勇気のかけらを拾い集めて〜1話〜

5 2022/02/05 11:46

ここ、聖明学園(せいめいがくえん)に通う中学2年生、白峰真冬です!聖明学園は県内トップの学力を誇る進学校で、人気があります。設備が充実していることや、制服がかわいいとかかっこいいとか、そんな理由で人気を集めています。そして!今日は、私と仲がいい4人を紹介します!

「は~い!真冬ととても仲がいいです!水無瀬紗羽です!みなせとかさわって呼ばれてます!よろしくね〜」

「はい!レムです!レムりんって呼ばれてます!」

「えーっと、霧宮愛都です。愛とか愛ちゃんって呼ばれてます。」

「鈴音穂乃果でーす!ほのちゃんって呼ばれてます!!よろしくね!」

せ〜の!

仲良し5人組!私たちは、中学1年生の頃、みんなクラスが同じで、仲良くなったんだよね〜。中2になって、クラスが私とほのちゃんは2組、後の3人は1組になちゃって、割れちゃったんだ。それは、めっちゃ悲しかったけど、今でも、仲がいいんだよね!

キーンコーンカーンコーン

あ!授業始まるー!

じゃあねー!

バイバイ!

〜〜〜〜〜〜〜〜

「はいでは、数学の授業を始めます、では、教科書36ページを開いて」

数学の水傘先生は、厳しめの先生で、みんなからは嫌われてるっちゃ嫌われてる一面もある。でも、私は先生のことを嫌ってないし、まず、数学は得意だから、別に何も思わない。

「ここの基本問題を、じゃあ、白峰さん」

「はい!えっと、x=8です」

「はい、正解」

「じゃあ、次の問題を如月くん」

「x=4です」

「はい、正解ね」

今、答えたのは如月凪くん。学校内のイケメングループの1人なんだ。イケメングループっていうのは、まぁ名前の通り、イケメンが集まったグループ。確か、久遠くんと、哀川くん、五十嵐くんと、壟神くんと、如月くんで構成されているんだよね。

キーンコーンカーンコーン

そんなことを考えていたら1限目が終わってしまった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして、お昼ご飯の時間。お昼は私たちはいっつも屋上で食べているんだ。青空を見ながらみんなで食べるとよりご飯が美味しく感じる気がするんだよね

「ん!レムりんの卵焼き美味しそう!」

「wwwほのちゃん、一個食べる?」

「食べる!!」

そんな光景を見てみんなは笑ってしまうwそんな風に楽しく賑やかな普通のお昼を過ごしていた私たち。

ガチャ

「あれ?誰か来た?」

急に屋上のドアが開き、人が入ってくる。

「……………。」

その人たちを見て私たちはフリーズしてしまった。

「あれ?先客がいた感じ?」

「ねー。そう見たい」

「あ、同じクラスの。」

「いつも一緒だよねー」

「わかるわ」

そう、言ったのは、、。

「えー!!!イケメングループ!」

私たちは声をそろえて言った。

「仲良し組が俺らのこと知ってるなんてなw」

そう向こうも声をそろえて言った。

「え、ええ、え、え、え、、」

ほのちゃんはとにかく混乱しているし、

「もぐもぐ」

え、愛ちゃんは普通にご飯食べてるし、、

「ん、、、。え?」

なんか、さわわよくわかんないし、、

「ほのちゃん、落ち着いて、、」

レムりんはほのちゃんを落ち着かせてるけど、自分が落ち着いてないね、、。

「えっと、何か?」

取り合えず冷静になろうと思った私は、イケメングループにそう声をかけた。

「いや〜、お弁当食べようかな〜って思ってたんだけどね」

そう、五十嵐くんが言う。

「そそ」

五十嵐くんに同意したのは久遠くん。

「えっと、みんな?私たち、邪魔っぽい、、」

そう私はみんなに声をかけた。

「あ!全然邪魔なんかじゃないよ!」

そう如月くんが言ってくれる。

「え、あ、」

「じゃあ、みんな?仲良し組と一緒にお弁当食べよっか!」

「んー!いいね!」

「あーね」

「名案だわ」

「それ」

「え、ええええええ!」

私たち、イケメングループと一緒にお弁当食べることになりました。

そして、何事もなかったようにお弁当を食べ終わり、私たちは屋上を出ようとした。

「ね!白峰さんたち?」

「はい?何ですか?」

「いっつもここで食べてるの?」

「まあ、そうですけど。」

「あーおっけい」

「??」

私たちは何も理解できずに屋上を出ようとした(2回目)

「じゃあ、明日も一緒に食べようね」

「ん??」

如月くんの何気ない一言に私たちは目を見開いた。

そして逃げるように屋上から出ていった。

そんなことがあったのだから、午後の授業はあまり集中できなかったと言うまでもない。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

放課後。いつもは5人で帰るけど、それぞれ、部活や用事があって、今日は一緒に帰れなかった。そのため、私は1人で帰ることにした。

「ねね、一緒に帰らない?」

「え?」

そう声をかけてきたのは哀川くん。

「あ、もしかしてなんかあった?」

「い、いえ。」

「じゃあ行こー!」

そう言って、私に手をつかんで走り出す哀川くん。そのまま、校門を通り抜けた。

「は、は、早いって、、」

「あ、ごめんね」

「大丈夫ですけど、、」

「ならよかった!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「えっと、何で一緒に帰ろうって言ったんですか?」

率直な疑問だった。

「ん?帰る人がいないから、あと、お昼一緒に食べたじゃん!」

「あー。」

そう言うことかと思った。

「でも、他にも人がいたんじゃないですか?」

「白峰さんを誘ったのは何となくって感じかな」

「な、なんとなく、、」

「あ!僕こっちだから!」

「あ、はい、えっと、」

「バイバーい!」

「👋」

取り合えず手は振り返したけど、、。

てか!なんとなくって何!?イケメングループは、ちょこちょこ分からないところがあるなと思ってしまった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜1話完。

はい!ひまちゃん。です!2話は明日ぐらいに投稿するかな〜って思います!感想受け付けてます!あ、長さはこれくらいでいいのかな?もうちょっと長いほうがいいとか、あったら言ってください!では!また会う日まで〜

ひまちゃん。

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1: 映凪 @rapisu 2022/02/05 11:51:38 通報 非表示

面白い!先が楽しみ!私も小説書いてみる!


>>1
ありがとう!!書いてみると楽しい!


5: 映凪 @rapisu 2022/02/05 12:26:58 通報 非表示

>>3
ね!


>>5
うん!!


屋上で昼ご飯憧れる✨

むっちゃイイ👍


>>2
ありがとうございます!!これからも投稿するので、是非見てください!


>>4
はーい

絶対見ます!!


>>7
はい!!


9: 月野 モカ @m14 2022/02/05 18:15:57 通報 非表示

なんかめっちゃリアルの私に似てる(?)


>>9
え、マジ?w


10: 藍風桃乃 @m192022/02/05 18:17:58 通報 非表示

性格どうりボクめっちゃ自由人だ(?)


>>10
ねw学校1のイケメングループがいるのにご飯食べてるって言うw


13: 藍風桃乃 @m192022/02/06 10:39:29 通報 非表示

>>12
興味なかったのかな.w


>>13
あ、本来は興味ある感じ?


23: 藍風桃乃 @m192022/02/06 13:19:26 通報 非表示

>>14
ない

普通にその場から立ち去るor無視

だもん


30: 藍風桃乃 @m19 2022/02/06 22:09:59 通報 非表示

>>25
うん


>>30
うんうん


面白い!


>>15
ありがとう!


>>16
いえいえ😄


>>18
(๑>◡<๑)


>>19
(*´∇`*)


>>20
カワイイ((o(^∇^)o))


>>21
ありがとう!!(*^◯^*)


>>22
いえいえ😄


>>24
(*´∇`*)


>>26
((o(^∇^)o))


>>27
ごめんね。落ちます


>>28
おk!


32: 32コメさん 2022/02/22 17:30:27 通報 非表示

面白かった。頑張って


>>32
ありがと!


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