ドジっ子誘拐犯と冷静な被害者 5
一日目。
女性はレナと言うらしい。まぁ、偽名だろうけど。コンビニ弁当を買ってきた。
「なんで売ってるもんなの?」
「変なやつのご飯とか...食べたくないでしょ?」
味は普通。別に何ともならないし普通の弁当だった。...まぁ、俺の好きなオムライスってのは不気味だけど。
二日目。
レナは風呂に入れようとしてきた。俺は断固として拒否した。
「風呂嫌い」
「不潔です...」
最後まで粘り、背中を濡れたタオルで拭いてもらった。暖かくて気持ちがいい。すごく手が震えていたが。
三日目。
レナは薬を持ってきた。なにがどれに入ってるかを当てなくちゃいけないらしい。
「...コーヒーは...睡眠...薬...zZ」
「正解です...ふふ」
俺は寝た後温かさを感じた。きっとレナが布団をかけてくれたんだろう。ドジなのに優しいやつだ。その後転んだ音と悲鳴が聞こえたのは木のせいだろう。
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