【小説】特別なクリスマス【クリスマス総選挙】
登場人物.
黒田 敬斗(くろだ けいと)
李野田 美里(りのだ みり)
隅田 正樹(すのだ まさき)
増田 友梨佳(ますだ ゆりか)
鈴木 友奈(すずき ゆうな)
──────────────────
#敬斗視点
俺は,李野田 美里の彼氏だ。
美里はすごくおとなしくて大人っぽい性格のかわいい子だ。
そして付き合って丁度明日で1年が経つ.
そう,クリスマスの日に付き合った.
1年記念日ということで去年告白したあの場所でまた会おうと約束した.
美里とは月に一度しか会えないから明日は絶対欠かせない日だ.
長距離恋愛というものだろうか、それくらい会えていないが連絡は毎日取り合っている。
明日が待ち切れない…!
#美里視点
私は李野田 美里.黒田 敬斗の彼女です.
長距離恋愛をしているためあまり会えないから伝えたいこともたーくさんある。
そしてなによりあのことを伝えなきゃいけない.
明日になってあの場所でちゃんと言えるかとても心配.そうソワソワしていた.
ピロン
『あのこと明日言える…?大丈夫?』そう連絡が来た。
送ってくれた子は私の友達 ゆりかとゆうなだ。すごく友達思いで優しい.
もうこの2人には大事なことは言っている.
『余命が明後日なことを。』
ークリスマスの日の夜ー
♪〜♫🔔 ワーワーザワザワ
#敬斗視点
ここで間違いない。
待ち合わせの場所は大きなクリスマスツリーの前の広場だ.
とても緊張する、毎日連絡を取り合っているというのになぜかいざ会うとなると緊張してくる.
?『おーい…!』
この声は美里だ…!!!!!
「待ってたよっ!」そう言った。『私も楽しみにしてた…!』美里も喜んでいる。
けど急に美里は暗い顔をした.
「美里?どうした…体調でも悪いか?」おれはい言った。
『違う。あなたにとっても大切なことを言わなきゃいけない。』
そう言われた瞬間鼓動が速くなり始めた。
ドクドクドクドクバグハグ
『私の余命は明日よ。』そう告げられた.
ッ…なにも言えない。どうしようもない…。
「なんで…!なにがあった!!!!」思わず叫んだ.
彼女は泣きだしてしまった…
#美里視点
『ごめんね…敬斗。余命は明日なの。』そう告げた.
彼は焦った様子。(だよね…だよね…)
『私はある病気にかかってしまったの。だから余命は明日。今日はこのことを忘れて楽しみましょ!』そう言いかけた。
ギュ…
抱きしめられた。
私も泣き出してその場でずーっと抱きしめていた.
ー次の日ー
#敬斗視点
あの日,よく相談し決断をした.
美里が虹の橋を渡ると予想されている病院へ最後まで送り出すことにした.
「美里。会える期間がすごく短かったけどおれは充分だった。いや…美里とあえて幸せだったよ…ッ…ありがとう」
『私も…泣 元気で暮らしてね…ッ…』美里は昨日一度別れたあと今日もう一度会ったがすっかりと姿は変わっていた。
『「ありがとう。さようなら』」
そう告げて美里はニコニコと微笑みながら虹の橋を渡った.
ー後日ー
美里の友達から電話が来た。
『もしもし。ゆうなとえりかです。美里はほんとに敬斗さんの話しかしなかったよ笑それくらい愛してたんじゃないかな』
その言葉にめちゃくちゃ感動した。
俺は空にこういった。
『俺もずっと愛してるよ』
「ほら行くぞ!」まさきがそういった。
またどこかで出会いがあるはずだ。
それを思いまさきを追いかけていった。
〜終〜
─────────────────
クリスマス総選挙の小説部門どうでしょうか!
そして登場人物にもちょっとした工夫を仕込んでいますので是非コメント、♡お願いします!
このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
工夫見つけた!!アイデアめっちゃ良いやん!
ストーリー書くのほんと上手いよね、、めっちゃ感動したよ!