[初小説]sonic.exe vs sonic
俺は走った。
走り続けた。
今、俺は俺のニセモノに追いかけられているんだ。
目が赤く、悪意に染まった俺に。
テイルス………
助けられなくて
ご め ん な 。
ナックルズ………
お前といつか戦いたかったのに、、、、、
まさか殺されるなんて思っていなかった。
エッグマン…………
お前とはライバルだったが、ライバルが亡くなるなんてな…
俺は…………………
俺は何もかも、
失ったんだ。
みんなの悲鳴が俺の脳内でキョウメイしてる。
俺は……叫んだ。
『みんなの苦しみはお前には分からないだろうな!!!!!!』
そのとき、俺の体にチカラがみなぎった。
―――みんなの仇を取るためなんだ。
俺の心のなかで、みんなが応援している。
『よくもみんなに辛い思いを!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!』
俺は必死に戦った。
不思議なことに、ダメージを負わないし、おまけに攻撃力もいつもより上がっている。
そろそろしめるか。
『あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっ!』
―――終わった………のか?
俺は意識を失った。
テ「ソニック!起きて!」
ああ、俺はなんてバカなことをしていたんだろう。
あんなやつ、本気出さなくても勝てたよな笑
テ「ソニック?大丈夫なの?」
ソ「ああ、ありがとうテイルス。」
テ「無事でよかった!」
(抱きしめる)
あれ、でも透き通ってる。
そうか、俺は死んだのか……
ナ&エ「おい、ソニック!!」
ナックルズとエッグマンだ。
ナ「お前はなんて馬鹿げたことをしてるんだ。」
エ「はっはっはっはっ!よくやったな。お前は世界を救った。」
え?こんな俺が?
世界を?
俺は泣き出した。
テ「泣っ……ソニックが泣いちゃったら僕も泣いちゃうじゃないかっ…!」
ナ「ま、感心したぞソニック。」
エ「はっはっは。お前さんはただのハリネズミだと思ってたが、なんてすごいハリネズミなんだ。」
全員「それじゃあ、お別れだな。」
ソ「えっ!?ちょいまち!?!?!?待ってよぉぉぉ(泣)」
全員「また会おう」
ソ「うん。(泣)また会おうね。」
――The end――
[小ネタ]
・サムネのスーパーソニックのオーラが茶色なのは、テイルスの黄、ナックルズの赤、ソニックの青を合わせた色だからです。エッグマンは知らん!!(イメージカラーが分からない)
・ちなみにソニックと一緒にexeも亡くなりました。(ソニックたちはheavenに行った)
・「全然ダメージを負わない」というのはテイルスたちの霊がいるからであり、ソニックが亡くなったときには、あまりの反動に耐えられずにheavenに行きました。
>>3
to you who will never returnのことですか?