意味が分かると怖い話
~番外編~
〈不機嫌の理由〉
「し・・・しようか?」
僕がそう呟くと、彼女がチラリと僕に振り返る。
「な・・・ちょっと何言ってんのよ!?」
彼女は顔を赤らめて、そう言う。
「ああ、いや、あのその・・・」
季節は夏。
場所はショッピングセンター内の小さい花屋。
向日葵、ハイビスカス、ラベンダーなど季節の花が並び、外の暑さが嘘のように涼しかった。
しかし、僕の背中は汗が噴き出していた。
今日は彼女と初めてのデートだったのに、まずいことを言ってしまったかもしれない。
「私達、中学生だよ?まったく、恥ずかしい!」
生真面目な性格の彼女は、不機嫌そうに足早に店を後にした。
慌てて僕も彼女を追って弁明しようとする。
まさか、こんなことで不機嫌になるとは思わなかった。
さて、この文章を普通に読めば、中学生カップルがデート中、彼氏君の性欲が暴走し不純異性交遊に走ろうとしたため、彼女が怒り始めたように見えます。
しかし、それではクイズになりません。
気になる部分としては、彼氏君の「し・・・しようか?」ですが、この言葉が“そういう意味ではない”ことは簡単に予想が付きますよね?
では、本当はどういう意味なんでしょう?
~ヒント~
季節は夏、場所は花屋、ですよ?
>>694
ん〜?あ、そういえばアジサイっ漢字で「紫陽花」ですよね。彼氏さんはこれを「しようか」と読んだ?
正解です。
彼氏君は、ネームプレートか何かに書かれている紫陽花(アジサイ)を読めずに「しようか」と読み間違えてしまったようです。
それを不純異性交遊だと思ったのか、それとも中学生にもなって紫陽花が読めないことに呆れたのか。どちらかは曖昧ですが、それが彼女さんが不機嫌になった理由です。
>>697
ついでに、夏の花をいくつか、漢字でご紹介。
朝顔(アサガオ)、向日葵(ヒマワリ)、扶桑華(ハイビスカス)、薫衣草(和名クンイソウ。ラベンダー)、桔梗(キキョウ)、鳳仙花(ホウセンカ)、唐菖蒲(和名トウショウブ。グラジオラス)、白粉花(オシロイバナ)、夾竹桃(キョウチクトウ)、天竺牡丹 (和名テンジクボタン。ダリア)、などです。
〈友達との会話〉
友「すまない!俺達を助けると思って!!」
俺「おい!?急にどうした!?」
友「妹がさ、病気なんだよ・・・どうしても金が要るんだよ!」
俺「大丈夫なのか?気をしっかり持てよ!」
友「・・・ありがとう・・・・・・」
俺「えーと、10万円なら貸してやれるけど・・・」
友「本当に、ありがとう・・・あとさ、その、なんて言っていいのか・・・」
俺「ほら、今日の晩御飯の残りでいいなら食って行けよ、遠慮すんな」
友「うぅ、ありがとう・・・」
俺「何言ってんだよ。俺達親友じゃないか!」
友「実はさ、自○しようと考えてたんだ。もし、お前がいなかったら、俺はもう・・・」
俺「そんな気にしないでくれよ」
友「こんな夜中に、本当ゴメンな」
>>700
うーん、わからない。
でも、妹さんが病気なのに自分が自○するんですね。大変なんですね。
>>701
恐らく、保険金目的だと思われます。
一般的に日本の法律では、自○の場合、保険会社は死亡保険金を支払う義務はありません。
しかし、保険会社の「任意」で支払うことは可能なので、一部の保険会社は自○でも保険金を支払ってくれるところがあります。友達は、そういう保険に加入していたのでしょう。
>>702
追記。
一応書いておきますが、702コメは「友達が自○しようとした理由」であって、今回の意味怖の答えではありません。ご注意を。
~ヒント~
2020年正月に、この問題と同じ手法で書かれたある広告が公開され、その読み方が当時話題になりました。
正解です。
この問題は、文章を下から上へ読む「逆読み」という手法で書かれていました。
逆読みで読むと、友人が夜遅くに訪ねてきて自○するつもりだったと吐露し、それに対して俺さんは夕飯と10万円を提供しようとします。
しかし、友人の本当の目的は、妹の治療費を準備すること。自分の保険金では不足していたのか、妹の世話をするためなのか、自○を諦めて強盗殺人を計画します。
そしてついに「自分たち兄妹を助けると思って」と俺さんに襲いかかってしまう・・・という意味怖でした。
因みに、ヒントで出した「ある広告」とは、そごう・西武の逆読み広告(2020年正月)です。
広告モデルは、力士の炎鵬晃さんです。
>>711
「大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。」
ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が始まります。
さ、ひっくり返そう。
>>712
おおおおおおおおおおおおおおすげえ((うるさい
((((((((((二回目))))))))))
〈神隠し〉
ベルギーの北部には「神隠しの森」と呼ばれる場所がある。
そこへ行ってしまうと、必ず誰かが消えてしまうのだとか。
現地の人は、その森へを怖がり近付こうとすらしない。
ある日本人の大学生グループが、遊び感覚でその森に行った。
森に入り、しばらく探索した後、出てきた。
5人はお互いの存在を確認して、誰も消えていないことに安心した。
結局、神隠しは噂だったと帰国することにした。
ところが、宿泊先で荷物をまとめていると、日本人の物と思われる見知らぬバッグが残ってしまった・・・。
>>714
え、バッグが残ってたんですか?え、じゃあ元々6人だったんでしょうか。記憶まで消えた?
正解です!
そうです。本当は6人グループでした。しかし、1人が神隠しに遭いました。
そして、この「神隠しの森」で消されるのは姿形だけでなく、その人に関する記憶までも消されてしまうのです。
なんとも恐ろしい森ですね。
〈ストーカーの異常な行動〉
僕が一人暮らしをスタートしてから随分経過したんだけど、最近になってストーカーに被害に困っている。
うちは単身者用の安いアパートなのだが、毎日のように郵便受け(※扉の外側に穴があり、内側がボックスになっているタイプ)に手紙が入っている。
無記名で宛名もない。
部屋がバレているのも怖い。
手紙の内容はというと、最初こそ「一目惚れしました」「好きです」程度のものだったが、最近になり内容がエスカレートしてきた。
「どうして私の気持ちに応えてくれないの?」「私がこんなに愛しているのだから、貴方も私を愛すべきよ!」といった気味悪いレベルになった。
意味不明だし、なにより怖い。
そして、今日の話。
帰宅し、憂鬱になりながらも郵便受けを開けてみる。
中からは手紙と一緒に、猫の首が入っていた。
しかも、その猫は私が可愛がってる野良猫だった。
ここまで来ると、もう異常だ。
明日、警察に相談しなくては。
今日は、戸締りをしっかりしよう。
>>720
正解です!
猫の頭部なんてサイズの物は、問題文のような投入口が狭い郵便受けには入れられませんね。
入れるとしたら取り出し口側=部屋の中から入れる必要があります。
それはつまり、ストーカーが既に部屋に侵入している、ということ。
「今日は戸締りして、明日警察に・・・」なんて悠長なこと言ってられませんね・・・。
〈ニート〉
俺はニートだ。
毎日、狭い部屋にいてごろごろしてる。
何もすることはないし、特に何も感じない。
こんな俺にも、健康的な食事が用意してもらえる。
あえて言うなら、食べることだけが楽しみ。
太ってはいるが、体は健康だ。
ある日。
知り合いの二人に連れられて、外出することになった。
二人の会話を聞くと、来週はビーフステーキになるそうだ。
>>723
正解です!
「来週はビーフステーキになるそうだ」とは、俺さんや知り合い二人の献立の話とかではありません。
牛である俺さんが、どこに出荷されて、来週の今頃はどんな料理にされるかを言われただけでした。
〈呪いの動画〉
ImikowaTubeという動画サイトがある。
そこに「呪い」と入れて検索すると、
見たら13日後に必ず死ぬ動画が出てくる。
…俺も見てしまった。この動画を。
友達に教えられて、3日前に見てしまった。
その友達は、俺が動画を見た2日後に死んだ。
呪いで死ぬなんて絶対嫌だ。俺の人生を好きにさせてなるものか!
俺の人生は俺の手で断ち切ってやる。
呪いで○される事はない。
ふふふ…呪いめ、残念だったな………
そして…俺は首を吊った…
「自○なんかしなくてもよかったのに」
「呪いを信じて自○なんて、かわいそうに………」
「呪いで死ぬ予定の日に自宅を訪ねたら首を括ってて、まだ暖かかったって。」
「品行方正で優しい子だったのに…こんなに早く死ぬなんて…うっ…っく…」
>>726
え〜、わからない
質問ですが、品行方正で優しい子って前半の語り手の方と同一生 人物ですか?
>>726
後半で喋っていた連中が、嘘の呪いに託けて主人公も杀殳す計画だった?
でも勝手に自杀殳されちゃったから、残念がっている?
>>726
訪問者は何故呪いで死ぬとわかっていたのでしょうか?
それに主人公も何故わざわざ予定日に死んだのでしょう?
>>749
『自分の手で断ち切る』が本当に包丁などで首などを切るという意味だったが、訪問者に◯されて首吊りになった?

