいた。レオンがいない。爆発した場所の1番近くにいた。体はよく見ると血だらけで、息の根が止まっていた。俺達は惜しみつつ、少しずつ近づく。そして地形をうまく使い、小山の上から一斉に撃ち始めた。対戦車ランチャーやマシンガンを持っていた俺達は戦車も兵士も吹き飛ばした。俺は吹き飛ぶ兵士を見ていた。顔が潰れてる兵士もいれば、下半身だけの兵士もいた。あたりは血に塗れて、生き残った戦車には血飛沫と泥が飛び散る。生き残っていた1両の戦車の砲口がこちらに向いた。

トム「装填急げ!」

ボブ「装填完了!」

トム「ファイア!」

その瞬間、戦車の射撃よりも早くバズーカが当たり、戦車は大きな爆発音と共に煙を空高くへと上げた。どんどんと上がる煙と共に悲鳴が響く。そしてまた進軍してゆく。俺達は、武器を担いで。

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その他2022/11/24 11:32:41 [通報] [非表示] フォローする
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>>3
他も読んでくれよ〜


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