オリジナル小説第15話ステップ バイ ステップ③
このトピを開いてくれてありがとうございます!
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まだ読んでない人はこれを読んだ方がわかりやすくなります٩( 'ω' )و
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「ごめん、ちょっと話してた」
「何話てたの?」
「ちょっとした世間話だよ」
俺の事にイスズは巻き込みたくない。
「それじゃあ、レベ上げしに行くか」
イスズに言い頷いてくれたので前線組のプレイヤー達に手を振り歩き始める。
森林の中はちょうど良いぐらいの暑さで半袖でも長袖でも過ごしやすそうだ。
「なんで転移門前にポップするクワガタじゃダメなの?」
「さっき前線組あ転移門前に居ただろ?多分交代しながら一定のレベルまで上げているんだろう、それの邪魔をするのはMMORPGではマナー違反なんだよ」
これが1番の理由だろうが他には俺とイスズのレベルが上がっても攻略ペースがあまり上がらないが、前線組の平均レベルが上がって武器スキルや武器ランクも上位のものを使えるようになると攻略ペースが確実に上がる。
「じゃあ、あのクワガタ以外のモンスター狩るの?」
「まっ、まぁそういう事になるかな」
とりあえずどのモンスターでレベ上げするか考える。
今のところはこのゲームが開始する前の迷宮塔の階数ごとにポップするモンスターが全く同じなので覚えている限りはどれでレベ上げするか考える事が出来る。
確か4階のポップするモンスターは
・ウィンドア スライム
・ストロング ジョー インセクト
・アノイング コボルト
などだ、他にもいるがとりあえず『狩りやすい』または『経験値が多い』モンスターの名前を頭に思い浮かべる。
1つ目のウィンドア スライムはHPが少なくて狩りやすいのだが、イスズのように体にスライムを浴びると何ももらえないのでダメだ。
2つ目のストロング ジョー インセクトことクソ硬クワガタはこの中で個体にもよるがトップの経験値量を誇るが、背中が硬すぎて下から上に斬りあげるソードスキルを使ってひっくり返して柔らかい腹を攻撃しないとダメージが通らないので、レベ上げ効率が悪いのであまり良くない。
3つ目のアノイング コボルトはこの中でも1番ダメージが通りやすく経験値もそこそこあるのものの一番気をつけなければいけないモンスターだ。
初めて登場する人型に近いモンスターでこのモンスターのスキル《ディストラクション》でプレイヤーが持っている武器の弱点を狙って耐久値を減らし、武器破壊を狙ってくる。
それさえ気をつけていれば大丈夫なモンスターだ。
「じゃあ、アノイング コボルトっていうモンスターでいい?」
「うん。じゃあそのアなんたらン コボルトでいいよ」
「アなんたらンじゃなくてア・ノ・イ・ン・グだよ」
「あぁそれよそれ、確か『苛立つ』とかの意味だった気がする」
「そうそう。じゃあコボルト湧く場所探すか!」
ザクザクと気持ちの良い土の上を歩く音が聞こえる。
これは俺の勝手な考えではあるのだが、もしかしたらこの森林は現実世界にもあるのではないだろうか。
たしか小学生と時、まだ妹と仲が良かった頃両親が有給をとってくれて山にキャンプに行ったのだ、その時の森に似ている気がする。
中には入った事がないので完全に外から見ただけなのでなんとも言えないのだが。
かれこれ数十分歩いているもののモンスター、トレジャーボックスの一体一個にも出会さない、これおかしすぎる。
「あれぇ、おかしいな・・・」
「どうしたの?」
「モンスターわかないなと思って」
「たしかにしそうね・・・」
「あっあの・・・」
「ん?どうした?」
「・・・///」
「あっあの・・・おんぶしてほしいな・・・なんて・・・」
「ゑ!?」
「足疲れたから・・・ね?///」
(まっまあいいか?いいのか?いつもの童貞の俺に戻れ!)
「まぁ少しだけなら良いよ、ホラッ乗れ」
本当にいいのだろうか、彼はいいと言っているが男性におんぶしてもらうのは兄と父以外には誰もいない。
何故このようなことを言ったのだろう・・・
「じゃあ失礼します・・・」
「ん、しょっと!何か見えるか?」
「んーとね村っぽいのが見える」
「え、村!?」
(続く)
〈後書き〉
今回も読んでいただきありがとうございました!
なかなか進展しないですねw(正直やばいと思っている・・・(´・ω・`))
最近は通学中に書いています。家での時間が劇的に少なくなってきているので。
なので家で書いているより書くペースが遅くなってしまうのは許してください
いつも読んでくれている人すいません・・・(´;ω;`)
いつかこの小説にもキャラボイスがつけばいいなんてくだらないこと考えてたりしてますw
フリクションでノートに書いているのですが書き心地いですな〜
この後書きを楽しみにしている読者はいるのだろうかw
これ以上新しい話題を出すと終わらなくなるのでここら辺で!
次回も読んでください!良かったら「いいね」お願いします!