【小説】1人の兵士(9)[最終話]

1 2022/11/24 17:26

アリの巣の様になった建物を進んで行く。建物の周りには敵軍の旗がゆらゆらと揺れている。俺達は細かく分かれて制圧しようとするが、敵の反撃は異常な物だった。熟練の兵士もバタリバタリと倒れて行く。敵はマシンガンをひたすら撃ち続ける。敵と味方の悲しい悲鳴が建物の中で響く。それと同時に銃声は強くなっていた。

司令官「クソ…このままじゃ…!」

そう言いながらグレネードを敵めがけて投げ、敵は大きく吹き飛ぶ。体はバラバラになって破片が飛び散る。俺達はひたすらグレネードを投げ続けてマシンガンを撃っていた敵兵も殺害した。その時、大きな飛行機のような音が急接近し、直後に大爆発を起こした。1人の兵士が叫んだ。

味方兵「爆撃機だ!避けろ!」

司令官「奴ら味方ごと吹っ飛ばす気か?!」

そんな声もかき消すくらいの爆発音が響く。味方戦車には大規模なダメージを受け、殆どが撤退した。味方兵達は外にいた者は吹っ飛んでいった。建物は爆撃を受け天井からは空が見えていた。俺達は急いで前線を押し上げ続けた。敵の執拗な戦いを勝ち抜いていった。そして、外に出た。勝った。長かった。そんな思いが浮かび続ける。俺は味方が持っていたライフルに自軍の旗がついた物を持つと土の地面に向かって進む。ゆっくりと、ゆっくりと。その瞬間、段差から敵が飛び出し、拳銃の音が響いた。俺は2発自分の足と腹に受けて血を吐いた。ここで倒れちゃいけない。そんな思いで足を引き摺りながらジリジリと近づく。そして俺は地面に向かって旗を刺した。そして喜んだ。味方はみんな泣いて喜び、生き残っていた敵兵は肩を落としたり、膝から崩れ落ちていった。だが俺は足に力が入らず倒れた。薄らとぼやけてゆく視界。司令官やトムが叫んでいるのが微かにわかった。

司令官「トーマス!死ぬな!まだ死んじゃだめだ!」

トム「おい!目を開けろ!聞こえてるか?!誰か!衛生兵はいないか?!」

きっとそう言っていたのだろう。微かな力で目を大きく開くと強い光が見える。明るくて綺麗な光だった。雲のカーテンがゆっくりと開いて明るい太陽の光が差し込んできた。俺はそのまま、ゆっくりと目を閉じた。

       ----------END---------

いや〜かけました!ありがとうございます!正直な感想、欲しいです!

難しい〜

初めてやってみたので上手くかけてないです。ほんとごめんなさい!

よんで難しかったりしたらごめんなさい!

小説なんて上手く書けなぁぁぁぁい!

いいねを贈ろう
いいね
1
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: 小説 1人 兵士 9 最終話

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
その他2022/11/24 17:26:22 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



できて嬉しいぜ


画像・吹き出し

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する