ドジっ子誘拐犯と冷静な被害者 11
二十日目。
レナは今日も薬を差し出してきた。躊躇無く飲む、いつもと同じ無味だ。
「ん、...無味だな」
「薬ですからね」
何かをサラサラと記録している。他の実験台のことなのだろうか。見せてと言うとダメだと言われる。
二十一日目。
レナは俺の腕を切ってきた。痛くはないが驚いた。
「うぉ!?な、なんだ?」
「...血が流れてますね」
俺の血はすぐに固まりカサブタになる。レナの言っていた事はよくわからないがまぁいいだろう。
二十二日目。
レナは俺に可愛らしい絆創膏を渡してきた。
「んだこれ?」
「昨日の傷に」
...貼れというのか?こんな可愛いのを?俺を幼い女の子と勘違いしていないか?...まぁ一応貼っておくことにした。
いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する 
