【小説】デスゲーム・イン・シップ 第1話「デスゲームの始まり」
ある土曜日。
1人のブラック企業に勤める男性が休暇が取れたので、抽選で当たった2泊3日の船旅行に行くことにした。
その男の名は、田中奏多。31歳。
船には他に5人の人がいるようだ。
船に入ってしばらく経つと、雨が降ってきた。
雨は徐々に激化し、大きな嵐となった。
そして大きな揺れがした。
しばらくすると、嵐が収まった。
状況確認のため奏多と他の客は外に出た。
すると、空が赤いことがわかった。
どうやら別世界に来てしまったようだ。
脱出を試みるも、透明な壁のようなものがあり出来なかった。
その時、突然奏多たちの腕に鉄のリングのようなものがついた。
そしてそこから声がした。
???「貴様らにはこれから、船の中でデスゲームをしてもらう。この中に1人、『キラー』が紛れ混んでいる。キラー以外の『エスケーパー』はそのキラーが誰か、明後日の正午までに特定できれば脱出が可能だ。その場合、キラーは海に落ちてもらう。逆に特定できなければキラーのみ生き残る。そして、キラーは毎晩1人エスケーパーを追放することができる。毎日午後6時に行う議論では、投票で追放者を決める。せいぜい頑張るのだな」
こうして船でのデスゲームが始まった。
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