小説書いてみました!「イジメ」です!第一話です!
イジメ
こんにちは!私は、加奈山麗葉(かなやまれいは)!制服が可愛いというので有名な女子中に通っている2年生。
運動が得意な活発女子。
髪の毛が長すぎて邪魔、、、。
でも、ヘアドネーションをやっているからあと一年間ガマン、、、。
突然、いじめが始まった________
旭:「麗葉。おはよう。」
麗葉:「おっはよー!来週テストだよぉ、、、、私絶対60点以下。」
旭:「復習やってないからでしょ。それは自業自得。」
麗葉:「旭が頭いいからって馬鹿にすんなー!」
私は旭の頭をポカポカと軽く叩いた。
渡久旭は私の親友。
とても頭がいい天才少女。
旭:「イテテテテ。あ、先生だ。言っちゃおっかな〜。」」
麗葉:「言うな〜!」
私達は頭が小学生レベル。
オカシイよね。
旭は教室の扉を開けた。
教室は、いつもと違った。
旭:「おはよ。」
旭がそう言うと、クラスの中心リーダー里口夢愛(さとぐちゆあ)ちゃんが椅子をガラッとひいた。
夢愛:「ちょっと麗葉ちゃん、ゴミから離れて。一緒になっちゃうよ。」
麗葉:「え?なんのこと?」
私は、少し分かった。
でも、知らないふりをした。
旭が、呆然としていたから。
夢愛:「もー分かんないの?旭だよ。旭。」
旭:「、、、、、、、、、、。」
私が嫌いなのは勉強。
もっと嫌いなのは
イジメ。
バン!
夢愛:「はい、旭はゴミ確定〜。」
「ww」 「ゴミ旭ww。」 「可哀想〜ww」
机を強く叩いた夢愛ちゃんは旭を睨み、笑っていた。
今日は、全部の時間が自習だった。
夢愛ちゃん達にはラッキーだったんだろう。
教室で聞こえるのは、旭の悪口と気味の悪い笑い声。
助けたい。
「やめなよ!」って叫びたい。
旭は泣きそうになりながら、グッとこらえていた。
夢愛ちゃんはなんて怖いのだろう。
私は、自分のクラス、2年1組が恐怖としてしか感じられなかった。
キーンコーンカーンコーン、、、、
6時間目のチャイムがなり、私はバッグを持った。
旭がいない。
皆は、いる。
夢愛ちゃんも。
え?
麗葉:「夢愛ちゃん。旭ってどこ?」
夢愛ちゃんは友達の椅子に座っていた。
夢愛:「うーん。あいつまさか、、屋上で自殺しようとしてるとか!w
麗葉ちゃんは気にしなくていいよ。ま、誰かにいったらただじゃおかないけどね。」
自殺、、、
まさか。
麗葉:「ねぇ!なんか暴力振るってない?」
夢愛:「うるさいうるさい!落ち着いてね?ちょっとだけ、傷をつけて何が悪いのよ。あいつ、心弱いし。」
私はバッグを投げてすぐに屋上に向かった。
旭は、本当に心が弱い。
私と旭は幼馴染だった。
旭は幼稚園でもイジメられていた。
先生は知らん顔をしていて、旭は私に死にたい、、死にたい、、とずっと言っていた。
年長になったときは落ち着いたけど、小5のときも屋上で自殺しようとしていた頃も
あった。
中学に入ってからも、イジメられるなんて、、、。
ガラッ
私は屋上のドアを強く押し開けた。
旭はベンチに座っていた。
麗葉:「旭!自殺しないで!お願いだから!やめてぇっ!」
私は手を伸ばした。
旭:「何言ってんのよ。自殺しないよ。でも、自殺したいほどつらい、、。」
たった一日で、死にたいと思うんだ。
私、ずっと自殺するって弱いって、、、思ってた。
でも、少しわかった気がする。
つらいんだ。イジメって。
旭の役に立つことってないかな、、、。
次の日、旭と私は一緒に学校に行った。
周りからの視線はずっと。
でも、なんでだろう。
旭と話している間は、気にしない。
旭:「ねぇ、なんで私と一緒にいるの?里口さん達のターゲットになるよ。」
旭も私のことを心配してくれる。
麗葉:「大丈夫。私には旭がいるから。あと、今日夢愛ちゃんたちにやめなよ!って言うわ。」
旭:「アリガト、、。」
旭がホットため息をついた。
目の下にもクマができている。
疲れたんだろう。
私は旭の肩を優しくなでた。
キーンコーンカーンコーン
学校の中休み。
夢愛ちゃんたちは中休みに旭をイジメている。
今こそ、とめるチャンスだ。
夢愛:「じゃあ、ゴミ〜♪一緒に更衣室行こうか。」
旭:「、、、、。」
友達:「聞こえねぇの?」
けろうとした瞬間。
麗葉:「ねぇ!」
私は廊下から聞こえるほど大きな声で怒鳴った。
視線は旭から私に変わった。
夢愛:「ん?」
夢愛ちゃんは私を睨みつけた。
麗葉:「もう旭をイジメないでよ、、、。」
私は、下を向いた。
涙が溢れそうになった。
ポタポタと、涙が出てきた。
なんでだろ。
なんで泣いたんだろ。
別に悲しくないのに。
友達:「は?何いってんの?夢愛ちゃんのグループに入って何文句言ってんのよ。」
夢愛ちゃんは、少し下を向いた。
麗葉:「別に、グループ入ってないし!」
友達は睨んだ。
上から目線で見てきた。
怖い。怖い。
友達:「馬鹿じゃないの?あんた感謝って言葉分かんないの!?あんたなんか、、、」
夢愛:「そうだよね。」
!!?
夢愛ちゃんがいつもと違かった。
優しそうな顔をしていた。
旭へのイジメを、、、
なくしてくれる?
夢愛:「麗葉ちゃんと仲良くなるために、、、離れさせようとして、、、ゴメンね、旭ちゃん。」
前までは旭、ゴミ、って、言ってたのに、今では別人みたいに、言い方が変わっている。
夢愛:「これからは旭ちゃんと仲良くする!でも、、、、。」
夢愛ちゃんはこちらに来て、私を見つめて、言い出した。
夢愛:「次のターゲットはお前、麗葉だよ♪」